ユキマヒチル、微光 ...for Arkhip Ivanovich Kuindzhi;流波 rūpa -247 //なに?夏の/花。なに?花。たとえば/朝顔はかたむいた//26
以下、一部に暴力的あるいは露骨な描写を含みます。ご了承の上、お読みすすめください。
また、たとえ作品を構成する文章として暴力的・破壊的な表現があったとしても、そのような行為を容認ましてや称揚する意図など一切ないことを、ここにお断りしておきます。またもしそうした一部表現によってわずかにでも傷つけてしまったなら、お詫び申し下げる以外にありません。ただ、ここで試みるのはあくまでもそうした行為、事象のあり得べき可能性自体を破壊しようとするものです。
Ver.2.01.01
微光。見て
見なかったと同じ
明晰な強度に
微光。見て
その眼に、さ。いま、やさしく繊細なこゆびをそっと、いま。やさしく繊細にややナイーブなままぶち込んでしまってもいいかな?ほら、いま。やさしく繊細なぼくらの頭上、無数に鳥たちが翳りをさわがしいま。やさしく繊細に快活だから。…ね、
微光。猶も
たしかに。たぶん
老いさらばえてく
ひからびながら
あまりにも
死ぬだろう。わたしも
勿忘草も
ふと、色彩は
だから、思わず
あしたには
ぼくも?
いや濃く見えた
微光。見て
なにもあとに残さなかったか、に
去ったんだ
雨は。雨が
去ったんだ
なにもあとには
見飽きたろ?もう
髪の毛にからむ
なぜ、ぼくは
去ったんだ
桜なんか、さ
花びらを。ほら
生まれて来てしまったんでしょうか?
雨は。雨が
飽き飽きしただろ?
はじきとばしてよ
赦しがたい棘でした。ぼくは
去ったんだ
あなたほどうす穢い存在など存在するべきで、…は。な、
生きていてもいいですか?
もう、すべてが
ここにいてもいいですか?
見えた。ただ
恥辱。屈辱的に
手遅れじみて
呼吸をしてもい
くさいよ。…マジで。
微光。見て
去ったんだ
雨は。去っ
生きていてもい
死んで。…お願い。
微光。見て
もしも、素直に
見てよ。ね?
赦してくれた、かな?
見なかったと同じ
笑えば。わたしが、
おれは、ね?
ふと、吹き出して
明晰な強度に
あなたは、そこに
もう見えないから
笑ってくれた?
微光。見て
なにもあとに残さなかったか、に
素直に。もしも、
見てよ。ね?
所詮、敗者しか
去ったんだ
わたしが苦しめば
おれは、ね?
きみたちはすこしも
雨は。雨が
そこに。あなたは、
もう見たくないから
愛さないのだ
去ったんだ
生きていてもいいですか?
もしも、素直に
見てよ。ね?
消えて。もう
ここにいてもいいですか?
わたしが自壊をさらしさえすれば
おれは、最初から
ぼくの前から
恥辱。屈辱的に
あなたは、そこに
なにも見なかったとさえ
消えて。永遠に、
呼吸をしてもいいですか?
.02
微光。いっ。微光
やめっ。え。もう
お願い。え。もう
微光。び。微光
その眼に、さ。いま、やさ網膜に、…ね?ふれた。網膜を、…ね?なぜた。網膜に、…ね?しめり気が、網膜を、…ね?見つめていながら網膜に、…ね?咬みつく気?きもいんだけど。…ね、
微光。猶も
ね?きみは
色褪せてゆく
言葉もなくして
あまりにも
いちどでもぼくを
かりんの花も
ふと、色彩は
だから、思わず
愛してくれた?
ぼくも?
翳りににじむ
微光。見て
なにもためらいも感じなかったか、に
去ったんだ
雨は。雨が
去ったんだ
なにもためらいは
乱れるがいい
わたしの未来が
豪雨のなかに
去ったんだ
春の花たち
唐突に、すでに
踏みつけてあげよう
雨は。雨が
その息吹く葉も
昏くなっていた
泥だらけにして、あ
去っ
あなたほど廃棄するにも値しない存在など存在するべきで、…は。な、
かゆいんだ。むしろ
ね?きみの
はがゆいんだ。とても
耳のうら側で
そこ。やや突飛な
影がちぢこまる
のけぞった。わたしは
カスだよ。…マジで。
微光。見て
去ったんだ
雨は。去っ
のけぞった。わたしは
死んで。…お願い。
微光。いっ。微光
花汁まみれで
もう、雪も、ね?
舞い散ってるの?
