ユキマヒチル、微光 ...for Arkhip Ivanovich Kuindzhi;流波 rūpa -232 //なに?夏の/花。なに?花。たとえば/朝顔はかたむいた//11
以下、一部に暴力的あるいは露骨な描写を含みます。ご了承の上、お読みすすめください。
また、たとえ作品を構成する文章として暴力的・破壊的な表現があったとしても、そのような行為を容認ましてや称揚する意図など一切ないことを、ここにお断りしておきます。またもしそうした一部表現によってわずかにでも傷つけてしまったなら、お詫び申し下げる以外にありません。ただ、ここで試みるのはあくまでもそうした行為、事象のあり得べき可能性自体を破壊しようとするものです。
そこに…家畜くん。と。夭子。「ご褒美」そこに、「ほら」その夭子はすでに、鼻血さえながしはじめた英雄に、「お尻の孔だけ、」…さ。「なめても、」ごほう、び。「…いいよ」笑む。ひたすらやわらかに、英雄の目に堪えがたくもやさしく、やるせなくもいとしく、いやしがたく悲しく。夭子は、ちょびっツのちぃのフィギアの尻を、英雄の鼻先に向けて突き出した。謂く、
傷をつけてよ
骨髄にさえも
あなたはただ
繊細すぎた
しあわせのかたちは。それぞれだか、ら。
傷をつけてよ
あげるよ。すべて
骨髄にさえも
悲嘆も。あるべき
あなたはただ
絶望も、すべて
繊細すぎた
かなしみのかたちも。それぞれだか、ら。
傷をつけてよ
やわらかな、と
あげるよ。すべて
いいよ。辱めて、いい。い、いっぱい
骨髄にさえも
くちびるに、ビニールの
歓喜も。理不尽な
けど、そのかわり
あなたはただ
感じた。ケツを
焦燥も、すべて
い、て。笑っていてい、て。ほしい
繊細すぎた
7時半。ドアを開けると水葉は、
絶望だ!
まずは雅秀のために
発狂だ!
最高の笑顔を見せつけてやる。まなざしがすでに感じている。疲労を。まなざし以外の肉体に。今日行くと、椿からメールがあった。携帯に、…ふたりで。そのフォントを見た目は知っていた。その疲れの急激を。だから予測そのままをなぞり、疲労。狎れきったそれ。行為。雅秀は
朝日がおれの
直立不動、で
あっけない。その
やがて、足もと
排便姿勢。…を
前と後が
燃えひろがるだろう
直行直帰、で
執拗だった。技巧に
じわ。じわ。じわ、と
排尿行為。…を
淫する。かならずしもうまくない。椿は長い。いやなるほど入れてから長い。乾く。干からびる。傷い。交互に
ひりっ
別種の、疲れるんだ、と。思った、今日は、わたしのくっちゃいあそこは、と。
ひりっ
い
水葉。眼の前に故意に傲慢な雅秀の微笑。喉のふかくに、
ひりっ
い
ちっ
水葉。舌打ち。そしてようやくうしろ、なぜか横を見つめていた椿に目線のあわない笑みをくれてやり、水葉は水葉を憐れんでやった。謂く、
辱めて。ほら
好きなだけ、きみが
好きな体位で
舐めて。ほら
スベタって何語よ?
わたしの肉体は
知ってるって。もう
売女。すべた
おなじクオリティで
擬態する。無感覚を
ふれる前から。あなたたちが、
ビッチ。あばずれ
あげたい。絶望を。見て
わたしの喉は
汚れていた。一生分以上
淫売。やりま・
景色。わたしが見てきたおなじ景色。を、
擬態する。高揚を
動詞?コーマ・って名詞?
