雪舞散/亂聲……小説。18


以下、一部に暴力的な描写を含みます。

ご了承の上お読み進めください。




雪舞散/亂聲



哥もの迦多利

亂聲

あのひと、おまえに一度でも謂った?

「そんな過去さえどこにもないみたいに」

愛してるって。

「きれいに、もう」

こと葉にだして。

「さっぱりと」

お前に。——いや。

と。もはや糾弾するかにきこえた口調に壬生はこたるしかない。「一度も。」

「でしょ。なにか、かんちがしてるんだよ」

「だれが?」

「みんな。あいつの自殺未遂はお前のせいじゃないんだよ。たぶん、」

「なんで?…なんでそう思うの。じゃ、誰の?」

「だれもしらないどこかのだれかの」

「あなたの?」独り語散るように思わず壬生髙明がそう口走った時に、くちをとざしたいっしゅんのあとでみぶまさ彦はなゝめに視線をながしながら、やゝあってたか明をはじめてそこに見留めたかのようなまなざしのうちに見て、そして、ついには聲をたてゝわらった。「なにそれ?」

「あなたが夜な夜なおしたおしてたからじゃないの?」…ちがう?

どんなときでも、と。壬生正彦は思う。この少年、ないしかつて少年だった、いまやそのあやういこれみよがしなおさなさを急激にうしないつゝあるいき物はいついかなるとき、いかなること葉、かりにそれが憎惡にまみれた最期の呪詛のこと葉であったとしてつねにやさしくみゝにふきかけられたような声でささやくにちがいないと思った。いま、かれの耳にここちもよく蠱惑的にさえもきゝとられてゐたように。

「でしょ?」

壬生髙明はつぶやき、そして微笑みなおした。

「なんで、そんなふうに思うの?」

「だって、じじつじゃない?」

「だれがいったの?」

「悠きさん。」

「あいつ…」

「違う?」壬生正彦は不意にまばたきもしなかった眼差しをそっと一度とじると、とはいえただ一瞬だけだったにすぎない。ふたたびひらいまなざしには潤みがあざやかにも感じられた。ふいのみずみずしさに、淚にはまだいたらないそのうるおいがかすかに目をじゅうけつさせはじめて、はっきりとしないその目の見せた心のかたちにもいっぱいに反射したまどごしの光の——乃至はものゝかげの白いきらめきがまるでなにかの眼病を患っているかのような氣配をあたえておもいあぐねたままの黒目はゆらぎもしなかった。壬生たか明はかれが自分をみつめつづけていることをだけは認識していた。なにを考えているのかはわからなかった。じっと髙あけをみつめていたまなざしがいちどだけ瞬いた瞬間に涙が頬をながれおち壬生まさ彦の双渺はようやくにしてはっきりと淚する色に染まった。

泣いているとは言えなかった。ただ淚を流して居るじゝつだけがあって、壬ぶ正彦はじ分の感情をどこかにさがした。心のはんぶんだけがあわててゐた。鼻のおくと兩目の間に血の味ににた熱のおぼろげでしつような脈打ちが鮮明にもあった。その鼓動のなまなましさははだをそわせた他人のそれのようにも餘にも近くあくまでも容赦もないへだたりの向こうにあった。ややって、壬生正彦は云った。

「慥かに」

「でしょ?」

「そうだよ。あいつが愛したのは俺だよ。俺が愛したのもあいつ。」ふいに聲を立てゝみぶ髙あきが笑った。その場違いさを正彦は一瞬いぶかりもしてすぐさま動揺した少年のこころをあわれんだ。

「嘘だよ」みぶたかあきはさゝやく。「嘘。ひっかかっちゃったね。ゆうきさん、そんな、あなたとの叓なんか俺になんにも言ってない」

「じゃ、…」

「おれがいまいったでたらめ。でまかせの、…なんか、そんなかんじだったりするかなって。むしろ莫迦。なんか、間がぬけてる。馬鹿っぽい。すっごい簡たんにひっかっちゃうんだね。」

