ジュリアン・O、浸蝕。そして青の浸蝕 ...for Julian Onderdonk /a;...for oedipus rex #033
以下、一部に暴力的あるいは露骨な描写を含みます。ご了承の上、お読みすすめください
(承前)
ほほに、その ;canon à 4;01
ほほ笑みを、ふと
うかべることから
はじめてみない?…と、
そう、きみが
ほほに、その
ささやきの
笑みを、ほほ。ふと
声。声を
こおりつかせて
ゆらがせたかの
そんな須臾には
そう、きみが
ほほに、その
わたしにも
きみ自身の、その
ほほ笑みを、ふと
見えていたん、…この
ささやきの
さわがせた、…あ
床にさえも
綺羅。そして
ほほに、その
声。声に
瞬間に、この
翳りが微細な
ほほ笑みを、ふと
飲み込まれたなら
ゆびさきが、ほら
まどいをさらして
うかべかけたまま
どう?
傾斜角度を見せてゆく
とどまっていた
とどまり得ない
知りなさい。きみは
舌を、そう。わたしは
綺羅。そして
微動。その
わたしは猶も
咬みきれば、舌を
翳りが微細な
風景。わたしに
世界は赤裸々に
いい?
綺羅。やがて
きみはやさしい
そう
そうでしょう?
ほほを、その ;02
うつくしい、と?
いつでも、きみは
綺羅めきに、ふたり
ほほ笑みに、ふと
う、
たやすく、残酷を
滅びるだろうか?
くずすことから
う、…そんな
見せて仕舞える。わたしにも
翳りにゆがんで
ためしてみない?…と、
そう、きみが
ほほを、その
微音。その
笑みに、ふと。ほほを
声。ええ、声を
引き攣らせ
くぐもらせたかの
そんな日々には
鬱。あかるく
そう、きみが
ほほを、その
わたしにも
鼓膜を傷める
きみ自身の、その
ほほ笑みに、ふと
知られていたん、…この
鬱。あどけない
微音。その
ざわつかせ、…あ
大気にさえも
綺羅。そして
ほほを、その
声。声に
瞬間に、この
塵がうごめいた
ほほ笑みに、ふと
責め立てられたら
くちびるが、ほら
翳りを散らして
うかべかけたまま
どう?
縮小してゆく
とどまっていた
とどまり得ない
知りなさい。きみは
わたしは頸を
綺羅。そして
微動。その
わたしは、猶も
搔き切れば
塵がうごめいた
風景。わたしに
世界は無造作に
いい?
綺羅。やがて
きみはいやしを
そう
ほ、
そうでしょう?
ほほに、その ;03
うつくしい、と?
いきなり、きみは
綺羅めきに、ふたりは
ほほ笑みを、ふと
う、
留保ない、苛酷を
ほふられるだろうか?
きざすことから
う、…そんな
知らせて仕舞える。わたしにも
翳りににじんで
はじめていようよ…と、
そう、きみが
ほほに、その
つぶやきの
ほほ笑みを、そう
声。ふと、声を
ゆがめはじめて
さわがせたかの
そんなきみだけは
鬱。さわやかに
そう、きみが
ほほに、その
わたしにも
傷つけるん…肌を
きみ自身の、その
笑みを、ほ。ふと
見せていたん、…この
鬱。あざやかな
つぶやきの
さわぎだたせた
微光にさえも
綺羅。そして
ほほに、その
声。声に
瞬間に、ん?この
翳りが微妙な
ほほ笑みを、ふと
さいなまれたら
手首が、ね?ほら
旋回。あきらかで
うかべかけたまま
どう?
微熱を孕んで
まよいのなかった
信じきれな
知りなさい。…いっ、きみは
わたしは両目を
綺羅。そして
微動。その
わたしは、ええ。猶も
抉り取れば
翳りが微妙な
風景。わたしは
世界は無慈悲でいたましいまでに
いい?
綺羅。やがて
きみの…らっ。微笑に
おののき
そう
と、
そうでしょう?
安楽を
おっ、
覚えていた。猶も ;contrapunctus à 4
なに?
ふとった、金色の
いま、やや
月。はずかしげのない
ななめ前方に
肥大化に、その。そう
吼えたら?
感情。ほのめかされた
凄惨な、そう
けものたち。あえてわたしの背後に
感覚。不本意な
咆哮が、あるいは
わたしが落とした
感傷。…ほら
ぼくらをすみやかに
影に。かっ
吼えたら?
やさしい、かっ。風さえ
ふとっ…あ。た、金色の
おびえさせたなら。きみは、ただ
けものたち。ねぇ、わたしの背後に
ふきかけて、まだ
月。はずかしげのない
わたしのために
さら、わたしがさらした
ふきはじめない須臾
肥大化に、ん?そう
世界を滅ぼせ
無防備に
ええ、
だから
ええ、
見て…え?
える?
だから、…え。素直に ;antiphona
絶叫。って、…見える?まさか
わたしたちをも
そんな声を
照らし出して仕舞う、…ね?
あげる、そんな
この
隙もなく、ひたすらな
ひかりのなかに
鬱の密集
きみは、
叫喚。悔恨と
ね、どう?
激怒の密集
信じられる?
それら、…どう?
か、…な
あるいはあなたにも
な、
見慣れた風景を
な、
見た。破滅。その
な!きみは
倒壊するかの
もうすぐ、きっと
破綻。だれも
やさしいひとに
壊す明確な瞬間を持たずに
やさしい、だから保護者に
どう?あなたは
なるんだよ?きみは
信じられる?いま
ときにはいのちを
ふたり、あざやかに
そう。とまどいながら
散らせた微笑を
もてあましたり
と、耳に
し、…ん?
目覚ましかった
ね、…して
笑いあう、しかも
だから、あたたかに
みじかい声をも
わたしたちをも
声をも
あかるませて仕舞う、…ね?
声を
この
声をすら、その
綺羅めくさなかに
圧倒的な否定し得ない事実としての現実的強度
きみは、
どこにいたのだろう?
ね?どう
あの、自虐的な
知って仕舞うの
少年は。あれは
か、…な
過失だったと?
な、
錯誤だったと?
な、
いわば、ひとつの
な!きみも
狂気だったと?
いのちが、すさまじく
どう?あなたは
強靭なことを
ゆびさきに、その
やや、野蛮。ときに
いじりながら、び
狂暴なくらいに
髪を。微光に
貪欲なことを
ふたりは
だから、あきらかに
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