ユキマヒチル、微光 ...for Arkhip Ivanovich Kuindzhi;流波 rūpa -329 //いいですか?耳を/ふさいでも。ないし/聞こえないふり、とか?//13
以下、一部に暴力的あるいは露骨な描写を含みます。ご了承の上、お読みすすめください。
また、たとえ作品を構成する文章として暴力的・破壊的な表現があったとしても、そのような行為を容認ましてや称揚する意図など一切ないことを、ここにお断りしておきます。またもしそうした一部表現によってわずかにでも傷つけてしまったなら、お詫び申し下げる以外にありません。ただ、ここで試みるのはあくまでもそうした行為、事象のあり得べき可能性自体を破壊しようとするものです。
Ver.2.04.01
微光。見て
見なかったと同じ
明晰な強度に
微光。見て
なにも。あとにはなにも残さなかったか、に
微光。見て。その
去ったんだ
強度。明晰に
雨は。雨が
微光。見て
去ったんだ
なにも。あとにはな、な、な、
え、なく。記憶しな、さ
見て。せめて
不安なほど、むしろ
なにもぅ。おぅ。う
し。しないくらいに。鮮明に。な
見たものの色さえ
なにも、も。確実に
な。な。な。あとにはな。残さな。な、
なにも。謎めきさ、さ、え?
せめて。見て
把握し得ないくらいに
去ったんだ
生きていてもいいですか?
み。みひら。み
ここにいてもいいですか?
見ひらいていた。眼を
恥辱。もはや留保なくただ屈辱的に
み。らひみ。み
呼吸をしてみてもいいですか?
微光。見て
見なかったと同じ
明晰な強度に
微光。見て
いいよ。わたしを抱きしめて。それよりほか、もうあなたにすべきなにもないなら。…すでに、
なにも。あとになにも残さなかったか、に
去ったんだ
雨は。雨が
去ったんだ
生きていてもいいですか?
ここにいてもいいですか?
恥辱。もはや留保なくただ屈辱的に
呼吸をしてみてもいいですか?
微光。見て
微光。…て
微光。見て
微光。…て
.02
微光。いっ。微光
やめっ。え。もう
お願い。ぃえっ。もう
微光。び。
なにも。ためらいさえも感じなかったか、に
微光。見て。そ
去ったんだ
やめて。もう
雨は。雨が
お願い。もう
去ったんだ
なにも。ためらいさえも感じぃ。がっ
だっ。流れています。まるで
見て。せめて
涙。の、ように、な。滂沱の
が。なにもためら。ら。んがっ
だっ。涙。その
見たものの色さえ
な。な。その
なにも。ためらいもん。がっ。が。がっ。
だっ。滂沱の涙のよ
せめて。見て
あ。ふれていまあふっ。もはや
去ったんだ
かゆいんだ。むしろ
いっ。ぎぃいあ。い、…と
はがゆいんだ。とても
と、凝視していた。眼が
そこ。やや突飛な
い。あいぃい。ぎ、…と
のけぞったのだ。わたしは
微光。いっ。微光
やめっ。え。もう
お願い。え。もう
微光。いっ。び。
いいよ。わたしにしがみついていて。それよりほか、もうあなたにできることはなにもないというのなら。…すでに、
なにも。ためらいさえも感じなかったか、に
去ったんだ
雨は。雨が
去ったんだ
かゆいんだ。むしろ
はがゆいんだ。とても
そこ。やや突飛な
のけぞったのだ。わたしは
微光。いっ。ん?
微光。び。ん、
微光。いっ。ん?
微光。び。ん、
.03
微光。び。微光
やめて。自分を
傷つけないで
微光。び。微光
しかも記憶をすら残さなかったか、に
微光。見て。…え?
