ユキマヒチル、微光 ...for Arkhip Ivanovich Kuindzhi;流波 rūpa -230 //なに?夏の/花。なに?花。たとえば/朝顔はかたむいた//09
以下、一部に暴力的あるいは露骨な描写を含みます。ご了承の上、お読みすすめください。
また、たとえ作品を構成する文章として暴力的・破壊的な表現があったとしても、そのような行為を容認ましてや称揚する意図など一切ないことを、ここにお断りしておきます。またもしそうした一部表現によってわずかにでも傷つけてしまったなら、お詫び申し下げる以外にありません。ただ、ここで試みるのはあくまでもそうした行為、事象のあり得べき可能性自体を破壊しようとするものです。
横浜駅。そこ。山田樹々と待ち合わせ、横浜駅。そこ。高明。待ち合わせ場所を決める時、自由が丘の樹々のほうが鎌倉の高明よりはるかに詳しかった。2歳年上の年の差を、ふと
惨劇だ。やっぱり
え?あなたって、
高明は
悲惨だ。きみは
まじで?
屈辱として、
なぜなら
そんな表情も
なぜ?
こころは、わたしの
あるんだ。やばっ…て
舌さきに
壊滅、を。すでに
驚かせてみろ
感じた。海で出逢い、それからほぼ一日過ごした日から、次の日は何の連絡もなかった。明け、その次の日の朝、深夜、メールが入っていたことに
愛ってやつは
クソが、鼻から
発光。微細に
気づいた。元気?
いつも、男を
耳から垂れた
体腔すべてに
すこし、
泣かせちゃうの、さ
ち・カス野郎
発光。微妙に
心配です、と。なにが?その文面を、なぜ?読みながら高明はなぜ?思わず失笑のゆがみを頬に
なぜ?
夢のなか、我々は
感じているしかなかった。連絡は
ね、ね、ね、
むしろ容赦ない、その
頻繁になった。暇さえあれば
口蓋に汚物
唯物論的辛辣な
メールが入った。10時の
なぜ?
思考的事象を築き
待ち合わせ。待ち合わせとして、その時間がやや遅めか早めか高明は知らない。いずれにせよ、ただの中学生にすぎない。年齢に高明はみずから甘えた。みなとみらいの臨港パークに行った。なんの当てがあるとも、その樹々には
やさしくして
手をつないだまま
雨って、さ
見えなかった。行き場所を
わたしは大人になれない
クソ、しませんか?
つめたくて、やや
定めたのは
永遠の少年
スカトロ・べいびー
やさしくて、やや
樹々で、高明は歩みに事前調査のあとがそれとなく感じられた。年上だったから?その矜持として?樹々に先導されるまま、海辺を北から、南に下った。すいていた。当然だった。傘を、路面を、樹木を、芝を、叩いて雨が、丸みのあるノイズを
雨が。傷み
不安なのだ
勝手に
冴え切った、雨
きみのやさしい
ちらした。最初、海が
雨が。傷み
髪のかおりさえ
見え始めたとき、…やばっ。と、「こうやって、海って、見えてくん、だね」樹々。
ね、
ね、
ね、
わかるようで、
ね、
高明。樹々のいいたいことがなにもわからなかった。しかたなくて、高明はそのふりつづく雨に、
雨が。猶も
いたましいのだ
に。やわらか、く。やさし
湿気て感じた樹々の
冴え切った、雨
きみのやさしい
で、しかない。傷み、で
髪の毛を
雨が。いまも
髪の綺羅さえ
に。やわらか、く。やさし
そっと嗅いでやった。同じ傘の、至近に。謂く、
変態だよ。まさに
おれは怯えた
変質者。そこに
きみの存在が
虚構なんじゃね?海って。実は
おれを勝手に
衰弱してしまったんだ
神経が、すべて
くせぇんだよ。く、
いびつにしてゆく
わたしは、ただ
硬直し、だから
海。潮、く。
虫食み、おれを
風に、その。…雨を知ったよ
麻痺を。あざやかな
めっちゃくっ。く、
翳らせてしまう
から、さ。勘違いでしょ?海って。ホモ・サピエンスたちの
異端だよ。まさに
きみは不埒な
異常者。そこに
存在そのものが
まだ早い。そんな気がする。
いつ?
