ジュリアン・O、浸蝕。そして青の浸蝕 ...for Julian Onderdonk /b;...for oedipus rex #091



以下、一部に暴力的あるいは露骨な描写を含みます。ご了承の上、お読みすすめください。



(承前)

   留保なき、ただ ;canon à 4

   無防備な視野に

   わたしは

   すでに


   取り残されているような気が

    留保なき、ただ

   錯覚?だから

    視野に、無防備な

   目をおおうばかりの

    と、おもわず

   錯視の感覚。ほら


   傷みを感じる、そんな

    と、失笑を

     らっ

   須臾など

    なにを、いま

     ららっ

   あり得ないのだか

    軽蔑し得る

     らっ

   ら


   ら

      ほら

    なにが?

     留保なき、ただ

   ら

      ほら

    どこに、

     無防備な視野に

   ら

      ほら。…あっ

    なぜ?あっ。執拗に

     ひかりをあつめた

   ら。いまや


   くちびるは内部に

      そう、

    あざやかに

     わたしは、だから

   湿度を。すでに

      留保なき、ただ

    わたしは、…ね?あなたは?

     留保なき手のひら

   乾かして仕舞い、…あ

      んっ。無防備な視野に

    舌を、咬みかけ

     の、おっ

   渇きをさえ


   もう、


   容赦なき、ただ

      錯覚?だから

    渇き…いっ。を、さえ

     微温

   あけすけな視野に

      失語している

    そう、わたしは…きみは?

     かすかな、やがて

   わたしは

      ええ、途方もない錯視たち。ほら

    渇く。…あっ

     驚愕

   すでに


   さらされて仕舞っているような気が

      顔面蒼白?なのだか

    容赦なき、らっ。ただ

     風景は、…ええ。いきいきと?この

   違和?だから

      ら

    あけすけな視野に

     だけ、わたしにだけのわたしたちにだけにそう赦さ、…え?風景が

   目をおおうばかりの

      ら

    と、予想外の

     加速している。ほら

   理不尽の感覚。らっ。ほ


   不快を感じる、らっ。そんな

    失笑を

   須臾など

    なにを、いま

   あり得ないのだか

    侮蔑し得る

   ら


   ら

    なにが?

     容赦なき、ただ

   ら

    どこに、

     あけすけな視野に

   ら

    なぜ?明快に

     ひかりをなすった

   ら。いまや


   粘膜は、表皮に

      そう、

    つややかに

     わたしは、だから

   うるおいを。すでに

      容赦なき、ただ

    わたしは、…ねぇ!あなたは?

     容赦なき手のひら

   うばわれて仕舞い、…あ

      あけすけな視野に

    歯が、あっ。うずきかけ

     の、おっ

   渇きをさえ


   もう、


   妥協なき、ただ

      違和?だから

    渇き…いっ。を、さえ

     微震

   切実な視野に

      失神している

    そう、わたしは…きみは?

     かすかな、やがて

   わたしは

      理不尽たち。ほら

    渇く。…あっ

     切迫

   すでに


   吊るされつづけているような気が

      血流凝固?なのだか

    妥協なき、ただ

     風景は、…しかもややなまなましく?この

   裸で。だか

      ら

    切実な、らっ。視野に

     だけ、わたしにだけのわたしたちにだけにそう赦さ、…え?風景が

   目をおおうばかりの

      ら

    と、まえぶれのない

     発熱している

   無慚の感覚。ほら


   訴えをきざす、そんな

      ほら

    失笑を

     らっ

   須臾など

      らっ

    なにを、いま

     ほら

   あり得ないのだか

      ら。ら、

    ののしられ得る

     ん?

   ら


   ら

    なにが?

     妥協なき、ただ

   ら

    どこに、

     切実な視野に

   ら

    なぜ?せつないばかりに

     ひかりをつぶした

   ら。いまや


   細胞は、深部に

      そう、

    すみやかに

     わたしは、だか。か、…ら

   息吹きを。すでに

      妥協なき、ただ

    わたしは、…あなっ。ええ、あなたは?

     妥協なき手のひら

   うしなって仕舞い、…あ

      切実な視野に

    血が、味わわれかけ

     の、おっ

   渇きをさえ


   もう、


   断罪を? ;contrapunctus à 3

    切断してくだ

     そう、これら

   なぜ?いかなる

    さいっ。な、これら

     ふさわしい温度の

   権利で?

    ささやきの無限を

     破綻。ん?

   ほら


   微動。ゆびさきは

    あ、

   冷えきっているが


   糾弾を?