去ったんだ
ゆあ。あ。めて。ゆあ
雨は。雨が
いっ。傷つけないで
去ったんだ
しかも記憶をすらぁっ。ん?…さっ
ら。きみだけだった。いま
見て。せめて
その眼が、なぜ?いまさ。るあっ
しかも記憶をっ。ん?…をっ
ぼくを、猶も
見たもの。それらの色彩たちうをさ
さら。いまさ、猶。きみは
しかもぅ。ん?…おぅっ
き。そこに。きみ
せめて。見て
さえ。ぼくだけを、そ
去ったんだ
ぶって。ぶちのめして
あ。あかうあ。あ
殴って。壊して
あけひろげ、口を
だいなしにして
あ。あうかあ。あ
生きていることを、後悔させて
微光。び。微光
やめて。自分を
傷つけないで
微光。び。微光
いいよ。わたしの胸に、たとえばその泣きじゃくる顔をうずめても。それよりほか、もうあなたには。…すでに、
しかも記憶をすら残さなかったか、に
去ったんだ
雨は。雨が
去ったんだ
ぶって。ぶちのめして
殴って。壊して
だいなしにして
生きていることを後悔させて
微光。び。微光
やめて。
微光。び。
やめて。
.04
微光。び。微光
び。ぃいっ、び
微光。び。微光
び。ぃいっ、
なにも。可能性その萌芽でさえわずかにすらも感じられなかったか、に
微光。見て。その
去ったんだ
微光。…て
雨は。雨が
微光。見て。その
去ったんだ
なあっ。は。は。なあっ
なんですか?あれは
見て。せめて
脆さに擬態し
なにも可能性を感じられなかったか
遠く、しかも
見たものの色さえ
しかも、ひたすらに
なあっ。は。は。なあっ
儚さを装い
せめて。見て
あれ、なんでしょう?
去ったんだ
咬みちぎり、指
なにを?見てる?な
咀嚼する。冷酷な
ささやき得さえ、もう
なに?冷酷な
な、見て。なにを?
落ちてくる。ほら。わたしたちに
微光。び。微光
び。び。ぃいっ
微光。び。微光
び。び。ぃいっ
いいよ。わたしの顔を、たとえばそのわななきつづける胸に押しつけていても。それよりほ、ほ、ほ。あなたには
なにも。可能性その萌芽でさえわずかにすらも感じられなかったか、に
去ったんだ
雨は。雨が
去ったんだ
咬みちぎり、指
咀嚼する。冷酷な
なに?冷酷な
落ちてくる。ほら。わたしたちに
だれ?きみぃいっ
わ?…あ。いっ
微光。いっ
び。ぃいっ
.05
微光。び。微光
降り、せりあがり
さわぎ、ゆがみあい
微光。び。微光
お願い死んで。うぜぇから死ん
微光。見て。そ
去ったんだ
降り、り。せり
雨は。雨が
さわ、わ。ゆがわ
去ったんだ
お願い死んぁっ。あっ。あっ
ふり、ふ
見て。せめて
しろ、く。だから
お願いんぬあっ。あっ
そそぎ、ゆき。ゆ
見たものの色さえ
しろいんだろ?どうせし、し、し
おんぬあっ。あっ。あっ
ふ。ふ、ふり
せめて。見て
く。だか、しら。ら
去ったんだ
舐めて。…いて。いっ
み。みひら。み
つっこんで
見ひらいた。眼を
いじりつづけて
み。らひみ。み
いじめつづ、…いっ
微光。び。微光
降り、せりあがり
さわぎ、ゆがみあい
微光。び。微光
教えて。…失敗?どう?失敗したのだろうか?わたしは。…なにに?なにを?もう、あなたが見出すべきあやふやな幻さえも尽きたというのなら、…ほら。
お願い死んで。うぜぇから死ん
去ったんだ
雨は。雨が
去ったんだ
舐めていて。いっ
つっこんでいて
いじりつづけて
いじめつづ、…いっ
び。降り、
せりあがり、さわぎ、
さわぎ、ゆがみあい、
び。微光。降り、
.06
微光。び。
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