ユキマヒチル、微光 ...for Arkhip Ivanovich Kuindzhi;流波 rūpa -206 //ふ。ふっ。ふみ/ふむ。む。踏ま、ふみ/踏み、かけてふと。…傷み?//10
以下、一部に暴力的あるいは露骨な描写を含みます。ご了承の上、お読みすすめください。
また、たとえ作品を構成する文章として暴力的・破壊的な表現があったとしても、そのような行為を容認ましてや称揚する意図など一切ないことを、ここにお断りしておきます。またもしそうした一部表現によってわずかにでも傷つけてしまったなら、お詫び申し下げる以外にありません。ただ、ここで試みるのはあくまでもそうした行為、事象のあり得べき可能性自体を破壊しようとするものです。
Ver.2.01.01
微光。見て
見なかったと同じ
明晰な強度に
微光。見
ふしぎなくらい、猶も、それでも、…なに?あなたを憎むことなどできないのだった。しかも、なぜ?…なに?いま、ななめうしろで気配をそっと、ほのめかしたもの。
微光。猶も
わたしのかなしみは
なにを、まだ
刺して。お願い。突き刺して
あまりにも
そっと、微風に
ささやいてほしい?
貫いて。しかも
だから、思わず
ひびきあうのです
なにが、まだ
ぶっ、さ。刺して。ぶっ
微光。見て
猶も、それでもささやいている。その耳元で、あなたの、わたしは、あなたに、いまも、うつくしい、と。猶も、あなたはしかも、うつくしいのだと。いまでもわたしは
なにもあとに残さなかったか、に
去ったんだ
雨は。雨が
去ったんだ
…から、孤独すらもうわたしは決して恐れないだろう。だって、
なにもあとには
壊れちゃったよ
え?その角度
昏い朝にも
去ったんだ
だいなしなんだよ
なんか、やばっ
寄り添ってあげる
雨は。雨が
どうしょもねぇじゃん
好き。その
鮮烈な夜にも
去ったんだ
生きていてもいいですか?
やさしく、ね
ここにいてもいいですか?
ほほ笑みながら
恥辱。屈辱的に
きみを、思った
呼吸をしてもいいで
も。それでもわたしは、も。ここにいる。も。まだ
微光。見
去っ
雨は。去っ
生きていてもいいですか?
生きよう。ぼくと。だから、きみは。いますぐ、きみは
微光。見て
さしあたり、ぼくは
見てよ。ね?
処罰して
見なかったと同じ
仮構しておいた
おれは、ね?
赦さないで
明晰な強度に
そこに、せめてもの
もう見えないから
わたし自身が
微光。見て
なにもあとに残さなかったか、に
せめても、ぼくは
見てよ。ね?
見出している。すさまじく
去ったんだ
虚構をもくろむ
おれは、ね?
穢れた汚物と
雨は。雨が
そこに、ささやかな
もう、見たくないから
わたし自身を
去っ
生きていてもいいですか?
厖大な雪を
見てよ。ね?
生き返らせて
ここにいてもいいですか?
雪ら。いま
おれは、最初から
永遠に傷みに噎び泣けるように
恥辱。屈辱的に
それらの綺羅ら
なにも見なかったとさえ
わたし自身が
呼吸をしてもいいですか?
.02
やがて。昏がりで、やがて。やがてあなたを…だ。だけ、を。やがて背後から襲うだろうから。わたしは
微光。いっ。微光
やめっ。え。もう
お願い。え。もう
微光。び。微
ふしぎなくらい、猶も、それでも、…ほら、ぼくは、え?あなたを憎むことなど…ほら、ぼくも。え?できないのだった。しかも、なぜ?ほら、ぼ…なに?いま、ななめうしろで気配をそっと、かくそうとしたもの。
微光。猶も
わたしのいたみは
なにを、まだ
口から脱腸
あま
そっと、花翳に
ささ、噎せかえるような
忿怒の直腸。猶も
だから、思わず
ゆらぎあうのです
歓喜が、むしろ
ぶっ刺して
微光。見
猶も、それでも聞こ、ささやいている。その耳元で、あ聞こ、なたの、わたしは、あなたに、いま聞こ、も、え、うつくしい、と。猶も、あな聞こえ、たはえ、しえ、かも、うつくしいのだと。い聞こ、まえ、え、でもわえ、た、え?…聞こえた?
