ユキマヒチル、微光 ...for Arkhip Ivanovich Kuindzhi;流波 rūpa -195 //花かんざしに、花/花かんざしの、花。それを/咬もうとし、口蓋//05
以下、一部に暴力的あるいは露骨な描写を含みます。ご了承の上、お読みすすめください。
また、たとえ作品を構成する文章として暴力的・破壊的な表現があったとしても、そのような行為を容認ましてや称揚する意図など一切ないことを、ここにお断りしておきます。またもしそうした一部表現によってわずかにでも傷つけてしまったなら、お詫び申し下げる以外にありません。ただ、ここで試みるのはあくまでもそうした行為、事象のあり得べき可能性自体を破壊しようとするものです。
声をたて「後悔してよ。おれ」素直に笑った素直な笑い声に「それが、」高明は「それこそが、さ」腹部を「喜びったりしちゃうかも、」ゆらした。そして「…じゃん?」馴れない口は、高子の
微光。…なぜ?
傷つけないでください
ふれる
ふるえる脇に
見な、…なぜ?
傷つかないでください
ふれている
唾きした。謂く、
微光。見て
見なかったと同じ
明晰な強度に
微光。見て
なにも。あとにはなにも残さなかったか、に
去ったんだ
雨は。雨が
去ったんだ
生きていてもいいですか?
ここにいてもいいですか?
恥辱。もはや留保なくただ屈辱的に
呼吸をしてみてもいいですか?
#02
微光。見て
見なかったと同じ
明晰な強度に
微光。
なにも。ためらいさえも感じなかったか、に
去ったんだ
雨は。雨が
去ったんだ
うずくんだ。むしろ
うとましくも、猶も
そこ。やや突飛な
痙攣を、わたしは
#03
微光。見て
見なかったと同じ
明晰な強度に
微光。
しかも名残りをすら残さなかったか、に
去ったんだ
め。わ。雨が
去ったんだ
ぶって。ぶちのめして
殴って。壊して
だいなしにして
生きていることを後悔させて
#04
微光。見て
見なかったと同じ
明晰な強度に
微光。
なにも。可能性その萌芽でさえわずかにすらも感じ取りようがなかったか、に
去ったんだ
雨は。雨が
去ったんだ
咬みちぎり、指
咀嚼する。冷静なまま
なに?冷静なまま
落ちてくる。ほら。わたしたちに
#05
微光。見て
見なかったと同じ
明晰な強度に
微光。
お願い消えて。うぜぇから消えて
去ったんだ
雨は。雨が
去ったんだ
いたぶっていて
つっこんでいて
いじりつづけて
いじめつづ、…いっ
微光。び。
降り、せりあがり
いっ。い、
さわぎ、ゆがみあい
#01'
微光。見て
花かんざしに、花
微動。ゆれ
ねぇ、歯。その表面にも
見なかったと同じ
花かんざしの、花。それを
うごく。ゆれ
ほら。反射光が、…そう?
明晰な強度に
咬もうとし、口蓋
微動。ゆれ
そのとおりですか?わたしの
微光。見て
なかったはずだ。いちども、わたし。きみも、あなたも、いちども。だから
なにも。あとにはなにも残さなかったか、に
微光。見て。その
去ったんだ
に。絶望している、か
雨は。雨が
微光。見て
去ったんだ
なかったはずだ。傷み、を。いちども、知ったことなど。わたし。知りかけた瞬間も、きみも、だれも、あなたも、なにもかも、いちども。なぜなら、…え?だから
なにも。あとにはなにも残さなかったか、に
去ったんだ
雨は。雨が
去ったんだ
なにも。あとにはな、な、な、
発情していたようだよ
花々。はっ。それら
色彩。口蓋は
なにもぅ。おぅ。う
花かんざしは、その
色褪せてほしい。やがて
おびえていたのだ、…色彩
な。あとには、な。残さ。な。な、
頸。斬られながらに
雨に。おねが。い、い、
暴力。咀嚼という必然的なそれ
去ったんだ
生きていてもいいですか?
み。ひら。み
ここにいてもいいですか?
見ひらいていた。眼を
恥辱。もはや留保なくただ屈辱的に
み。らひ。み
呼吸をしてみてもい
見た。死者たちは、わたしを。死者たちを。わたしは、
見ひらいていた。眼を
微光。見て
見なかったと同じ
微光。…て
明晰な強度に
微光。見て
見ひらいていた。眼を
生きていてもいいですか?
ここにいてもいいですか?
恥辱。もはや留保なくただ屈辱的に
呼吸をしてみてもいいですか?
なにも。あとにはなにも残さなかったか、に
せめて。わたしは
去ったんだ
残酷でありたい
雨は。雨が
以上。…に、きみたちすべて以上。…に、
去ったんだ
なかったはずだ。傷み、を。いちども、知ったことなど。…え?ただ、あかるく清潔でここちよい、…どこに?
