ユキマヒチル、燦濫 ...for Arkhip Ivanovich Kuindzhi // ほ。舞い散る。…ほ/ほ、ほ、ほ、ほ、/ほ。舞い散る。…ほ/ほ、ほ、ほ、ほ、//散文と詩;16
以下、一部に暴力的あるいは露骨な描写を含みます。ご了承の上、お読みすすめください。
また、たとえ作品を構成する文章として暴力的・破壊的な表現があったとしても、そのような行為を容認ましてや称揚する意図など一切ないことを、ここにお断りしておきます。またもしそうした一部表現によってわずかにでも傷つけてしまったなら、お詫び申し下げる以外にありません。ただ、ここで試みるのはあくまでもそうした行為、事象のあり得べき可能性自体を破壊しようとするものです。
「言ってよ」…タコ。た、
見て、ただ
やめて
云って「好きだって」
病んでゆき
じゅうぶん以上に
お前だけ、だけ、「云って。わたしに」…だよ
見て。ただ
笑えるのだ
って「タコ。」いわ、「…なんで?」
病んでゆく。もう
まだ
「いわな」は?「い、の?なんで、」
わたしだけが
すこやかでいる
「莫迦にしてる?」笑える。マジ、マ、
病んでいた
やめて
「ってか、ね」マ、「それってあんた」
ね?…
じゅうぶん以上に
「云ってる。自分で」…莫迦?「おれ」
見て、ただ
悩めているのだ
れ、…ね?「タコです」
やつれてゆき
まだ
って、「おれ」え?「うんこです」
見て。ただ
健全でいる
って、「わたしひとりもしあわせにできないん、」ちがう?
やつれてゆく。もう
やめて
「じゃん?しあわせってか、」は?
わたしだけが
じゅうぶん以上に
「たのしく?」さ。あ、「それ以前に」さ。あ、
やつれていた
疑えているのだ
「たのしく、さえ、さ」…じゃん?って
ね?…
まだ
「て、ことは、です」ね?
見て、ただ
健常でいる
「タコじゃん。」た、「あんた」
そっと。あなたは
やめて
たっ。マジ?「クソじゃん。」マ、「…事実」
このわたし、
じゅうぶん以上に
あーもー無理てか「うんこなんじゃん?」
の。…ね?
おののけているのだ
莫迦なの?「脳みそ、」ばっ、「マジ」
崩壊を。と、
だれだ?いま
「腐ってる?てか、」莫迦なお?「云ってよ」マ、
見て、ただ
せせら笑ったの、
クソ?「マジ」
破れてゆき
やめて
「言えよ。タコ云え好きっていっ、」
見て。ただ
じゅうぶん以上に
「きみだけだよって、」じゃ、「言えよタコ」ん。じゃん?
破れてゆく。もう
呼吸できるのだ
「わたしのために」ちがう?
わたしだけが
まだ
「死ねるって」聞こ、「言えカス」聞こえ
敗れた。こころは
健康でい
「かつ事実」莫迦?「死ねタコ」と。その突き出した股のあいだに正座して、詩織はしずかにささやきつづけた。下半身のそれが、ときに高明がゆらぐたびに眼の前。詩織の、いびつにゆれた。詩織。その、…に、だけ、詩織。だけ。ペット・ボトル。その咥えたやわらかな触感が、
失神、を
い、のだ。あやう
すでに
高明には
しよう、よ
い、のだ。あやう
滅びた
ひたすらに歯がゆくてつらい。謂く、
咬みちぎれ、ば?
飛び散るだろう。その
飛沫さえ、もう
悲しいだろう。おれは
咬みちぎれ、ば?
ほうら。見て
飛び散るだろう。その
なにかの翳りを
飛沫さえ、もう
ふんでいる。ぼくは
悲しいだろう。おれは
咬みちぎれ、ば?
おお。息を、お。をっと
ほうら。見て
傷いんだ。やや
飛び散るだろう。その
聞こえた?わたしは
綺羅めきを…なに?
二の腕。その
飛沫さえ、もう
喉に。痙攣を
避けている。ぼくは
あやうい皮下が
悲しいだろう。おれは
13歳の高明。その
そう。まるで
恥ずかしい?
誕生日前日、
とまどいを咬む
なにが、さ
リビング。生理痛の
花のように
むずかしいの?そんな、
秋子はさきにシャワールームに消えた。高子。…ねぇ、と。すれ違いざま、高明。「なんで、高子さんは、おれのことそんなに好きなの?」
苦悩を。この
知れ。ただ
なに?
嘲笑。そんなつもりは
おれの、
しあわせなときには
どうしたの?
なかった。しかも
真摯な
笑かけ、…て
かなしいの?
あくまでも
懊悩を。この
笑う寸前の
なぜ?
高明には。言葉。口調。表情。その、そこにうかべられているはずの、じぶんには見えないそれ。それら
ゆがみを
すべてが
頬が
嘲笑を。しかも辛辣で、深刻な
ゆがみを
おれは
それ。はっと、だから
くちびるが
穢い
はっとして須臾の失語させる高子の冴えた虹彩に、高明は
ゆがみを
笑っていてよ。せめて
おれは
まばたいた。
顔中が
あなただけは
みにくい
…うざいよ。笑う。「正直、あなたのすべて、
こうやって
穢すぎる、よ
おれに
壊れるのだ
いいだろ?…もう
うざい」高明は、
おれは
みにくすぎる、よ
ささやいて自室に逃げた。階段をあがりながら、小走り。唐突な羞恥に高明は倦んだ。謂く、
見ている。そう
風景を。あなたが
見た風景に、も
孤立した。わたしを
見ている。そう
いるよ。わたしも
風景を。あなたが
そう、そう、そう。そこ
見た風景に、も
わたしも、ね?そう
孤立した。わたしは
見ている。そう
なんという、なんと
いるよ。わたしも
間違いだろう?じゃ、
風景を。あなたが
なんという、ことだ
そう、そう、そう。そこ
ない?ちがう?って、
見た風景に、も
なんという、なんと
わたしも、ね?そう
手違いだろう?じゃ、
孤立した。わたしを
見ている。そう
風景を。あなたが
見た風景に、も
孤立した。わたしは
なんという。なんと
いつでも、さ。きみは
わたしたちは、そのとき
ひらきなさい。ほら
気が。気がとおく
忘れたころに。…ね?
絶望的なまでに
こころを。わたしも
なんという。なんと
絶望をくれるね?
ふたりきりだった
あなたも。わたしに
辛辣な孤独だったろう?
見ている。そう
いるよ。きみと
風景を。あなたが
そこ、そこ、そこ。そう
見た風景に、も
きみも、ね?そこ
孤立した。わたしは
見ている。そう
風景を。わたしが
見た風景に、も
孤立した。あなたは
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