    破棄してくだ

     そう、これら

   なぜ?いかなる

    さいっ。な、これら

     やさしい角度の

   資格で?

    ささやきの加虐を

     消滅。…うっ

   ほら


   微臭。ここにゆびさきは

    あ、

   伸びきっているが


   だから、…あ。わたしも ;antiphona

    なにもないのだ

     あ、

   ほほ笑みの

    この

   赤裸々な準備を

    人間と謂う存在。肉体の

   する。るっ、この


   顔貌的限界

    わたしに、この

   やさしさと言えば

    する。るっ、この

   ほほ笑み以外に

    あどけないわたしに

   なにが?これら


   ええ。俊敏に

    破綻した、え?存在

   なにも、四肢が

    なにも、おっ

   うごきださないうちに

    なにもないの

   だから、…だっ。わたしも


   この

    ほほ笑みの

   われわれと謂う生態の

    慎重な、ええ。施行を

   身体表現上の限界

    する。るっ、この

   容認と言えば


   わたしに、この

    ほほ笑む以外に

   する。るっ、この

    なにが?これら

   あざといわたしに

    欠損した生態

   ええ。過剰に


   なにも、おっ

    なにも、体内が

   もう、見ないで済むために

    変質しようとしはじめないうちに

     み、な

   目を?あるいは

      なんという!この

    だから、わたしも

     ほほ。…えっ

   抉って仕舞え、と?


   ほほ笑みながら ;canon à 4

   あえて、わたしは

   きみの、ん。だれの?

   ための、あっ。…ほら


   微笑を。び、

    あえて、わたしは

   いっ。ええ

    ほほ笑みながら

   微笑。おっ

    嘲笑しておく

   そう、


   うかべさえしていながらにして


   きみはだれですか?

    現実。これら

     あえて、わたしは

   わたしはきみです

    切実な、しかも

     ほほ笑みながら

   いったい、なんの

    荒唐無稽

     擬態する。だから

   意味が、あ。なんの


   あるというのだろう?

      ほほ笑みなが

    きみはだれですか?

     擬態とは、ええ。言いすぎでしょう

   ここに、らっ。これら

      ら。そう

    わたしはきみを

     が。微笑を

   わらうしかない

      消えて!…きっ

    吊るしあげておく

     び、いっ。ええ

   明度をさらして


   この、沈痛な

    ん?

     微笑。おっ、そう

   ええ、


   ほほ笑みながら

    ここに、これら。ほら

   あえて、わたしは

    わらうしかない

   きみの、ねぇ。だれの?

    残骸

   ための、あっ。ほら


   微笑を。び、

      ららららら

    あえて、わたしは

     きみはだれですか?

   いっ。ええ

      これら、さわやかな

    ほほ笑みながら

     わたしはきみ。この赤裸々に

   微笑。おっ

      体臭。わたしの

    悲嘆しておく

     きみを裏切る

   そう、


   うかべさえしていながらにして


   だれですか?きみは

      だれ?

    現実。これら

     あえて、わたしは

   わたしはきみです

      綺羅めき、いっ。きみは

    苛烈な、しかも

     ほほ笑みながら

   いったい、なんの

      わたしに

    荒唐無稽

     仮構する。だから

   意味が、あ。なんの


   あるというのだろう?

      ほほ笑みなが

    きみはだ。だ。…すか?

     仮構とは、ええ。言いすぎでしょう

   ここに、がっ。これら

      ら。そう

    わたしはきみを

     が。微笑を

   見過ごすしかない

      腐って

    虐待しておく

     び、いっ。ええ

   滑稽をさらして


   この、陰鬱な

    ん?

     微笑。おっ、そう

   ええ、


   ほほ笑みながら

    ここに、これら。ほら

   あえて、わたしは

    見過ごすしかない

   きみの、そう。だれの?

    瓦礫

   ための、ええ。ほら


   微笑を。び、

      ららっ。らら

    あえて、わたしは

     きみはだれですか?

   いっ。ええ

      これら、すがすがしい

    ほほ笑みながら

     わたしはきみ。この明白に

   微笑。おっ

      体臭。わたしの

    絶望しておく

     屠殺するんっ。きみを

   そう、


   うかべさえしていながらにして


   きみはだれですか?

      だっ。…ええ、だれ?

    現実。これら

     あえて、わたしは

   わたしはきみです

      きみは、きわどく

    無防備な、しかも

     ほほ笑みながら

   いったい、なんの

      わたしに

    荒唐無稽

     構築する。だから

   意味が、あ。なんの


   あるというのだろう?

      ほほ笑みなが

    きみは、ら。だれですか?

