詩的言語の技法、第4巻;八木重吉≪空とひかり≫を主題とする無旋律の音声のための変奏 -01
Ⅰ)詩
朝は、あなたは ;hymnus #01
ものういのだね?
ね?ね?ね?だから
まばたきをさえ
そう。降ってくるのだから
ね?まばたきにさえ
空は。朝には
空。あれらさえもが
可能なら、もしも ;hymnus #02
ねがえりをうてば?…その
みぎ側面をも
うらぎりすてたら
きざみ込まれた
空よ
ひかりよ
あなたにふれよ
空は。…いとしい? ;quatrain
ひかりら、冷酷な
凄惨。ひかりは
空に。…散りかい
その肌にだけ ;hymnus #03
ひかりよ
空よ
きざみ込まれた
僥倖に飽きたら
ひだり側をも
焼き棄てちゃえば?…この
可能なら、もしも
空。あれらさえもが ;hymnus #04
空は。朝には
ね?わたしでさえ
そう。やめて仕舞うのだから
まばたきをさえ
ね?ね?ね?だから
けだるいのだね?
朝は、あなたは
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