ジュリアン・O、浸蝕。そして青の浸蝕 ...for Julian Onderdonk /b;...for oedipus rex #081
以下、一部に暴力的あるいは露骨な描写を含みます。ご了承の上、お読みすすめください。
(承前)
夢は、そう ;contrapunctus à 3
ひらく
昏み
夢はいつでも
く。くっ
昏み切っ
鮮明すぎて
らら
瞳孔に、…た。あっ!昏む
鮮明と謂う、ん?
そう。限度をも越え
鮮明?…え、
夢は、そう
もはや
いや。もはや
夢は、ええ。いつでも
すべての声を
眼球は、この
きみのひたっ…なに?い、に
奪って仕舞うべきものだか
ら。…ええ、
夢は、そう
もう。限度をも越え
も。…え?え、燃えあがるもの
夢は…だっ。いつでも
冴え切って仕舞ったその挙句
燃えあがりなが、ら
鮮明すぎ、この
に…いっ
ひるがえるもの
鮮明と謂う、その
お。…あっ!
そう。限度をも越え
抉り取られて仕舞ったはずだよ
だっ
もはや
鳥葬にふされた
だっ
すべての声を
鳥たちのだれかに
だっ
奪って仕舞うべきものだか
ら。…ええ、
やめてやめてやめっ ;antiphona
感情的な
め、
そう。これら
め、
無造作にすぎた
め、と
息切れ。…ん?この
そう。わたしが
感情をさえ
ええ。あくまで
見失って仕舞った
他人にすぎない赤裸々なわたしが
だから、…ま
ささやくたび、その
無様な?
明度をもあげてゆく
と、突然に
情熱
発情!…の
じょっ
ええ。閃光でしょうか?
情熱
どう?
おっ。…そう、
発狂!…の
やめてやめてやめっ
ええ。動揺でしょうか?
め、
あられもないよね?
め、
わたしたち、これら
め、と
人間って謂うもの
そう。わたしが
って、ちがっ
ええ。あくまで
わたしたちはもうすべて圧倒的に
はじめて見出したにすぎないわたしの一個の新鮮さが
もだっ。身もだえしつづけ
叫びかけるたび、その
て、いるん
強度をもあげてゆく
だってそれが事実だからと
情熱
発情!…の
じょっ
ええ。暴発でしょうか?
情熱
どう?
おっ。…そう
発狂!…の
どうですか?あなた目線で
ええ。感傷でしょうか?
わたしは、いま
あまりにもの誠心誠意で
じゅうぶん以上にやら
舐めて。執拗に
ら
やって
…あ、
やらしいです
と。それら ;canon à 4
壊して!
か?
ね、きみは
うず巻くしかない感情の
そし…え?て、すべてを…わたしの?
あ、こんなあなたは
なにが見えます?
旋風。…いわば
否定してくだ
と、自壊を。唐突に
どう?
に、さらわれることのなにもなかっ…ええ
まなざしが
そう
ええ、もう
まばたきも忘れて
見つめていたのだ
まなざしが
夢?夢のような
そう。息を、と…ひそめて
あまりに明確な
ええ、もう
風景を、だから
夢。夢の
見つめていたのだ
まなざしが
おっ
冴えた、そう
そう…え?
風景を、おっ
しずかな視野。ええ
ええ、もう
夢。夢の、そう
さなかに
まざしが
夢。夢の
見つめていたのだ
ざわめいた声を
そう。息を、…あっ
おっ
あまりに明確な
耳にはけっして
ええ、もう
風景を、おっ
血痕を。…ん?