     構築とは、ええ。言いすぎでしょう

   ここに、が。が。これら

      ら。そう

    わたしはきみを

     が。微笑を

   取るに足りない

      失せて、うっ

    粛清しておく

     び、いっ。ええ

   鮮度をさらして


   この、なまぬるい

    ん?

     微笑。おお!そう

   ええ、


   ほほ笑みながら

    ここに、これら。ほら

   あえて、わたしは

    取るに足りない

   きみの、だれの?

    廃墟

   ための、ほら


   微笑を。び、

      らららららっ

    あえて、わたしは

     だれで…きみは。すか?

   いっ。ええ

      これら、すこやかな

    ほほ笑みながら

     わたしはきみ。この正確無比に

   微笑。おっ

      体臭。わたしの

    激怒しておく

     きみを廃棄する

   そう、


   うかべさえしていながらにして


   きみはだれですか?

      だれ?

    現実。これら

     あえて、わたしは

   わたしはきみです

      短絡的に、きみは。そう。やや

    鮮烈な、きっ。しかも

     ほほ笑みながら

   いったい、なんの

      わたしに

    荒唐無稽

     偽造する。だから

   意味が、あ。なんの


   あるというのだろう?

      ほほ笑みなが

    きみはだれですか?

     偽造とは、ええ。言いすぎでしょう

   ここに、これら

      ら。そう

    わたしはきみを

     が。微笑を

   錯誤にすぎな

      いいえ!滅びて

    火葬しておく

     び、いっ。ええ

   確定をさらして


   この、無邪気な

    ん?

     微笑。おっ、そう

   ええ、


   顔。そう、そう、そう! ;contrapunctus à 4

      見て。すでに

    あ。あっ

     そう

   それは、顔。これが

      腐敗しきって原型さえのこ

    顔。そう

     あ。あっ

   新鮮な、顔。わたしの

      あ。あっ

    それは、顔。これが

     顔。ええ

   猶も。わたしを


   ついに無垢に

      顔。いっ、…そう

    新鮮にぃっ。信じられるか

     い?それは、顔?これが

   残したままに


   できなっ…もう ;antiphona

      なんという

    奇妙だった

     顔

   あなたは

      なんっ

    そう思えた

     おっ

   顔。その

    たしかにそれは

     顔?

   あきらかな顔は


   戦慄すべき

    ふれることさえ

   驚愕すべき

    できなっ…もう

   あるいは

    あまりに強靭

   気絶しかけさえして仕舞うべき


   狂人?ええ

    が、しかし

   かつすでに完璧に

    あくまでわたしは

   われらは、ええ。狂気を

    いっさいの感情を

   滅ぼされていた


   なくしたままで

    顔。その

   とは、謂えない

    できなっ…もう

   みずみずしさを

    顔。その

   気絶しか…卒倒!け、て。仕舞うべき


   接近しようこころみことさ

    保持したままで

   え?

    枯渇させた

   できなっ…もう

    とは、謂えな

   あまりにも、いっ。苛烈


   なまなましさを

    可憐?そう

   維持したままで

    かつすでに生成された須臾には

   しかも、かならずしも

    われわれは永遠に無垢で可憐な

   ことばをなくした、と


   瓦解。して、あるしかなかっ

    そんな感覚もいっさいもなく

   できなっ…もう

    感情は、あまりにも

   顔。その

    ゆたかに

   できなっ…もう


   鮮烈に

    あなたは

   顫動をさらし、が

    顔。その顔を

   しかし、奇妙にも

    踏みにじるしか

   きざしはしないのだった。なにも


   感情。…の、 ;canon à 4

   微動。そう

   ぜんぶ、きみにも

   知られるのだろう


   か?まだ

    感情。…の、

   外気に、いちども

    微動。そう

   ふれられさえも

    ぜんぶ、…きっ

   しなかったきみは


   だから

    ひそめた。わたしは、息を

     感情。…の、

   完璧な純度で

    きみに…ね?知られるの、だ

     微動。そう

   理解不能な

    ろうから、あっ

     顔は、しかも

   感情を。やがて


   知りはじめは

      感情。…の、

    だから

     微動。そう

   する。には、そう

      微動。そう、わたしは

    完璧な純度で

     それらをは、なんら

   ちがいなくとも

      発熱する感覚器

    感情の、わたしは

     見向きもしないで

   どんな、ね?きみは


   どんな風景を

      外気に。いっ…ついに

    墓場であろう

     完璧な純度で

   見ているのでしょう?うす

      ふれられさえも

    ね?いまは

     理解不能な

   あ、…ん?