辱めて。ほら
好きなだけ、きみが
好きな体位で
入れて。ほら
やべぇっ。えっ、え。
墜落するかに
と。声。椿。殊更に喉のふるえ。椿が、
駆け昇れ
声。椿。あえいで見せた。喉のふる自己演出。それが過剰に入った水葉よりももはや、椿の声は大きかった。雅秀は
怒号のように
耳を、そっと
いつもの流儀で、
罵声のように
もっと、やさしく
顔にかけた。はじめてされた時には
激怒のように
ダーリン。いじめて
夢のように思った。水葉は。それが当然のことらしい雅秀。その馴れ。まさに夢だった。本当に、現実でするひとがいる事実を初めて知った。唖然。
莫迦にさえ
あまりの
笑えさえ
稀有に、茫然とさえし、椿。肉体。雅秀ごとき比ぶべくもない肉体。椿は吹き取る隙もあたえなかった。首をしめ続けた。締まるのだ、と。雅秀にさかんに椿は
落ちる
すっげぇ、さ
喚いた。勝手に
わたし?まさか
しまんのっ。まんっ
肌に、椿。その
きみの体臭が
しまっ。まんっ
汗が派手に
落ちて、くる
すっげぇ、さ
散った。思った。水葉。差異は?強姦と和姦。その境は女にとってどこなのか?苦しみ。単純に身体上の苦悩に喉は、もう
苦悩の花は
馴れてさえいた。ただ、
薔薇のように
発熱と
翳り、苦悩の
どうしようもない行き止まり感が、体内に
花は、しらゆりの
好き放題に暴れまわった。自分の放屁の事実なら知っている。指が首に食い込む須臾、ある微妙な位置にふれたときに水葉。その、そこは臭気を一気に吐いた。滑稽なノイズ。湿気たひびきとともに。椿が勝手に中に出したあと、なかば引き攣けをおこしながら俯せて身を曲げる水葉は…どう?と。そのときに、あんた、
好き?
していいよ
好きなの?そのことば。喉のおくに、
こおぃうの
ひとりで
ささやかれただけの
好き?
勝手に
ことばがささげられた、その
こんなふうなの
こすっていいよ
雅秀をは見ようともせずに、屁こき虫。わたし。わたしだけ。屁こき虫。わたしこそ。好き?屁こき虫。立つ。雅秀。まるでなんらかかわりのない他人のようにも、立つ。雅秀。窓ぎわに、そして、…だろ、ね?水葉。好き、だろね。あんた。未成ねんしゃとちちりくりあってるじぶんのおんなみてなんかいいっぱいじぶんでいっぱいやってやりまくったんだろたこおなってんだろかすますかきざるかよくっせこのくっせぇたこくっせぶたのくっせぇかすくっせこのくっせぇくせくそやろうくそま「…って、」んこやろうあんどち「さ。…あ」んかすやろうし「あれ、」ねかすその「さ、あれ…」雅秀。ふと
笑ってよ
振り返り、いまだ入れたままの椿の背中のを「なに?」見た。汗。息。荒れた、「金。ここらの、」息。椿。彼。「ここらへんの、さ」
「みかじめ?」
笑っていてよ
「あれ、高明に回収させない?」…って。息をはく。「莫迦?」椿は。汗まみれで「マーシー、」自然「莫迦なの?」抜けた、ちぢこまったそれ。自分の手のひらに無事を確認した。「無理に決まってんじゃん。餓鬼じゃん。小僧じゃん。しかもカスじゃん。あかねけぇじゃん。クソ」
気づかない?