聞こうとしないで
と。それら
まばたきもわす…え?れ、たと
だから、…す。すみやかな崩壊
夢。夢の
うず巻くしかない感情の
と、そんな曖昧。…な
すべて、なっ。情熱と謂うべき
おっ
直撃。…いわば
数秒を、…きみが?ふと
昂揚のすべて。の、
風景に、あっ
に、なぎ倒されることのなにもなかっ
まなざしが…たっ
夢。夢の
崩壊の風景が
血痕など、もう
そう
おっ
好きですか?あなたは
舞いあがりはしなかったではない
ええ、…かっ。もう
風景が、あっ
いまでも
か。あ!いちどだって
焦点さ…昇天?えもしぼれず
見やっていたのだ
まなざしが
夢?夢のような
そう。と…呼吸をもわすれ
あまりに明晰な
ええ、もう
風景を、だから
夢。夢の
ざわめ…さわがしいんっ。いた、声を
見やっていたの
まなざしが
だっ
耳はけっして
冷えた、そう
そう!…え?
風景を、おっ
聞こうとは、しな
澄んだ視野。ええ
え?もう
夢。夢の、そう
さなかに
まざしが
夢。夢の
見やっ。やっていたのだ
ささやかな引き攣けを
そう。息を、…おっ
おっ
あまりに明晰な
くちびるにけっして
ええ、もう
風景を、おっ
血痕を。…ん?
させようとはしないで
と。それら
焦点もしぼらず、と
だから、…す。すさまじい?瓦礫
夢。夢の
うず巻くしかない感情の
と、そんな憂鬱。…な
すべて、なっ。情熱と謂うべき
なっ
突風。…いわば
数秒を、おお!…きみが?ふと
熱狂のすべて。のっ
風景に、あっ
に、いっ。つぶされることのなにもなかった
まなざしが。…あっ
夢。夢の
瓦礫だ!瓦解だ!その発光が
血痕など、もう
そう
おっ
好きですか?あなたは
溶けあいさえもしなかったでは
ええ、なっ。もう
風景が、あっ
いまでも
か。あ!いちどだって
うるみもしないで
垣間見ていたのだ
まなざしが
夢?夢のような
そう。息を、と…ころして
あまりに明瞭な
ええ、もう
風景を、だから
夢。夢の
ささやかな引き攣けを
垣間見ていたのだ
まなざしが
おっ
けっ。くちびるはけっして
あかるい、そう
そうなん…え?なんっ
風景を、おっ
ふれようとしな
確実な視野。ええ
ええ!もう
夢。夢の、そう
さなかに
まざしが
夢。夢の
垣間見ていたの
ささくれた眉を…だっ
そう。息を、だっ。…ええ
おっ
あまりに明瞭な
ゆびにはけっ…なに?
ええ、もう
風景を、おっ
血痕を。…ん?
ふれさせないで
と。それら
乾きはじめた、と
だから、…す。すこやかな、…とか?風化
夢。夢の
うず巻くしかない感情の
と、えっ。そんな沈痛
すべて、なんっ。情熱と謂うべき
なっ
瓦解。…いわば
数秒を、…きみが?ふと
切迫のすべて。の、
おっ。風景に、…あっ
に、埋ずもれることのなにもなかっ
たっ。まなざしが
夢。たっ、夢の
風化の、たっ。微風が
血痕など…たっ
そう
おっ
好きですか?あなたは
ゆらぎ、またはふるえなどしな
ええ、いっ。もう
風景が、あっ
かっ。いまでも
え?あ!いちどだって
そらされる須臾もなく
盗み見ていたのだ
まなざしが
夢?夢のような
そう。息を、と…あららげ
あまりに明白な
ええ、もう
風景を、だから
夢。夢の
ささくれた、さかむけた?眉を、…ええ。ひたいを。ここに
盗み見ていたの
まなざしが…だっ
おっ
ゆびはけっ…微光は。けっして
すみやかな、そう
そう…え?
風景を、おっ
気づきなど、しな
ためらいのない視野。ええ
ええ、もう
夢。夢の、そう
さなかに
まざしが
夢。夢の
盗み見ていたのだ
さかむけたひたいを
そう。息を、…なんっ
おっ
あまりに明白な
けっ。微光にけっして
ええ、もう
風景を、え?おっ
血痕を。…ん?
さとられないように
と。それら
うず巻くしかない感情の
旋風。…いわば
に、さらわれることのなにもなかっ
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