      しなっ、それら

    完璧な純度で

     感情を。顔は

   その


   うすあか

    ん、

   り。ええ、


   そう


   表皮のむこうに

    あっ

     ん?

   差し込む微光に


   そう!


   なに?

      顔は。え?

    どんな風景を

     さらしているの

   ん?なにを、…んっ

      わた、顔。そう

    きみは

     だ、が。そう

   いま。あえて

      だれの?…この、わた

    見てい、…いっ

     顔。しかも

   微動だにせず


   感情。…の、

      なに?

    顔。そう

     表皮のこっちで

   きざし。そう

      なにを、…ん

    それは、ん?

     差し込む微光に

   ぜんぶ、きみにも

      いま。あえて

    顔。これが新鮮な、

     あ

   わかるのだろう


   か?まだ

      知れば?

    感情。…の、

     顔。そう

   外気を、いちども

      顔

    きざし。そう

     それは、ん?

   吸い込みさえも

      あるいは、無数の

    ぜんぶ、…だから。きみ

     顔。これが新鮮な、

   しなかったきみは


   だから

      顔。そう

    なじませた。わたしは、不本意な動揺を

     感情。…の、

   すさまじい完成度で

      それは、ん?

    きみに…ね?わかるの、だ

     きざし。そう

   理解不能な

      顔。これが新鮮な、

    ろうから、あっ

     顔は、いまも

   感情を。やがて


   わかりはじめは

      感情。…の、

    だから

     きざし。そう

   する。には、そう

      きざし。そう、わたしは

    すさまじい完成度で

     それらをは、なんら

   ちがいなくとも

      引き攣ける感覚器

    感情の、わたしは

     咎めもしないで

   どんな、ね?きみは


   どんな音響を

      外気を。いっ…ついに

    欠落であろう

     すさまじい完成度で

   聞いているのでしょう?うす

      吸い込みさえも

    ね?いまは

     理解不能な

   あ、…ん?

      しなっ、それら

    すさまじい完成度で

     感情を。顔は

   その


   うすあか

    ん、んっ

   り。ええ、


   そう


   脂肪のむこうに

    あっ

     ん?

   差し込む微光に


   そう!


   なに?

      顔は。え?

    おんっ。どんな音響を

     見せつけているの

   なにを、…ん

      わた、顔。そう

    きみは

     だ、が。そう

   いま。あえて

      だれの?…この、わた

    聞いて、…ええ

     顔。いまも

   微動だにも、おっ。せず


   感情。…の、

      なに?

    顔。そう

     脂肪のこっちで

   顫動。そう

      なにを、…ん

    それは、ん?

     差し込む微光に

   ぜんぶ、きみにも

      いま。あえて

    顔。これが明確な、

     あ

   感じられるのだろう


   か?まだ

      わか…理解できれば?

    感情。…の、

     顔。そう

   外気を、いちども

      顔

    顫動。そう

     それは、ん?

   味わいさえも

      あるいは、無数の

    ぜんぶ、…だから。きみ

     顔。これが明確な、

   しなかったきみは


   だから

      顔。そう

    殺した。わたしは、まばたきを

     感情。…の、

   完璧な強度で

      わたしの、ん?

    きみに…ね?感じられるの、だ

     顫動。そう

   理解不能な

      顔。これが明確な、

    ろうから、あっ

     顔は、いまも

   感情を。やがて


   感じはじめは

      感情。…の、

    だから

     顫動。そう

   する。には、そう

      顫動。そう、わたしは

    完璧な強度で

     それらをは、なんら

   ちがいなくとも

      発散する感覚器

    感情の、わたしは

     あざけりもしないで

   どんな、ね?きみは


   どんな肌ざわりを

      外気を。いっ…ついに

    焦土であろう

     完璧な強度で

   感じているのでしょう?

      味わいさえも

    ね?いまは

     理解不能な

   あ、…ん?

      しなっ、それら

    完璧な強度で

     感情を。顔は

   その


   うすあか

    ん、

   り。ええ、


   そう


   筋組織のむこうに

    あっ

     ん?

   差し込む微光に


   そう!


   なに?

      顔は。え?

    どんっ。肌ざわりを、どんな

     さらけだしているの

   ん?なにを、…あっ

      わた、顔。そう

    きみは

     だ、が。そう

   いま。あえて

      だれの?…この、わた

    感じているので、…え?

     顔。猶も

   微動だに、え?も、せず


   感情。…の、

      なに?

    顔。そう

     あるいは精緻な筋組織たち。…の、こっちで

   ほのめき。そう

      なにを、…ん

    それは、ん?