微光。見て
猶も。わたしは
見なかったと同じ
残酷でいよう
明晰な強度に
すべて、きみたちがそうであるかにす
微光。
#02'
いっ。微光
花かんざしに、花
微動だに、もはや
ねぇ、粘膜。にじみながらでも
やめっ。いっ。もう
アネモネの、花。それを
びっ。微光にも
ほら。反射光が、…そう?
おねが。ぃえっ。もう
しゃぶろうとし、口蓋
微動だに、すでに
そのとおりですか?…マジ?
び。微光
嫌悪以外には。だから、匂う。われわれは匂い、匂う。わたしたちは匂い、匂う。すべてがもはや匂い、…と、絶句。ほら、
なにも。ためらいさえも感じなかったか、に
微光。見て。そ
去ったんだ
やめて。もう
雨は。雨が
お願い。や、や、
去ったんだ
嫌悪以外には。…じゃない?だから、穢くない?匂う。やや、われわれは匂い、うっとうしいほど、匂う。どこでもいつでもわたしたちは…じゃない?匂い、恥ずかしくない?匂う。生きてられるの?すべてがもはや匂い、くさい。…と、くさすぎて、絶句。くさい。ほら、
なにも。ためらいさえも感じなかったか、に
去ったんだ
雨は。雨が
去ったんだ
なにも。ためらいさえも感じぃ。んがっ
したたらせるだろう。だから
花々。はっ。それら
色彩。口蓋は
が。なにもため。ら。あ。らぁっ
アネモネは、その
色褪せてほしい
あけひろげられたまま、…色彩
なにも。ためらいもん。んっ。が。
花汁を、派手に
雨に。おねが。い、い、
傷む。強制に、その。傷みを、それ
去ったんだ
うずくんだ。むしろ
微震。唐突に
うとましくも、猶も
と、凝視していた眼が
そこ。やや突飛な
微震。かつ鮮烈な
痙攣を、わたしは
見た。死者たちは、わたしを。死者たちを。わたしは、
凝視していた。眼が
微光。見て
見なかったと同じ
微光。…て
明晰な強度に
微光。見て
凝視していた。眼が
うずくんだ。むしろ
うとましくも、とても
そこ。やや突飛な
痙攣を、わたしは
なにも。ためらいさえも感じなかったか、に
ない。感じたことが
去ったんだ
な、絶望など。いちども
雨は。雨が
一瞬にさえ、も
去ったんだ
嫌悪以外には。だから、匂う。そのゆびさきにやや鬱な嘔吐を、
微光。見て
あたいしない。きみは
見なかったと同じ
絶望には。または
明晰な強度に
わたしは。だれ、も。なに、
微光。
#03'
微光。び。
花かんざしに、花
微動。ゆれ
ねぇ、歯茎。やや病んでいた表皮すらにも
やめて。自分を
ラナンキュラスの、花。それを
うごく。ゆれ
ほら。反射光が、…そう?
傷つけないで
むしろうとし、口蓋
微動。ゆれ
そのとおりですか?…クソだ
微光。び。
最終的に知性とはすべからくすべてことごとくせちがらく目指したものだ。自己破壊を。ふと、
しかも名残りをすら残さなかったか、に
微光。見て。…え?
去ったんだ
に。絶望している、か
め。わ。雨が
傷つけないでください。もう
去ったんだ
最終的にふと、そこに知性とはあやうくわたしは、すべからくすべてまばたきかけた、きみ。ことごとくせちがらくそのまぶたのあやうさに、ふと。目指したものだ。嫉妬を?自己破壊を。すこしばかり自虐的な、ふと、
しかも名残りをすら残さなかったか、に
去ったんだ
め。わ。雨が
去ったんだ
しかも記憶をす。ん?…すらぁっ
交配させるべきだったろう
花々。はっ。それら
色彩。口蓋は
記憶をっ。しか、ん?…をっ、し
ラナンキュラス。その
色褪せてほしい
もうなにも。もうなにも、…色彩
しかもぅ。う。…おっ
たかりつづけた蜂に
雨に。おねが。い、い、
ただ、やさしくありたいのだ。それ
去ったんだ
ぶって。ぶちのめして
あ。あかあうあ。あ
殴って。壊して
あけひろげ、口を
だいなしにして
あ。あうかうあ。あ
生きていることを、後悔させて
見た。死者たちは、わたしを。死者たちを。わたしは、
あけひろげ、口を
微光。見て
見なかったと同じ
微光。…て
明晰な強度に
微光。見て
あけひろげ、口を
ぶって。ぶちのめして
殴って。壊して
だいなしにして
生きていることを後悔させて
しかも名残りをすら残さなかったか、に
色彩。花弁に
去ったんだ
ゆらめきつづけた、それら
雨は。雨が
息吹きよ。あわく
去ったんだ
最終的に知性とはすべからく溺れていようよ。いまは、愛に。ふと、
微光。見て
色彩。花弁に
見なかったと同じ
愛したのだ。讃えたのだ、それら
明晰な強度に
光沢のむれ。あわく
微光。
#04'
微光。
花かんざしに、花
微動だに、もはや
ねぇ、唾液。糸なす須臾にも
び。ぃいっ、微光
マーガレットの、花。それを
びっ。微光にも
ほら。反射光が、…そう?