そのいつかふたゝび耳にしたしみはじめたせつないほどにもこゝろをなぜあげるようなやさしいこゑのきこえてゐたあいだにみぶまさ彦はあえてなにも言わない儘に、彼は少年の聲がひびくのにまかせた。

みぶはその聲を聞いていた。

壬生たか明は叔父が辨解もいひ譯もなにもいはない事實にやがてはいぶかしみ、…ね。と。

「なにもない?」さゝやく。

そっと、

「なに?」

みみうちするようにも

「いいたいこと」…あの、と。「さ。」

ほゝえみながらも。

あのね——まさ彦はいいかけて、「というかさ。なんでそんなふうにおもったの?」

「だってさ」

「變じゃない?見たの?みたんだったら、もうすでにしってるってことじゃない?しらなかったんでしょ?だったらなぜ?」壬ぶ正彦は髙明がふいに笑い聲をたてるを聞いた。

まなざしのなかにただ、ひたすらにうつくしい少年が匂って居た。獸じみたそのたいしゅうをまきちらして、「わかるよ。」

「なんで?」

「だって、まさ彦さんの話、まるで俺なんかそんざいしてなかったみたいな。まったく。かけらも。でも、たぶんあなたにとってはそう。悠きさんにとってはともなく、あなたにとってはあなたとあのひとのあいだの物語りしか存在しなかったんでしょ。たぶん。さいしょから。そんな風景をあなたが見てる、というか、みてゐるしかないっていうことは、つまり、そういうことだよ。」

「純粋だったよ。」まさひこはつぶやいた。

まなざしにはいかなる歎きも悔恨もさらしもせずにたゝ「俺たち、」ひびく聲を壬ぶ髙あきは「…ね?」聞いた。「だれが何と云おうが。」

夢に

「同意なんかなかったんじゃない?」

魂の通う岸に

「同意?」

よる波よるさへも

「悠貴さんはどうだったの?」

ゆめのかよひ路

「うたがってるの?」

ひとめよくらん

「じゃなくて、単純にそうとしか想えない」

さゝなみをきく

「想いあがってるんだよ。」いつか正彦は自分の聲に髙明への軽蔑じみた気配のただようのを感じた。「自分が、——なに?きれいな顔してることに。だれよりも、だれも見蕩れるくらいに、だれよりも、…だから誰でも彼でも自分を中心にまわってるとしか思ってない」

「そうでもないよ。たとえ」

「いつでもだれでも」

「それが事実だったとしてもそうでもない。だって」

「いつも女も男も自分に惚れちまうもんだと、…ね?」

「関係ないから。」

「そうおもってるでしょ?」息をついて、「事實、そうだった。お前、」不意に壬生正彦は一度だけちいさく「違うか?」喉をならした。「どうしたの?」

「知ってる?」

「なに?」

「同意するとか、承諾するとか、誓うとか契るとかそんな、そういうこと葉にならない深いふれあいみたいなものがあるんだよ」吹き出して笑ったみぶたか明がそのままわらいころげるのを壬生は赦した。「皮膚感覺レベルで。お前にはわからないことだって、」

「だってそれ、」

「なに?」

「あまたのおかしな強姦魔がまっさきに云い出しそう。」

壬生髙明はすでに「ぼくらのこゝろはふれあったんですって。」まさ彦さえも邪氣も無く笑っているのを見ていたが、まなざしの端の窓越しの樹木の葉のつくったかげりに木漏れ日の白い散乱がまきちるのにきづく。「いつから?」

したたりおちた陽の光の

「おれたち?」

白濁。あくまで

「あなたたち」

斷片でしかないそれら

「おまえのうまれるまえ…」と、集積。「存在の」光の。壬生は「かけらさえ無い比、いつからっていうか。…いつだろ?ものごころついたときにはもう、あたりまえだけど、あいつ、おれのとなりにいたからね。ずっと雙子じゃない?だから。すくなくとも俺はこゝろとこゝろが、…なんだろ?ほとんど素粒子レベルでかさなりあうときがあるのを知ってたよ。」