なにもためらいも感じなかったか、に
去ったんだ
雨は。雨が
去ったんだ
…から、もう、永遠にわたしは決して一瞬のひるみさえ見せはしないだろうから。だって、
なにもためらいは
忿怒をさらして
純粋なんだっ
見ていた。ふと
去ったんだ
沸騰した雨が
わたしの愛は
血の気をなくして
雨は。雨が
爪に執拗にふりそそぐのを
きみが、好きっ
おののきながら
去ったんだ
かゆいんだ。むしろ
口づけを。いま
はが。が。が。…とても
空の鳥にも
そこ。やや突飛な
口蓋に住む蝶にさえ
のけぞった。わたしは
それでもわたしは、ここにいる。きっと
微光。見て
去ったんだ
雨は。去っ
のけぞった。わたしは
生きよう。きみと。だから、ぼくは。いますぐ、きみに
微光。いっ。微光
死んでしまいたい
もう、雪も、ね?
なんですか?いま
やめっ。え。もう
この、どうしようもない
つめたさも、なにも
きみの鼻孔に吹き出たもの
お願い。え。もう
うつくしさとともに
なにも、もう
しかも大量の
微光。び。微
なにもためらいも感じなかったか、に
消えてしまいたい
おれは、ただ
なんですか?いま
去ったんだ
この、なすすべもない
眼を。だから
きみの耳孔に飛び出したもの
雨は。雨が
いとおしさとともに
見ひらいてみた
しかも悪臭の
去ったん
かゆいんだ。むしろ
憐れまないで。ぼくは
もう、雪も、ね?
どうしてですか?額の汗に
はがゆいんだ。とても
いちども、きみをなど
つめたさも、なにも
にじんで、きみの
そこ。やや突飛な
愛さなかったと思っていさせて
なにも、もう
脳がとけています
のけぞっ
.03
やがて昏がりで、やがて。やがての昏がりで、やがて。あなたをうしろ手に縛りあげるのだろうから。わたしは
微光。び。微光
やめて。自分を
傷つけないで
微光。び。
ふしぎなくらい、猶も、それでも、…ほら、ぼくは、え?あなたをやめて。もう、きみは憎むことなど…ほら、ぼくも。え?できやめて。もう、きみはないのだった。しかも、なぜ?ほら、ぼ…なに?泣かなくて、いいよ。いま、ななめうしろで気配をそっと、消しおおせてしまったもの。
微光。猶も
わたしの無数の歯のむれは
なにを、まだ
咬んで。やさしく
あまりにも
そっと、唾液に
ささや、え?あなたはふれた
しかも、苛酷に
だから、思わず
色褪せました。しかも
この頬に、やがて
舐めるように、咬んで
微光。見て
猶も、それでもささやいている。その耳元で、あなたに、あなたはしかもうつくしいのだと。いまでも
しかも記憶を残さなかったか、に
去ったんだ
雨は。雨が
去ったんだ
…から、祈ってる。あなたに、あなたの幸福を。そしてあなたがふれあうすべてのひとたちに、祈ってる。…から、え?
なにも記憶すら
焰を、むしろ
さわぎたつのだ。猶も
飛び立つがいい。いま
去ったんだ
わたしに苛烈な
せめぎあう、この
豪雨のなかに
雨は。雨が
焰を、むしろ
歓喜。赤裸々な
蝶。やわらかなその羽根たちよ
去ったん
って。ぶって。打っ
あ。あかうあ。あ
殴って。壊して
あけひろげ、口を
だいなしにして
あ。あうかあ。あ
生きていることを後悔さ
それでもわたしは、ここにいる。やっぱ
微光。見て
去ったんだ
雨は。去っ
生まれたことを後悔さ
やめて。もう、振り返らないで。生きよう。ぼくと。だから、きみは。いますぐ、きみはぼくの手を
微光。び。微光
綺羅めいて
見てよ。ね?