微光。び。
いたぶっていようと、口蓋
微動だに、すでに
そのとおりですか?…やめて
ぃいっ、微光
笑みを?…見ている。わたしはそれら、死者たち。それらのまなざしに、死者たち。見ていた。それらが、わたしを。だから
なにも。可能性その萌芽でさえわずかにすらも感じ取りようがなかったか、に
微光。見て。その
去ったんだ
微光。…絶望だ。び、
雨は。雨が
微光。見て。その
去ったんだ
笑みを?よろこびはその…見ている。昂揚のいつか、わたしはそれら、ふと突然に死者たち。かなしみにも似て、それらのまなざしに、わたしたちをも死者たち。悩ませたのだ。見ていた。苦しませたのだ。それらが、しかも、わたしを。ふるえながら。だから
なにも。可能性その萌芽でさえわずかにすらも感じ取りようがなかったか、に
去ったんだ
雨は。雨が
去ったんだ
なあっ。は。なあっ
存在していた。欲望が
花々。はっ。それら
色彩。口蓋は
なにも可能性を感じられなかったか
マーガレット。に、つぶす。その
色褪せてほしい
ひからびはじめるしかないだろう、…色彩
なあっ。は。なあっ
欲望。まうえからふみつぶす、という
雨に。おねが。い、い、
花まみれ。それらその最期まみ、それ
去ったんだ
咬みちぎり、指
網膜に、そっと
咀嚼する。冷静なまま
ふれ、ぶっ刺す。…と
なに?冷静なまま
衝動的欲望。鬱な、
落ちてくる。ほら。わたしたちに
見た。死者たちは、わたしを。死者たちを。わたしは、
ささやき得さえ、もう
微光。見て
見なかったと同じ
微光。…て
明晰な強度に
微光。見て
ささやき得さえ、もう
咬みちぎり、指
咀嚼する。冷酷な
なに?冷酷な
落ちてくる。ほら。わたしたちに
なにも。可能性その萌芽でさえわずかにすらも感じ取りようがなかったか、に
花よ。花よ
去ったんだ
おびえなさい。きみを
雨は。雨が
片目で見ながら
去ったんだ
笑みを?…見ている。わたしはそれら微笑。ほほ笑み。稀薄なゆらめきに
微光。見て
花よ。屠殺。ほら
見なかったと同じ
ほふってあげる。ほら
明晰な強度に
屠殺。花よ。ほら
微光。
#05'
微光。び。微光
花かんざしに、花
微動。ゆれ
ねぇ、口蓋は、その全体にさえも
降り、せりあがり
梅が、椿が、花。それの
うごく。ゆれ
ほら。全面で、もう
さわぎ、ゆがみあい
なげた翳りに、口蓋
微動。ゆれ
訴えていた。屈辱を、はげしく、…ですか?わたしの
微光。び。微光
なかったはずだ。いちども、わたし。きみも、あなたも、いちども。だから
お願い消えて。うぜぇから消え
微光。見て。そ
去ったんだ
降り、り。せり
雨は。雨が
さわ、わ。ゆがわ
去ったんだ
なかったはずだ。だからいちども、いちども。わたし。あなたも、きみも、きみさえも。きみも。あなたも、わたし。いちども。いちどでも、だからなかったはずだ。絶望した須臾など、なにも。
お願い消えて。うぜぇからきっ
去ったんだ
雨は。雨が
去ったんだ
お願い消えぁっ。ぇあっ。あっ
燃やしてしまえよ
花々。はっ。それら
色彩。口蓋は
お願いんくぁっ。ぅあっ
梅を。椿を、その
色褪せてほしい
見せないで。だれにも、…色彩
おんぬあっ。あっ。あっ
わたしの背後のあわい翳りに
雨に。おねが。い、い、
その悲惨。その悲痛。苦悩。そ
去ったんだ
いたぶっ、…いっ
み。ひら。
つっこんで
見ひらいた。眼を
いじりつづけて
え。えひ。
いじめつづ、…いっ
見た。死者たちは、わたしを。死者たちを。わたしは、
見ひらいた。眼を
微光。見て
見なかったと同じ
微光。…て
明晰な強度に
微光。見て
見ひらいた。眼を
いたぶっていて
つっこんでいて
いじりつづけて
いじめつづ、…いっ
お願い消えて。うぜぇから消え
計画しているがいいよ
去ったんだ
朝。いつかの朝に
雨は。雨が
滅ぼしたいんだろ?わたしをも、この
去ったんだ
まなざしのなかに追ってみるのだった。それら、綺羅めきと翳りたち。ゆらぎつづける赤裸々な微動を、
微光。び。
花よ。花よ
降り、せりあがり
花よ。花よ
さわぎ、ゆがみあい
花よ。花よ
微光。び。
#06
び。微光
び
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