ユキマヒチル、微光 ...for Arkhip Ivanovich Kuindzhi;流波 rūpa -313 //ぃいんばんっ。…と/なんですか?名づけた。その/あやうい突起。…を//06
以下、一部に暴力的あるいは露骨な描写を含みます。ご了承の上、お読みすすめください。
また、たとえ作品を構成する文章として暴力的・破壊的な表現があったとしても、そのような行為を容認ましてや称揚する意図など一切ないことを、ここにお断りしておきます。またもしそうした一部表現によってわずかにでも傷つけてしまったなら、お詫び申し下げる以外にありません。ただ、ここで試みるのはあくまでもそうした行為、事象のあり得べき可能性自体を破壊しようとするものです。
樹々。その
すべての男は
か弱いことり
男。3日。…を、
家畜のように
わたしは、だから
またいだ4日。その、
やさしくあるべきで
吐息。かぼそい、
樹々。午前1時。…樹里亜ちゃんって、と、さ、と、男。その
え?
ベッド、その「いくつ?」
え?
ふちに、ひざまづき、「ジュージュが?」
ええ。やがては
ささやきは
「何歳?」
朝です。ええ
さえずるかにも
見上げた。そこに、尻をつきだしてやった四つん這いの樹々。サービス。彼。やさしいひとで、常連で、基本、たいせつなお客さんだから。振る。尾骶骨。肉。「莫迦」笑った。樹々。「云ったじゃん」
やばいかな?
かわいいのだ、よ
笑えるね、
「18?」
たるんでるかな?
わたしは、いま
素直に。ほら
「そ」
「噓」笑った。今度は男が。近藤秀紀。シュー、と。秀紀は自分を樹々に呼ばせた。シュー。二十八。ITベンチャー管理職。「…じゃ、ないよ」
莫迦にしないでよ
出す?
好き、かな。こんな
「噓だよ」
してなんかないよ
顔?
間接照明。好き、か
「もうすぐ、」と、樹々。「噓じゃなくなる」やさしい。樹々。思う、いつも、シューさんは、わたしにいつもわたしにはやさしい。そして股の間から秀紀を返り見た。ほほ笑みかけてやるために。謂く、
隣接。近接
苦しみと、しかし
解放感。わたしに
わたしをわたしでいさせてくれるね?
ばらまく。ホームを。町中に、わたしは
隣接。近接
好き?こんな
嫌悪と、しかし
ときに、エロいの
親密感。わたしに
やばっ。恥ずくね?
わたしをわたしでいさせてくれるね?
ばらまく。居場所を。町中に、わたしは
隣接。近接
ま。喜んでもらうのが
いや?こんな
嗅いじゃえ。わたしの
活気と、しかし
やっぱり、いちばん、さ
意外に、どエロいの
汗の匂いとか?ってか
違和感。わたしに
ま。やりがいだったり
きらいじゃないじゃん
惚れてんでしょ?実は
わたしをわたしでいさせてくれるね?
名前のない彼。彼はその
あ、あ、…と
行かないで
14日。12月。
ああ、あ、…と
いとしいひとよ
山手線。池袋。飛び降りるひとを
ああ、あっ、…と
うつくしい。きみは
見た。叫びそうになった。いけない、と。死んじゃ、いけない、と。なぜ?粉砕。だって、炸裂。したかに似た粉砕。…じゃん、と、壊れちゃうじゃん。彼。だから、この
あ、あ、…と
行かないで
意識さえ。
ああ、あ、…と
うつくしいひとよ
まなざしさえも。と、
ああ、あっ、…と
いとおしい。きみが
彼は唐突に
絶叫…
…沈黙
すさまじい孤立をもはや鮮明におののきながらそこに感じていた。謂く、
絶叫を。聞け
聞け。空間が
叫んだ。口で
絶叫を。喉が
血に、想えば、そのいきなりのこのいきなりの目覚めにこのひたいは、血。血に、
絶叫を。聞け
生きている。の、だろ?
色彩。…うつくしさ
塞ぎそうだ。耳を
聞け。空間が
死んでいない、から
そしてみにくさとは、いったい
我々がひたすらに
叫んだ。口で
生きている。の、かい?
なに?色彩
絶叫するから。世界は
絶叫を。喉が
高子。14日。その、
しあわせとは
ひかりたち、が
12月。返り見た、
しあわせであることに
くすぐり、かけ
そこ。秋子。もうすぐ、
きづかないしあわせ
うぶ毛たち、を
と。「なに?」秋子。ささやいた声があまりにあかるくて、ふいに高子は失語した。なぜ?「なによ。なに?」と、ぁあに?あ、ぁあに。そんな、故意に間延びさせられた、秋子。声。「クリスマス、…じゃない?」
「だね。うちら、ジャパニーズですけど」
「ここも、するのかな?」高子。秋子は、その問いの真摯を思わず笑った。「なに?宮島?」
「やっぱ、ここも」
くすぐるように
「…ね、それなんか」
「メリー・クリスマス?」
ひかりたち
「でしょ?ほかになに?聞いたら?」
「だれに?」
ふれた。わたしたちに
「近所の、…というか、あの、西光さん」
「お坊さんに?」高子。思う、秋子は、高子。たしかに彼女はすこし若返った、と。恋のせいではないだろう。恋はなぜか、人を老け込ませる。そんな気がする。自分よりはるかに若い、あの正義のせいにすぎないのだろう、
ね。…皮膚細胞って
祈る。永遠に
辿り着いたよ
と、そこ。
光合成って、さ
確信し、わたしは
…て、いた。終わりだよ
秋子。唐突ないとしさ。だれに?
できないものかな?
永遠を、祈り
終わりの果てだよ
わからない。だから対象を奇妙に欠落させた、しかし留保なきいとしさを、もう、無条件の。声。ふたりの笑い声を、雅秀はソファでただ心地よく聞いた。謂く、
なにをしようか?
あしたは。いまは
いつかは。わたしは
なにをしようか?
どこへ行こうか?
ひかる。ひかり
たわむれを。その
ここにはなにがありますか?
あしたは。いまは
照らし、翳り
たわむれさえをも
それを、なんと?
いつかは。わたしは
ひやし、あたため
たわむれを。その
なんと名づければ?
どこへ行こうか?
秋子。返り見、雅秀に笑む。謂く、
なにをしようか?
ひかる。ひかり
受け止めるだろう。たとえ
微笑。わたしたちはもう
どこへ行こうか?
照らし、翳り
あした、はげしく
生きていない。もう
わたしたちは
ひやし、あたため
雨が降っても。たとえ
終わりの果ての風景が、これ、…と
可能性そのもの
思い出した。高子。その秋子。彼女に流された目線。想起。たしかに、そこに雅秀のいたことを、想起。気づき、思い出し、かつ羞じた。かならずしも恥ずかしいという実感もなく。あわてて、しかも瀟洒を意図して落ち着かせ、高子。その笑う口を片手に塞いだ。謂く、
あら。やだ
ひかる。ひかり
どんな未来を
失敗しないで。なにも
やっ。あら
照らし、翳り
見るの?わたしは
おそれず、しかも
あら。やだ
ひやし、あたため
あなたは。いつか
間違わないで。きみは
やっ。あら
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