誰かを愛することは
やめて。自分を
綺羅めくままに
おれの、ね?
可能だろうか?たとえば
傷つけないで
綺羅らしく
身代わりだから
朝。月が落ち来る朝に
微光。び。微光
しかも記憶を残さなかったか、に
わたしは、そっと
涙をこらえて
誰かをいつくしむことは
去っ
わたしの傷みさえ
そこに、きみは
可能だろうか?猶も
雨は。雨が
仮構しようか
おれを見つめよ
空。月が砕けた空の下に
去っ
ぶって。打って
綺羅めいて
見てよ。ね?
誰かを愛することは
殴って。壊して
綺羅めくままに
おれの、ね?
可能だろうか?たとえば
だいなしにして
綺羅らしく
もう、ほら
朝。あなたに愛された朝に
生きていることを後悔さ
.04
やがて。昏がりでしかも、あなたに咥えさせた猿轡で窒息させそうになるだろうから。あなたを。わたしは
微光。び。微光
び。び、ぃいっ
微光。び。微光
び。び、ぃいっ
ふしぎなくらい、猶も、それでも、…ほら、ぼくは、え?あなたをやめて。もう、きみは憎むことなど…ほら、ぼくも。え?できやめて。もう、きみはないのだった。しかも、なぜ?ほら、ぼ…なに?泣かなくて、いいよ。いま、ななめうしろできみのためならぼくは世界中を敵にまわせる。
微光。猶も
わたしの屈辱は
なにを、まだ
すすらないで
あまりにも
そっと、あなたの肩越しに
ささげてほしい?
飲み込んで。しかも
…ら、思わず
反吐を吐きかけ
体液を?まだ
あたたかなうちに
微光。見
猶も、それでも、ささやいて猶も、いる。それでもその、耳元で、ささやいて、あなたの、いる。そのわたしは、あなたに耳元で、いまもあなたの、うつくしい、わたしは、と。あなたに猶も、いまも、あなたはうつくしい、しかも、うつくしい、と。の、だと。いまでも猶も、わたしは
なにも可能性を感られなかったか、に
去ったんだ
雨は。雨が
去っ
…から、わたしはもう、乾いた砂のうえに渇ききっていた。だって、
なにも可能性さえ
傷。わたしは
うつくしい。まるで
踏みにじるんかよ?
去ったんだ
きみの網膜に
なに?絶望的なまでに
その流し目でおれを
雨は。雨が
根を張った、傷
うつくしい。まるで
返してよ。こころ
去っ
咬みちぎり、指
莫迦ですか?または
咀嚼する。冷酷な
クソですか?しかも
空が。冷酷な
破廉恥すぎます
落ちてくる。きみに
それでもわたしは、ここにい、死ね
微光。見て
去ったん
雨は。去っ
空が。冷酷な、…きみに
やめて。生きよう。もう、ぼくと。振り返ら、だから、ないで。きみは。やめて。いますぐ、もう、きみは振り返ら、ぼくのないで。手を
微光。び。微光
もっと、赤裸々に
もう、雪も、ね?
見るがいい。きみは
び。び、ぃいっ
かがやいていなよ
ゆびさきも、なにも
きみが壊した
微光。び。微光
しかも容赦なく
なにも、もう
この亡骸を
び。び、ぃいっ
なにも可能性を感られなかったか、に
もっと、無防備に
おれは、ただ
すがるがいい。きみは
去ったんだ
ひかっていなよ
眼を。だから
きみが穢した
雨は。雨が
しかも下品なくらい
見ひらいてみた
この魂を
去ったんだ
咬みちぎり、指
もっと、強烈に
もう、雪も、ね?
報復を、きみは
咀嚼する。冷酷な
ひかり放ていま
つまさきも、なにも
恐怖すればいい
空が。冷酷な
しかも躊躇なく
なにも、もう
自虐すればいい
落ちてくる。きみに
.05
やがて昏がりで、あなたが見ひらく眼をそのままに目隠しししかもへし潰す夢をさえ見るのだろうから。わたしは
微光。び。微光
降り、せりあがり
さわぎ、ゆがみあい
微光。び。微光
やめて。もう、きみは、やめて。もう、きみは、え?泣かなくて、え?いいよ。きみの…え?ためならぼくは世界中をえ?敵にまわ、は?