「ロマンティックだね、なんか…」

「あやういくらいすれすれに」

「変な藥でも喰ってる?」

「こころがふれあうの。」

「莫迦すぎてやばい。」

「わかる?距離感ゼロでふれあう感じ。はじめてあいつに手を出したのは十二歳の時だよ。はやすぎるかもしれない。けど、なんか、——あいつ、かわいいじゃない?だから、…」

「好きになった?」

「いや。もうすでに。生まれた時から愛してたよ。たぶん。本等に。あぶないとおもったんだよ」

「自分の正気が?」

「あいつにむらがる男たち。しょうもない餓鬼どもなんだけど、おれも所詮おなじ餓鬼じゃん。ってことはやっぱい俺と同じ獸じみたおとなの男にみえるわけ。俺には、ね。だから、あせった。」

「ほかのやつにとられちゃうって?」

「よごされる。あいつが。それが。おれはあやういとおもった。不幸にされる。どうせ、壞される。証明しとかなきゃいけない。誰に、…あいつに、…って。そういうわけじゃなく。自分にってわけでもなく。なんだろう?とにかく、証明して、なんだろう?なにが事實かっていうことをはっきりと」

「いやがらなかった?」

「おびえてた。多分ね。おれだってこわかったもん。あいつに拒絶されるかもしれない可能性とか、はじめてだとか、いくらなでもはやすぎないかとか、そういうこゝろのもんだいじゃなくて、もう、ひきかえせなくこと。その現實。証明したいのに、証明するのがこわかった」

「あの人、たんにあんたの発情しためつきに怯えたんじゃない?」

「せつないんだよ。たゝたゝひたすらに。それこそ犬かなんかみたいにケツふってるだけだろ?愛だの心だのなんだの謂って。あくまで動物みたくね、お尻をぐちゃぐちゃと。あいつの部屋のベッドの上で。明け方。おわったときカーテンのきれたさきから朝日がさしてた。覺えてる。はっきり。あざやかに、あんなにきれいな部屋なのに、ひかりがさすと反射して、いっぱいまいちった塵がゆらゆらゆらゆらうごめくの。判る?…せつなかった。あいつと、あんなことしながら。息きらせながら。せつなくてもう壞れそうだと思った。」

「そのままこわれゝばよかったのに。」

「それからずっと。あいつは抵抗なんかしたことない。いちども。泣きそうな顏だけしてる。いつも。せつないんだよ。わかるんだよ。おれ。悲しいんだよ。たゝ。切實すぎるくらいに純粋だと、思いがたゝ純粋に、なんにも雜じりけも無くて澄み切ってると、もう、たゝ、」——あ、と。

不意に壬生髙明は思いだしたようにまさ彦を見直して、一瞬の沈黙を曝し、ややあって、そして云った。「おれ、ひょっとしてあなたのこどもだったりする?」

「違うでしょ。」卽座に否定してほゝえんだまゝの正彦に壬生たか明はむしろ憤りさえも感れば「なんで?どうしてそんな叓わかるの?やったんでしょ?事實として」

「できなかったもん。」壬生まさ彦は一度だけめをそらして、眼差しをひくくさ迷わせ、こともなげにふたたび見上げた時にはみぶ髙あきを素直にいつくしんだまなざしをくれた。「なんどしても。出來ちゃったらそれはそれだと思ってた。あいつも後悔なんてしなかったはずだったよ。いいチャンスじゃない?一緒ににげるのか。それとも二人で手でもつないで、それこそ嚴島神社に身をなげるか。あそこ、たしか女の神樣じゃなかったっけ?」

