(無旋律の音声のための)散文、祈りのない賛歌とフーガ;詩3篇 02
#2//染まらない。あしもとは/かかと。くるぶしも/染まらない。まだ/あの色彩には//
あなたのほほ笑みをも思い出せなかった午後、ほら。さわやかな微風。たとえ、
あなたの
聞こえてる?
ほほ笑みをも
あなたの
聞こえてる?
思い出せなかった
ほほ笑みをも
あなたの
聞こえてる?
午後、ほら。
ほら
ほら
ほら
さわやかな微風。たとえ、そう。わたしを言い訳しがたく思い出して仕舞っていても、…ね?あざやかに、
わたしを、そう
思い出せなかっ
言い訳しがたく
午後、ほら
わたしを、そう
思い出して
さわやかな
言い訳しがたく
思い出せなかっ
仕舞って
微風。たとえ、
思い出して
午後、ほら
い
い
ら
い
ら
い
ら
ても、…ね?あざやかに、だ。しかも。きみをはたぶん思い出さない。ささやかないで。もうすぐ日がしずむからだろう?きみの
しかも。たぶんきみをは
あざやかに、
思い出さない
しかも。たぶん
あざやかに、
ささやかないで。もうすぐ
きみをは思い出さな
しかも。たぶん
あざやかに、
日が
ささやかないで。もうすぐ
思い出さない
たぶんきみをは
あざやかに、
しずむからだろう?
日が
ささやかないで。もう
思い出さな
あっ
あざ
きみの影の周囲もいまは、ほら。紅蓮には、まだ
影の
きみの
周囲もいまは、
影の
きみの
ほら
周辺も
影の
きえないで!
紅蓮には、
いまは、
周囲も
え?
きみの
まだ
だからそれは、いわば記憶喪失のあかるみでさえあっ ;recitativo
やめて。もう
あっ
消えて
まだ
あっ
染まらない。あしもとは ;hymnus
かかと。くるぶしも
染まらない。まだ
あの色彩には
見棄てていたのだ
ね?ぼくらをは
ぼくらをも。微風を
知っていた。喉は
染まらない。あしもとは ;organum à 4
さわがしいのだ。この
隠しておくよ。海に、ええ
海は、あるいは
かかと。くるぶしも
しずかなこの、雨にすらも
波のした、…え?綺羅めきの
とおくにいまでも
染まらない。まだ
さわぐのだった。海は
消えた底、…え?わたしにも
返り見れば、そう
あの色彩には
見棄てていたのだ
さわいでいるはずだった。これら
見つけられないあたり
海には、ね。やさしい雨の
ね?ぼくらをは
しずかな雨にすらも
に、いっ
白濁が、ね。きっと似合うのだ、と
ぼくらをも。微風を
さわ、海はさわぐのだ
いっ、…ええ
だ、ろうと思うから
知っていた。喉は
雨が、滅びを ;quatrain
海に。そう、あたえきってしまいさえすれば
嘲笑を?きみは
傷めきるまで、喉を。その
濡らしてしまうの?霧のような雨はいつか
ええ。あなたは
きみの
猶もうつくしい
ええ、
髪をも ;recitativo
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