ユキマヒチル、燦濫 ...for Arkhip Ivanovich Kuindzhi;流波 rūpa -183 //に、微光。…あ/氾濫。らんらんと/氾濫。さんさんと/あ。鼻孔。…に、//02





以下、一部に暴力的あるいは露骨な描写を含みます。ご了承の上、お読みすすめください。

また、たとえ作品を構成する文章として暴力的・破壊的な表現があったとしても、そのような行為を容認ましてや称揚する意図など一切ないことを、ここにお断りしておきます。またもしそうした一部表現によってわずかにでも傷つけてしまったなら、お詫び申し下げる以外にありません。ただ、ここで試みるのはあくまでもそうした行為、事象のあり得べき可能性自体を破壊しようとするものです。





#05

かがやく、よ。体液さえもが。かがや、…よ。分泌された、かが、…よ。破棄?だからかが、…よ。廃棄?だかららら、…よ。それらかが。体液すべてさえもが微光に、ね?そんないわば絶望的でさえあり得たかも知れない風景をただ明確な絶望として、ふと

   雨に、ほら

   ゆらぎ、色彩

   ふるえ、色彩

   しずくに、いま


   ふるえ、ゆびさえ

   おびえた。わたしさえ

   しずく。散る

   しずく。散りかけ


   ゆらぎ、ゆれ

   おびえあい、ゆらぎ

   ふるえる。おびえ

   ふるえかけ、あやうく


   ゆらぎ、色彩

   おびえ、色彩

   しずくに、いま

   雨に、ほら


   ふるえた。わたしさえ

   しずく。散る

   しずく。散りかけ

   おびえ、ゆびさえ

やや、やや、やや、ふるふるっ、と。ふるるぅ…と。ふふるるっ、と。やや、やや、やや、いたましいほどに。…ね、みちたりている?の、かな?ひたすらな、ほら。見晴るかす視野の領野の宏大なそこいら、で、しかも肉体は容赦なく渇く。渇く。渇きながらも、それでも猶も。まなざし

   に、微光。…あ

      おびえた。わたしさえ

    砕け散るかにも

     ふるえ、あやうく

   氾濫。さんさんと

      散りかけ、散る。散り

    砕き、き。いぃ、

     おびえかけ、ゆらぎ、

   叛乱。らんらんと

      ゆれ、おびえ、ゆびさえ

    砕け散るかにも

     ゆれ、ゆらぎあい

   あ。鼻孔。…に、


   微動、を

      砕き散らすかにも

    ふるえ、あやうく

     びびりましたね?

   微震

      った。砕け、く。く、

    おびえかけ、ゆらぎ、

     びびりましたか?

   微細、な

      砕き散らすかにも

    ゆれ、ゆらぎあい

     びびりですから

   微光。に、


   ふるえた。わたしさえ

      おびえた。わたしさえ

    まばたいた、…た?

     びびったの?びひ

   しずく。散る

      散りかけ、散る。散り

    かけて、…た。かけた

     ひびびんかんなび

   しずく。散りかけ

      ゆれ、おびえ、ゆびさえ

    まばたきで、目を

     びびりかよ。ひび

   おびえ、ゆびさえ


   氾濫。さんさんと

      びびりましたね?

    微光、が。び

     孔と。ひろがる

   叛乱。らんらんと

      びびりましたか?

    に。破滅的、に

     瞳孔を孔と。その

   あ。鼻孔。…に、

      びびりですから

    破滅だろう、…ね?

     仮定を以て、いま

   に、微光。…あ


   叛乱。らんらんと

      びびっと。日々を

    微光、が。び

     糾弾するがいい。きみは

   あ。鼻孔。…に、

      罅もて日々を

    に。破滅的、に

     虹彩を、虹色の

   に、微光。…あ

      ひび割れさすかの

    破滅だろう、…ね?

     あやうい息で、虹彩を。さあ

   氾濫。さんさんと

#05'

   ゆらぎ、色彩

   ふるえ、色彩

   しずくに、いま

   雨に、ほら


   おびえた。わたしさえ

   しずく。散る

   しずく。散りかけ

   ふるえ、ゆびさえ


   おびえあい、ゆらぎ

   ふるえる。おびえ

   ふるえかけ、あやうく

   ゆらぎ、ゆれ


   おびえ、色彩

   しずくに、いま

   雨に、ほら

   ゆらぎ、色彩


   しずく。散る

   しずく。散りかけ

   おびえ、ゆびさえ

   ふるえた。わたしさえ


   おびえる。ふるえ

   おびえかけ、あやうく

   ゆらぎ、ゆれ

   ふるえあい、ゆらぎ

叫びであろうか?あるいは、無言と静寂をこそそのかたちとした、…と。見て。やや、やや、やや、ふるふるっ、と。ふるるぅ…と。ふふるるっ、と。やや、やや、やや、いたましいほどに。…ね、みちたりている?の、かな?ひたすらな、ほら。見晴るかす視野の領野の宏大なそこいら、で、しかも肉体は容赦なく渇く。渇く。渇きながらも、それでも猶も。まなざしはいまも、

   あ。鼻孔。…に、

      ふるえ、あやうく

    まばたいた、…た?

     雨に、ほら

   叛乱。らんらんと

      おびえかけ、ゆらぎ、

    かけて、…た。かけた

     ふるえ、ゆらぎ

   氾濫。さんさんと

      ゆれ、おびえあい

    まばたきで、目を

     色彩。いま

   に、微光。…あ


   微光。に、

      かけて、…た。かけた

    雨に、ほら

     びびりましたね?

   微細、な

      まばたきで、目を

    ふるえ、ゆらぎ

     びびりましたか?

   微震

      まばたいた、…た?

    色彩。いま

     びびりですから

   微動、を


   おびえる。ふるえ

      ふるえ、あやうく

    砕き散らすかにも

     びびっと。日々を

   おびえかけ、あやうく

      おびえかけ、ゆらぎ、

    った。砕け、く。く、

     罅もて日々を

   ゆらぎ、ゆれ

      ゆれ、おびえあい

    砕き散らすかにも

     ひび割れさすかの

   ふるえあい、ゆらぎ


   叛乱。らんらんと

      悲惨さが。だから

    微光、が。び

     瞳孔を突起と。その

   氾濫。さんさんと

      ひたいに、ふいに

    に。破滅的、に

     仮定を以て、いま

   に、微光。…あ

      陥没してゆき

    破滅だろう、…ね?

     突起と。ひろがる

   あ。鼻孔。…に、


   氾濫。さんさんと

      惨劇さ。だから

    微光、が。び

     虹彩を、虹色の

   に、微光。…あ

      むこうに孔さえ

    に。破滅的、に

     あれた気配で、虹彩を。さあ

   あ。鼻孔。…に、

      ぶち抜き、ぼこっと

    破滅だろう、…ね?

     鬱屈さすがいい。きみは

   叛乱。らんらんと








Lê Ma 小説、批評、音楽、アート

ベトナム在住の覆面アマチュア作家《Lê Ma》による小説と批評、 音楽およびアートに関するエッセイ、そして、時に哲学的考察。… 好きな人たちは、ブライアン・ファーニホウ、モートン・フェルドマン、 J-L ゴダール、《裁かるるジャンヌ》、ジョン・ケージ、 ドゥルーズ、フーコー、ヤニス・クセナキスなど。 Web小説のサイトです。 純文学系・恋愛小説・実験的小説・詩、または詩と小説の融合…

0コメント

  • 1000 / 1000