ユキマヒチル、微光 ...for Arkhip Ivanovich Kuindzhi;流波 rūpa -243 //なに?夏の/花。なに?花。たとえば/朝顔はかたむいた//22
以下、一部に暴力的あるいは露骨な描写を含みます。ご了承の上、お読みすすめください。
また、たとえ作品を構成する文章として暴力的・破壊的な表現があったとしても、そのような行為を容認ましてや称揚する意図など一切ないことを、ここにお断りしておきます。またもしそうした一部表現によってわずかにでも傷つけてしまったなら、お詫び申し下げる以外にありません。ただ、ここで試みるのはあくまでもそうした行為、事象のあり得べき可能性自体を破壊しようとするものです。
山田樹々。19日。しかも
泣いていい?
雨。すくなくともその
かな?泣いてい
午前は。由比が浜は。肌寒かった。だから
雨が
はっ。は。…え?
樹々たちは
いつでも
はじく。はっ
水着に肌をさらしさえ、そこ。地下駐車場の先。食い物屋。カフェ・レストラン?その2階席。楠は見つめた。樹々を。云った、むしろ高明が、その
見飽きない
ささやけよ
信頼できる?
ささやき。樹々に、
ぼくは。猶も
わたしのためなら
…なぜ?
…いっつも、
退屈しかけた
死ねるって
追随できる?
さ、と、つぶや「お前ら
きみにさえ
つぶやけよ
…なぜ?
来るときいっつも、」と、「雨じゃね?」
雨が
はっ。は。…え?
笑った。樹々。「そう。そ。…それ。まさに
いつでも
発情期。はっ
そう。そ。それ」好ましい。その樹々。その笑う声。顔も。頸。わずかなかたむき。挙動。微動も。そこに、高明。その高明には。…てか、「さ」ささやく。高明。なんとかはしゃいで、好き放題
ふっ
ひかりがふれる
毛孔で、さ
騒ぎたかった。「キス、
ふっ
ふかりにふれる
深呼吸。ふと
きっ。したの?お前ら」指に、ぶしつけな鈍感を故意につくり、差した。指。交互に、樹々。そしてふと背をのばしかけた楠。ふたり。…まだ、と、まだ高明が楠を見やっていたうちに、まだ、と。まだ高明がまだ、と、ふいうちじみて樹々は「まだ、」笑んでいた。「だよ。キスは。だ、」
わらっちゃう
閃光よ。ただ
「なんで?もう
わたし、しあわせ
おれを焼け
長くね?」知っていた。高明は、7月の終わり。あの輪姦から、すぐさまに
雨が。いつかは
はっ。は。…え?
希望!
楠と樹々が
いつでも。雨が
破綻にすぎなっ。はっ
進行!
できていたことは。高明と楠とに噓はなかった。すくなくとも楠は、…なんか、と、あけすけだった。「遅すぎね?」…欲しいの?樹々は、そのふざけた高明に流し目を送り、…したいの?ふと、…餓えてんの?軽蔑を。妙な、
やや唐突にda capo
鮮明さで。「だって、さ、」樹々は「あれ、女子的にはいちばん大事だよ」口を開きかけた楠にその「知ってた?」発言の
あなたに無限の
旋回する
自由を
幸福を。あなたに
鳥影。唐突な
与えない。「無理。まだ。椿にも、だれにも、あのときだって、さ、わかる?守ってたじゃん。やんなかったじゃん?椿さんとかも、だから、だったじゃん?ね?」と、…まだ、
やや辛辣なグリッサンド
守ってたからね。思わず、
ぶっ。…永遠に
消え去って行く。この
樹々は吹いて
ぷっ。…きみの
ぼくら、輝いた日々
笑った。…噓。やりまんじゃん?楠はただ、高明の「やりまくりじゃん、むしろ」はす向かいで「ジュジュー、なんか」高明からだけ「やば。それ」目を逸らしていた。その会話自体が、自分にいっさい関わり合いないことと擬態してみせて。謂く、
見ていたんだ
罅。び
知っ、やりたがってんの
答えないで。…ねぇ
ぼくは。ぼくら
むしろ、び。ただ
知ってっからね
いきなり
その輝いた日々の
まみれ。罅
知っ、おれ。知っ
泣き出したくなるときってない?