いつでも。正午でも。まだ
いつ?
早い。そんな気が
いつ?
する。いつでも。あわく、
いつ?
執拗にまだ
いつ?
早い。そんな気が
いつ?
する。いつでも。昏いから。執拗に。
いつ?
明かるくてさえ、まだ
いつ?
早い。そんな気が
いつ?
する。いつでも。昏いから。まだ、
いつ?
吐く。息を
いつも、まだ
いつ?
吐きつづけ、い
鼓動
明けてさえ、と、
時間とは
だっ。わたしだっ
そんな
まなざしが見出す
って。ときどき
錯覚を、夜が
視野。その
だっ。素直に
まだ、と、
限界にすぎない
って、笑えちゃうん、
窓。張られていた。遮光シートが。趣味ではなかった。夭子の。残置物。借りたときからの。息をはく。夭子が。午前8時すぎ。マニア。フィギアだらけの部屋。ことさらに巨乳かつ激細ウェストさらに輪をかけてピーチ巨尻系の女の子が好き。ふと、
わっ、わっ、わっ、
決してくじけない
好きな、ひとは
笑った。声を
ケツに翼がはえたもんだから
わたしは、いつか
だれですか?どんな
たて、ふいに、そこに
わっ、わっ、わっ、
そう心に誓った
ひと、好き
酸欠感がこめかみにきざした。英雄は夭子に謂われたまま、自分で自分をひっぱたいていた。それは軽い冗談だった。そう英雄は知っていた。もっとたわいもなく、慰撫にちかい加減で頬をはたいただけで、夭子はあるいは満足したのかもしれない。英雄の真摯が、それを
クソまみれのクソ
勇気だせ。きっと
赦さなかった。…ね?「ひっぱたいてみ」
「八木さんを」
「カス。自分を。カス」笑って、その笑みに邪気をさらさない夭子の赤裸々に、または無防備に?…ぼくのためにだけに
いたいよ。きみが
え?あたまの上に
見せた、それ。英雄は、…ぼくの
いたいんだ
放火しました?
まなざしだけが見た、その。まばたく。そして、夭子のそれを
クソまみれのち・・
勇気だせ。きっと
すこし模倣して笑ったのだった。夭子はいま、完全に満足していた。英雄はもう傷みさえ感じなかった。その肌は。その筋肉は。ただ、骨格。それらが不可解な他人の存在感をさらしたそこで、傷みひたすら曖昧ににじみつづけた。…いいじゃん。至近に、
家畜たち
と。顔を…いいじゃん。至近に
下僕たち
顔を近づけ、「いい。きみ」
クソ以下のクソ
…根性、「いい」あんじゃん。ささやく夭子の口臭に欠損が感じられた瞬間が英雄に赦し難くさえ、なぜ?ただ
かなっ
なっ
かなしかった。謂く、
なぜ?ぼくたちは
たわむれじみて
傷つけあって
なぜ?唐突な
感謝を。きみに。ただ感謝にキモチ、もち、チ、だけが
たぎりたつ、ん。だぜ
疼痛。ふいに
ほとばしる、ん。だぜ
前例のない
クッソ熱い、ん。だぜ
疼痛。歯頚に
やばすぎな、な、だぜ
れ、て。ってありがとう。きみがいて、くれ、って。ってあ
疼痛。ふいの
知っている。それは
燃えていいかな?
やさしい子。なんだ
失神。まえぶれも
擬態。残酷さは
ひとりで、ふいの
傷つきすぎ。て
前例さえない
あくまでも繊細なあくまでもあなたの
恥ずべき燃焼
傷つきやすいん。だ
疼痛。歯頚の
れ、て。ってありがとう。きみがきみでい。て、くれ、って。ってあ
やばすぎなんだぜ
疼痛。歯頚に
クソ熱いんだぜ
前例のない
迸るんだぜ
疼痛。思い出したように
滾るんだぜ
感謝を。きみに。ただだ、だ、だ。キモチ、もち、チ、だけが
なぜ?ぼくたちは
たわむれじみて
傷つけあって
なぜ?唐突な
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