やめっ。え。もう
あざやかだった、それら蝶たちは
なにも。つめたさも、
もう、嘆かわしいほど
お願い。え。もう
のたうつがいい
なにも、もう
無数の花粉が
微光。び。微光
なにもためらいも感じなかったか、に
なにを?その眼に
おれは、ただ
見えないんだ
去ったんだ
それらあざやかな蝶たちは
眼を。だから
散り、舞い散っていたはずの
雨は。雨が
のたうちながら、ふと
見ひらいてみた
花粉たちさえ
去ったんだ
かゆいんだ。むしろ
憐れまないで。ぼくは
もう、雪も、ね?
窒息を。その
はがゆいんだ。とても
いちども、きみをなど
つめたさも、なにも
蝶の悲惨に
そこ。やや突飛な
愛さなかったと思っていさせて
なにも、もう
飛散の果てに
のけぞった。わたしは
.03
微光。び。微光
やめて。自分を
傷つけないで
微光。び。微光
その眼に、さ。いま、やさしく繊細なこゆびをそっもう、あなたの虹彩をふちどるように、無数に針が、無数の針が、数かぎりなくも針が大量に刺さっていたから。しかも、甘咬みしかけた牙じみたささやかな深さ、ちくっと。
微光。猶も
わたしたちは
朽ち果ててゆく
失われ、ただ
あまりにも
ただ茫然と。ただ
アネモネさえも
もう二度と、ぼくは
だから、思わず
立ちつくすだけ、と?
ぼくも?
思い出せないでいるのだろう
微光。見て
しかも記憶を残さなかったか、に
去ったんだ
雨は。雨が
去ったんだ
なにも記憶すら
醒めているんだ
暴力衝動。唐突に
あげつらうような
去ったんだ
わたしは、ひとり
自虐症状。しかも
あなたがたがたてつづけるノイズ
雨は。雨が
きみの笑みからも
破壊衝動。執拗に
ひびいていたんだ
去ったん
あなたほど。恥ずかしい存在など存在するべきで、…は。な、
ぶって。打って
あ。あかうあ。あ
殴って。壊して
あけひろげ、口を
だいなしにして
あ。あうかあ。あ
生きていることを後悔させて
腐ってね?すでに、…マジで。
微光。見て
去ったんだ
雨は。去っ
生まれたことを後悔さ
死んで。…お願い。
微光。び。微光
おれのためだけに
見てよ。ね?
叫び声をあげた
やめて。自分を
生きるがいいんだ
おれの、ね?
蝶の墜落を
傷つけないで
どうせ、きみは
身代わりだから
気が。見ていた気が
微光。び。微光
しかも記憶を残さなかったか、に
いちども、ぼくを
涙をこらえて
むさぼっているよ
去ったんだ
救おうとさえ
そこに、きみは
蝶たち。無数に
雨は。雨が
しなかった、きみは
おれを見つめよ
花に突っ込んで
去ったんだ
ぶって。打って
おれのためだけに
見てよ。ね?
叫び得なかった
殴って。壊して
死んじゃえよ。ただ
おれの、ね?
蝶の悲嘆を
だいなしにして
犠牲者づらして
もう、ほら
気が。聞いていた気が
生きていることを後悔させて
.04
微光。び。微光
び。び、ぃいっ
微光。び。微光
び。び、ぃいっ
その眼に、さ。いま、やさしく繊細なこ泣かないで。おねがい。たぶんあなたの虹彩の綺羅、その解像度を限界以上にあげてしまえばこの眼に、さ。いま、やさしく繊細なこゆびをそっもう、わたしの虹彩をふちどるように、無数に針が、無数の針が、数かぎりなくも針が大量に刺さっていたから。しかも、甘咬みしかけた牙じみたささやかな深さ、ちくっと。
微光。猶も
赦して。せめて
崩壊してゆく
沸騰するに似
あまりにも
いま、ぼくがここに
椿の花弁も
せつなさが
だから、思わず
存在していることをさえも
ぼくも?
疾走を見せた
微光。見て
なにも可能性を感られなかったか、に
去ったんだ
雨は。雨が
去ったんだ
なにも可能性さえ
わたしはいちども
きみは、…って、さ
口蓋に、葉々を
去ったんだ
眼をひらかないまま
だれ?きみは
咀嚼するそれら
雨は。雨が
滅びたのだろう?
どこ?きみは
毛虫たち
去ったんだ
あなたほど。忌々しいだけの存在など存在するべきで、…は。な、
咬みちぎり、指
わめくなよ。ぼくの
咀嚼する。冷酷な
耳もとで。ただの
空が。冷酷な
他人だろ?所詮
落ちてくる。きみに
終わってる。…マジで。
微光。見て
去ったんだ
雨は。去っ
空が。冷酷な、…きみに
死んで。…お願い。
微光。び。微光
返り見ないで
もう、雪も、ね?