     差し込む微光に

   ぜんぶ、きみにも

      あえて、いま

    顔。これが錯誤なき、

     あ

   気づかれるのだろう


   か?まだ

      感じれば?

    感情。…の、

     顔。そう

   外気に、いちども

      顔

    ほのめき。そう

     れは、そ。ん?

   噎せ返りさえも

      あるいは、無数の

    ぜんぶ、…だから。きみ

     顔。これが錯誤なき、

   しなかったきみは


   だから

      顔。そう

    秘めた。わたしは、おどろきを

     感情。…の、

   容赦ない鮮度で

      わた、この。ん?

    きみに…ね?気づかれるの、だ

     ほのめき。そう

   理解不能な

      顔。これが錯誤なき、

    ろうから、あっ

     顔は、かつても

   感情を。やがて


   気づきはじめも

      感情。…の、

    だから

     ほのめき。そう

   する。には、そう

      ほのめき。そう、わたしは

    容赦ない鮮度で

     それらをは、なんら

   ちがいなくとも

      破綻する感覚器

    感情の、わたしは

     関与もしないで

   どんな、ね?きみは


   どんな温度を

      外気に。いっ。…ついに

    不在であろう

     容赦ない鮮度で

   受け入れているのでしょう?うす

      噎せ返りさえも

    ね?いまは

     理解不能な

   あ、…ん?

      しなっ、それら

    容赦ない鮮度で

     感情を。顔は

   その


   うすあか

    ん、

   り。ええ、


   そう


   子宮繊維のむこうに

    あっ

     ん?

   差し込む微光に


   そう!


   なに?…なっ

      顔は。え?

    温度を、どんっ

     あばきたてているのだ

   なにを、…ん

      わた、顔。そう

    きみは

     だ、が。だ!そう

   いま。あえて

      だれの?…この、わた

    受け入れ、…あ

     顔。かつてにも

   微動だにせ、ええ。ず


   感情。…の、

      なに?

    顔。そう

     子宮繊維のこっちで

   蠢動。そう

      なにを、…ん

    それは、ん?

     差し込む、んっ。微光に

   ぜんぶ、きみにも

      あえていま

    顔。これが完璧な、

     あ

   伝わるのだろう


   か?まだ

      気づけば?

    感情。…の、

     顔。そう

   波紋のように。その

      顔

    蠢動。そう

     それは、ん?

   波動のように。ん?この

      あるいは、んっ。ええ、無数の

    ぜんぶ、…だから。きみ

     顔。これが完璧な、

   波形。きみは


   だから

      顔。そう

    破壊。わたしは傷みを

     感情。…の、

   完璧な品質を以て

      わ!わ!わ!ん?

    きみに…ね?伝わるの、だ

     蠢動。そう

   理解不能な

      顔。これが完璧な、

    ろうから、あっ

     顔は、わずかにも

   感情を。やがて


   理解しはじめは

      感情。…の、

    だから

     蠢動。そう

   する。には、そう

      蠢動。そう、わたしは

    完璧な品質を以て

     それらをは、なんら

   ちがいなくとも

      反射する感覚器

    感情の…あっ。わたしは

     気に懸けも、しな

   どんな、ね?きみは


   どんな波動に

      外気を。いっ…ついに

    破滅の先であろう

     完璧な品質を以て

   ゆれているのでしょう?うす

      飲み込みさえも

    ね?いまは

     理解不能な

   あ、…ん?

      しなっ、それら

    完璧な品質で

     感情を。顔は

   その


   うすあか

    ん、

   り。ええ、


   そう


   羊水のさなかに

    あっ

     ん?

   差し込む微光に


   そう!


   なに?

      顔は。え?

    どんな波動に

     耳元で怒鳴っているたかにも。…の

   なにを、…ん

      わた、顔。そう

    きみは

     だ、が。そう

   いま。あえて

      だれの?…この、わた

    ゆれているの、…らっ

     顔。過剰にも

   微動だにせず


   に、

    ねぇ。ここは

     ん

   いっ

    ここちよい

     ね?

   に、

    でしょう?

     そう

   あっ


   どう?












Lê Ma 小説、批評、音楽、アート

ベトナム在住の覆面アマチュア作家《Lê Ma》による小説と批評、 音楽およびアートに関するエッセイ、そして、時に哲学的考察。… 好きな人たちは、ブライアン・ファーニホウ、モートン・フェルドマン、 J-L ゴダール、《裁かるるジャンヌ》、ジョン・ケージ、 ドゥルーズ、フーコー、ヤニス・クセナキスなど。 Web小説のサイトです。 純文学系・恋愛小説・実験的小説・詩、または詩と小説の融合…

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