「水に入ってうかんでただけじゃん。入水なんて。あれ、」

「なにもこわいともおもわなかった。だから、最初からなにも…でも」

「死ぬ氣なんかなかったんじゃない?」

「たぶん。あいつには問題ないよ。顯らかに。よせばいいのにフィリピンなんか行って妊娠して帰ってきた。たぶん、あのときだろ?あいつなにもいわなかったけど。なんか、同行した引率のやつから電話かかってきたの。うちに。しらないでしょ?うまれる前だから。云わなかったでしょ。誰も。電話口でおびえながら言ったらしいよ。なんかお壤さん血まみれで、靑タンつくって返ってきたんですが、どうしましょうって」

壬生正彦は軽蔑に塗れた聲を立てて笑う。

「どうしましょって、な、お前らせんきにんとれよなって普通おもうよね。で、十か月後にお前がうまれた。父親がだれとか、あいつなにもいわない。親父になぐられても」

「なぐったの?」

「あの性格だぜ?裏切られたっておもったんじゃない?あげくのはてにはお前のこどもさえうんじゃった。」

「元氣なの?」

「どっちが?知りたい?」

「どっちかというと、どうっちでもいい。」——時間だ。と、不意に壬生まさひこはさゝやきかけた。「もう、行かないと。」

うそ

「仕事?」

花の雫がおちる間に

「いや、久しぶりに友達と逢うだけ…」

うそ

「ともだちなんてゐたんだ。」云って笑ったたかあきに壬生は、「死んだ。」云った。

「お前が家から逃げ出してから、すぐ。流産したよ。そりゃそうだろ。一晩中つめたい潮水に浮かんでたんだぜ。…死んじゃうって。」立ち上がりかけたまま壬生髙明はなにかを思いだしたように周囲にまき散らされていた音響のむれにきゝみゝを立てた。

騒音とさえいえないほどのしたしみあう人ゝのそれぞれに關わり合いの無いささやきの群れ。衣類の群れをなすこすれる、あるいは陶器のうつわがたてる群れを成す澄んだそれの。

散亂。

音の。

ちいさな、と。

BGM。それはいつかキース・ジャレットのケルンに代わっていて、壬生は趣味を疑う。

音の美しさに淫しているのか、自分のゆびさきに淫したのかわからないいずれにせよ陰慘な発情。ここにいる人ゝはすべて趣味のレベルで決定的なミスをしでかしている、とも壬生は、結果、こゝにいる自分をもふくめておれたちは、と、「人殺し?」

かたわらに、まえぶれもなく振り向いて云った髙あきをまさひこはみあげた。

今だにすわりこんだ儘にまさひこはさいごにコーヒーカップに口をつけ、さいごにのこった黒い香り立つ液体の砂糖だらけの殘骸をのみこもうとして「おれ、ひとごろしなのかな?」

髙明は独り言ちた。

「なんで?」

「こども、しんじゃったんでしょ。」——おれだよ。

いつか眼差しをふせたみぶまさひこはそのままにたゝ自分のくちびるのひびかせる聲をだけ聞いていた。「おれのせい。全部。…責任は負う。というか、もう負ってる。」

「なにを?」

「愛。」壬生髙明は自虐的なほほえみがまさひこの頬をゆがめるのみやった。「じかんさえ、あれから一秒もながれなかったくらいに、何にからもとりのこされて、ただせつない痛みだけかかえて、救われようも遁れようもなくて、たださいなむ痛みとせつなさにつきさされたままずっと、血さえながさずに立ち止まり続けてる」

まばたく。

「死んでるより切實に亡びてる。」

一瞬、まさ彦のまぶたがまばたきをさらした瞬間に壬生髙明は思いだす。あれ、…さ。と、「いならんっつけぇえふ。」

ふいに迷いなく云ったそのこと葉をききとれないで、まさひこは顔をあげた。自分にも、かれのただひとり愛し焦がれ赦した女ともうりふたつのうつくしいほゝえみがそこにあった。「イン、ア、ランドスケープ。…」

in a landscape

「ジョン・ケージの曲だよ」

「なに?」

「ほら」

「この曲?」

「まさか。きたときなってたでしょ。」髙明はじゃきもなく笑い聲を立てて、「…あれ。つぎはモーリス・ラヴェル、…ちがうか。あれ。ドビュッシー?たしか。ちがうかな。なんか、そんな感じだよ。つぎはこれ。やめたほうがいいよ。こんな店。頭がわるすぎる。店のやつ等、ジンジャーエールとビール炭酸入りのおしっこのくべつもつかない筈だよ。」