喪失の過程を
おとなたちって。こどもたちって、所詮狎れあいに理解したふりしかしないもん、じゃん?
見ていたんだ
ぼくは
ぼくらの
喪失を
見ていたんだ
罅。び
し、し。大切に、さ。おれ
答えないで。…ねぇ
ぼくは。ぼくら
むしろ、び。ただ
してーじゃん。から
なぜかわかんないけど
その若かった日々の
まみれ。罅
れ。おれ。守りてぇじゃん、
悲しくしかないときってない?
消尽の過程を
おとなたちって。こどもたちって、所詮媚びうってあるいて実際なんか生産性ぜんぜんなくねぇ?的な、じゃん?
見ていたんだ
ぼくは、
ぼくらの
消尽を
見ていたんだ
罅。び
いっ。やりたがってんの
答えないで。…ねぇ
ぼくは。ぼくら
むしろ、び。ただ
気づいてってって。から
もう、すべて
やがて愛おしむ日々。その
まみれ。罅
いっ。おれ気づ
壊されたって感じちゃうときってない?
忘失の進行を
おとなたちって。こどもたちって、所詮結局なにがしてぇのどうしてぇのっていうそんな懊悩。…じゃん?
見ていたんだ
ぼくは
ぼくらの
忘失を
見ていたんだ
罅。び
は?やべぇじゃん。まじ、ま
答えないで。…ねぇ
ぼくは。ぼくら
むしろ、び。ただ
は?純情じゃね?おれ
やばいくらいに
その愚かしい日々の
まみれ。罅
ん。…的。な、そうゆうや
叫びちらしたいときってない?
綺羅めきの現状を
おとなたちって。こどもた、…じゃん?
見ていたんだ
ぼくは
ぼくらの
綺羅め
ふさぐ。夭子。25日。ふさぎ、その口を。口。自分の。ビラ・ローザ。その部屋のなか。英雄は
刺さる
違う。ぼくは
暴れた。
つき刺さる
あくまで、おだやかに
泣きながら。
ぶっ刺さ、ぶっ
冴えて、きみの
発作。
つきぶっ刺さ。ぶっ
困惑を見てた
客ではなかった。山田椿が来た。入れた。抱かれた。送り出す時、夭子は英雄の存在を忘れていた。下を履いただけだった。見た。英雄が。そして椿を押しのけるように部屋に入り込み、暴れた。泣きながら。ビラ・ローザ。夭子は思わず口を覆って叫ばないようにするだけだった。笑った。椿は、耳をつけたドアの向こうの騒ぎを聞き、聞き飽きて。そしてそのまま、
豪雨ですか?
もっと、やさしく
わたしたちは
雲った空の原宿から
他人の頭にも
ほほ笑めたら
永遠に
彼のバイクを
雷雨ですか?
きみは
ひとつだ
飛ばした。謂く、
加速。ただ
しない。まして
風景。それら
せせ笑う、とか?
まなざしのなかに
まさか。ほんの
加速。いま
加速。ただ
風景。それら
衝突を。ただ
風の壁。それら
風景は、いつもないがしろにされていた。…から、
衝突を。ただ
いいっ、と。歯
一秒さえ
眼。狎れ過ぎた焦燥
風の壁。それら
少年は、わたしを
きざしかけさえ。その
しかも、鮮度をたもって
筋肉。骨に
とおりすぎながら
可能性。未来など
見開いた。彼は
触感を。いま
風景を、いつも取り逃しつづけてていた。…から、
筋肉。骨に
ないんだ。しかも
触感を。いま
共感も。なにも
加速。ただ
わずかにも。なぜ?
風景。それら
加速。ただ
風景。それら
まなざしのなかに
加速。いま
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