のけぞりかけた
「でも、さ。おれらの」
「なんかぜんぜん、おれ、あかぬけねぇじゃん。クソ」
意外に、きみの
頸。だから
「息かかってるってわかって、」
「皮かぶってんじゃん。かわいそすぎじゃん。きとういてぇじゃんクソ。さい」
好きかな?汗の
すじに、ふたたび
「れば、じゃん?」
「いっ。さ。いってーじゃん。クソ」水葉の
匂い。その
あざやかな傷みが
尻に、憤った椿は唾を吐いた。垂れた。謂く、
笑うべき、すべて
眼に映るすべて
笑うべき、すべて
それらぜんぶのうえ
燃え上がるべきだ。眼の前で、おれの
笑うべき、すべて
好きだよ。たとえば
かつて、一切
しま。ま、え。え?剥ぎ取ってしま
眼に映るすべて
きみの、こなれた
見なかった。わたしは
苦しみ。を、肉体。に、そこに。圧倒的に存在。し、た、そ
笑うべきもの
噓。その上手さ、さ。も
歎くべきもの以外をは
なかで。その。なかで、
すべてのうえで
狂っていてあげよう
わたしは。滑稽に
ふりきれていてあげよう
わたし。無防備に
発狂するべきだ。眼の前で、おれの
狂っていてあげよう
好きだよ。す。たとえば
一切、かつて
見せて。素顔。を、見せ
わたしは。滑稽に
きみの侮辱じみた
見なかった。わたしは
苦しみ。を、肉体。に、そこに。圧倒的に存在。し、た、そ
ふりきれていてあげよう
噓。その巧妙さかつ絶妙な
歎かわしいもの。以外に、は
なかで。そ。そ。なかで、
わたしは。無防備に
樹々。いきなり高明が覆いこんでやっていた傘を、
雨?ね、ね、
たとえあなた。が
樹々。飛びだした。
好き?
吐き気がすると。さえ
笑って。
雨?ね、ね、
ののしったところ。で
走った。
好き?
あくまでわたし。は
みなとみらい。雨。「知ってる?」と。やがて高明に追いつかれた樹々は、「いま、
はっ。はっ。はっ
やめてください。至近
ジュージュさんは、」
いまも、わたし充分に
至近に、勝手な至近に
立ち止まった高明の
はっ。はっ。はっ
鬱な発情。至近
すれすれに、「いま、
かわいいですか?
至近、に。さらすのやめ
結構、」返り見、そして「いま、しあわせだったりするかもだったりなんだわさっ」…やめて。そう、
われわれは
気取るの、
滑稽な無数の
やめて。高明は
虚言であろうか?
笑いそうになった。濡れていた。樹々。雨が直接うったから。気づいた。高明は。自分も濡れていることに。ひたい。髪から流れた雨水に。ひたい。鼻孔。匂い。雨。
ぬ。びしょ濡れなのだ
想像してみて
汗?
ぬ。肩も。ふとももも
嗅覚が、まったく
体臭も?
ぬ。手首も。やがて
なにもない、世界
自分の。
ぬ。かかとも。いつかは
しずかな、その
経験。来たことがあった。樹々は。父親と、みなとみらいに。横浜出身だった。父親が。母親のせいで離婚した。駄目な女と結婚する過ちを犯した男は、女をつくって母親をだけ捨てた。親権は放棄された。樹々はかたくなに、そこに無能な母親の企みを
虐待された
クソです
ぎゃっ
思った。樹々に
かわいそうないぶきを
すべての女は
ひゃっ
父親に捨てられた実感はあくまで
かき消す
クソです
ぎゃっ
なかった。高明は傘を
突風が、虐待
じゃない?
ひゃっ
むしろたたんだ。もう無意味に思われたから。…で、と。「樹々、さ」
「なに?」
「おれになにしてほしいの?」笑った。樹々は、故意に挑発的に。その高明。笑いたて、故意に挑発的な彼に。謂く、
しあわせは、ただ
晴れた日
その、空
わかる?色彩
きみは、いつでも。も、
吼えて。いま
謂っちゃえば、さ
のけぞって。せめて
そおゆうきみの意外にそおゆう莫迦なところとか
すべて。雲を
好きかな。なんか
吹き飛ばすほどには
すなおに無能をさらす才能、を
けものでしょ?
残酷さ。きみの
樹々は。ね、いっぱい
惹かれなくもない
きみは、きみたち
どうして?ふと
泣いていたのだ。…から
たぶん、わたしが
きみも、きみさえも
冷酷さ。きみの
笑ってさえいたのだ、か
病んでいたから。やや
けものでしょ?
すなおに莫迦っぽさをさらす才能、を
吼えて。いま
謂っちゃえば、さ
のけぞって。せめて
実際、普通にただ単に無能なとこ、とか?
雲をすべて
好きかな。なんか、
吹き飛ばすほどには
わたしは、いつでも。も、
しあわせは、ただ
晴れた日
その、空
わかる?色彩
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