奧のカウンターのオーナーらしき男を顎でしゃくり、「大丈夫」髙明は云った。「おれ、かならずしもあなたを糾弾しない。」

——樂しかったよ。なんか

「別に…ね。むしろ」

——ほんと。久しぶりに逢えて。とりたてて

「グッド・ラック・マイ・フレンドな感じ。」

——なんてこともないけど。逢ったからって、

「ともだちなんかにはならないけどね。所詮うわっつらで。」

——でも、

「…ね。」正彦の耳にききなれたささやき声が軈て消え失せて、たゝ獨りだけ自分勝手に納得したかのように沈黙し、ほほえんで手を振った所在なげなたちさりぎわの壬生髙明をまさひこはむしろ不遜にもおもった。ひとりのこされてまさひこはすでに久しぶりにあう笠原朋彌との待ち合わせの時間をすぎていることには気づいていた。携帯電話はなんどもサイレント・モードのままに懷のうちにすでに震えていた。捨て置くともなく結果的には捨て置いて、壬生正彦は窓のそとをみればいつか雪が降り始めていた。あわゆきとでもいうべき、けっしてつもりはしないだろうもの。髙明はふりはじめた雪の中に出て行ったにちがいなかった。壬生正彦ははだにふれるにちがない冷気をおもうものの餓鬼哭きしわめきちらししらゆきにそえてつもるつきぬおもいは

たゝ救わるべくもなくて。

そのきさらぎに雪はふったのだから三月の春の蝶はふる雪をみた。なぜかはしらない。髙層階のベランダになど舞うはずもないしろい翅のはしに黒い線をはしらせた蝶がやわらかなつばさをうったのは風にふきあげられてでもしたのかあるいはだれかの背にでもとまったままに上空にまでまよいこんでしまったのか。ユイシュエンはおとこの血にまみれたむねに身をあずけながらもたげた首にふいに夢をみている氣配にさえつゝまれてをともなくまうてふ蝶のふれる雪おちるひかりはあけがたの月

雲のきれめに半分だけ見えたまるい月の玉のみはるかした先にはひくくのぼった日のたまがあったにちがいない。空。くもの上では眞正面に。たとえここからはいかにしてもみいだせはしなかったところでそこではなにもかくされようもなく月と日はいわばたゝ互いに




雪舞散



すはだをさらすしかない。死に掛けの荒い息を吐く壬生の喉の奥にめざめたままの壬生の意識の中には音響はいっさいなくたゝつらぬきとおされた静寂の中で男は海に雪の降るのを見ていた。もはやゆめかうつつかのくべつさえもつきはしないもののそれが見ひ出されたゆめのひとつにすぎないことはじかくして四方をうめつくすのは海。

なみ立ちたった波のたてたあわをすぐさま消し去って脈打つうみのすがたをさらさない雲の向こうの月にてらされたこまやかなひかりの散乱がそれ。

海。

雪が降って居た。降りやみなどしないだろうと鮮明な意識の内に壬生はつぶやくものゝかなしともむなしとも又あはれとも四方雪舞散海いま何をかいはん

二年一月或は師走乃すゑ

seno - le ma








Lê Ma 小説、批評、音楽、アート

ベトナム在住の覆面アマチュア作家《Lê Ma》による小説と批評、 音楽およびアートに関するエッセイ、そして、時に哲学的考察。… 好きな人たちは、ブライアン・ファーニホウ、モートン・フェルドマン、 J-L ゴダール、《裁かるるジャンヌ》、ジョン・ケージ、 ドゥルーズ、フーコー、ヤニス・クセナキスなど。 Web小説のサイトです。 純文学系・恋愛小説・実験的小説・詩、または詩と小説の融合…

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