ふるえているんだ
び。び、ぃいっ
わたしの、無謀な
ゆびさきも、なにも
ゆびさきで。ほら
微光。び。微光
苦悩など
なにも、もう
厖大な毛孔が
び。び、ぃいっ
なにも可能性を感られなかったか、に
見開いた眼に
おれは、ただ
立ち去った。もう
去ったんだ
あなたはなにを
眼を。だから
蝶たちも、その
雨は。雨が
見ようと?猶も
見ひらいてみた
羽根の翳りも
去ったんだ
咬みちぎり、指
返り見ないで
もう、雪も、ね?
おびえているんだ
咀嚼する。冷酷な
わたしの、無根拠な
つまさきも、なにも
爪の生え際。ほら
空が。冷酷な
苦悩など
なにも、もう
やわらかな甘皮
落ちてくる。きみに
.05
微光。び。微光
降り、せりあがり
さわぎ、ゆがみあい
微光。び。微光
その眼に、さ。いま、やさしく繊細なこゆびをそっと、いま、やさしく繊細にぶちしたちは。だから、わたしたちは決して後悔をしないのだった。たとえ見つめあい、ふるえつづける針にあやうく失神しつづけていたにしても。歓喜?針に?ふるえに?失神に?歓喜?まさか。
見て。ゆびさきが
うつくしい
むしろわたしたちは
よろこびにゆれた
きみは
たぶん、針の
縦方向に
うつくしい
ふるえに
微細に
たしかに
ふるえた涙ひとつぶの被膜じみた水面の過ちだったろう。つまり、やさしく綺羅めく雫に
微光。猶も
ただ、まっしろく
降ればいい。そして
いつまでも、わたしは
あまりにも
もう、なにも
うめつくせば、…雪柳
ここで。いつかその
だから、思わず
見せないで。ぼくに
ぼくも?
茫然は恍惚に似てゆくだろう
微光。見て
お願い死んで。うぜぇから死んで
去ったんだ
雨は。雨が
去ったんだ
お願い。消えて
穢されたい?
あなたがぼくを救わなかったせいで
やめて。もう
去ったんだ
ぼろぼろにされたい?
ぼくに、あなたは
忘れて。わたしを完璧に、
雨は。雨が
踏みにじられたい?
壊されるだろう
すべ、…え?存在すべてを
去ったんだ
あなたほど。恥ずかしい存在など存在するべきで、…は。な、
舐めて。…いて
自虐とはつまり
つっこんで
もっともエレガントな
いじりつづけて
嗜虐形式にすぎない
いじめつづけて
他人の大便でもすすって生きてるがいいさ。永遠に、…マジで。
微光。見て
去ったんだ
雨は。去っ
いじって。いじ
死んで。…お願い。
微光。び。微光
狂いそうなんだ
きみにさえ
もっと、もっと
降り、せりあがり
壊れそうなんだ
眼。そらされたら、もう
すばらしい場所まで
さわぎ、ゆがみあい
わがままですか?
抱きしめてほしい
行ってしまおうよ
微光。び。微光
お願い死んで。うぜぇから死んで
ささやき声さえ
だれにも、なにも
まだ。だれもまだ
去ったんだ
すさまじい轟音で
見られなく、ほら
見たこともない場所まで
雨は。雨が
鳴りひびいていた
だれにも、なにも
行ってしまおうよ
去ったんだ
舐めて。…いて
限界なんだ。もう、
抱きしめてほしい
もっと、もっと
つっこんで
不可能なんだ。もう、
眼。そらされたら、もう
すばらしい風景が
いじりつづけて
なさけないですか?
きみにさえ
ぼくらを待ってる
いじめつづけて
.06
微光。見て
見て。消えてゆく
雪舞い散る。ほ
すぐさまに、きみは
や。も。めて。もう、も
足元に、いま
ほら、ほ、雪ら、ら
忘れたんだろ?
も、めて。もう。や。て
ぼくの踏む影も
さらさらって、さ。さ
すぐさま、すでに
微光。見て
いま、やさしく繊細なこゆびにその眼を、さ。いま、やさしく繊細にこゆびをその眼に、さ。いま、やさしく繊細なこゆびにその眼を、さ。いま、やさしく繊細にこゆびをその眼に、さ。いま、やさしく繊細なこゆびにその眼を、さ。いま、やさしく繊細にこゆびをその眼に、
び、び、び
見て。にじんでしまう
雪舞い散る。ほ
おれを求めた
いっ。いっ
足元に、いま
ほら、ら、雪ら、ほ
その朝の、あの
いっ。いっ
きみが踏みかけたその影も
さらさって、さ。さ
朝の夢さえも
び、び、び
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