微光。猶も
ほほ笑みのうちに
心配しないで
やめろよ。お前、さ
あまりにも
そっと、微風に
あしたも花々は、ただ
自分、もっと、さ
だから、思わず
失語しかけて
暴力的な夢を見る
大切にしなっ、…て
微光。見て
ささやいて、いる。その、耳元で、あなたの、わたしは、あなたに、いまも、うつくしい、と。猶も、
大切だよ
知らねぇ
あなたは、しかも、うつくしい、の、だと。いまでも、わたしは猶も、それでも、ささやいて、
ぼくにとっても
お前のためじゃねぇ
いる。その、耳元で、あなたの、わたしは、あなたに、いまも、うつくしい、と。猶も、あなたは、
きみのかがやきは
関係ねぇ
しかも、うつくしい、の、だと。いまでも、わたしは猶も、それでも、ささやいて、いる。その、
かげがえないから
お前じゃ
耳元で、あなたの、わたしは、あなたに、いまも、うつくしい、と。猶も、あなたは
お願い死んで。うぜぇから死ん
去ったんだ
雨は。雨が
去っ
…から、行かないで。ひとりしないで。だって、
お願い。消えて
頸を、自分で
見て。微光
痛いんだ。しかも
去ったんだ
自分の、ぼくは
もう、まっしろく、その
くるしいほどに
雨は。雨が
絞めてしまいたい
見て。微光
愛してたんだ
去ったんだ
舐めて。…いて
舞い散るがいい
つっこん
うめつくすがいい
いじりつづけて
散り交うがいい
いじめつ
それでもわたしは、ここにいようとしつづけたそんなせつない想いが
微光。見て
去ったんだ
雨は。去っ
いじって。いじ
やめて。生きよう。もう、ぼくと。やめ、え?振り返ら、だから、生きよう。ないで。きみもう、は。やめて。ぼくと。いま振り返ら、すぐ、だからもう、生きよう。きみは、ないで。振り返ら、きみもう、ぼくの、は。やめて。ないで。ぼくと。手を
微光。び。微光
きっ。綺羅きら、と
きみにさえ
ありがと。きみが
降り、せりあがり
恥ずかしいくらい
眼。そらされたら、もう
くれた、ぜんぶの
さわぎ、ゆがみあい
ね?…笑えちゃう
抱きしめてほしい
傷みに。…って
微光。び。微光
お願い死んで。うぜぇから死んで
きっ。綺羅きら、と
だれにも、なにも
ありがと。きみが
去ったんだ
ぶざまなくらい
見られなく、ほら
ぶっ壊した、ぜんぶの
雨は。雨が
ね、なに?これ
だれにも、なにも
可能性に。…って
去ったんだ
舐めて。…いて
きっ。綺羅きら、と
抱きしめてほしい
ありがと。きみが
つっこんで
やがて、しずかに
眼。そらされたら、もう
見せつけた、ぜんぶの
いじりつづけて
網膜が火を放ちはじめれば
きみにさえ
悲惨に。…って
いじめつづけて
.06
やがて昏がりでひかりよ。しかもやさしいひかりよ。猶もあたたかに、あなたにもまさに降りそそげ。
微光。見て
もう、なにも
雪舞い散る。ほ
すぐさまに、きみは
や。も。めて。もう、も
見えないくらいに
ほら、ほ、雪ら、ら
忘れたんだろ?
も、めて。もう。や。て
なにもかも
さらさらって、さ。さ
すぐさま、すでに
微光。見て
び、び、び
もう、須臾の
雪舞い散る。ほ
おれを求めた
いっ。いっ
まばたきをさえも
ほら、ら、雪ら、ほ
その朝の、あの
いっ。いっ
なにもかも
さらさって、さ。さ
朝の夢さえも
び、び、び
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