ユキマヒチル、燦濫 ...for Arkhip Ivanovich Kuindzhi;流波 rūpa -182 //に、微光。…あ/氾濫。らんらんと/氾濫。さんさんと/あ。鼻孔。…に、//01





以下、一部に暴力的あるいは露骨な描写を含みます。ご了承の上、お読みすすめください。

また、たとえ作品を構成する文章として暴力的・破壊的な表現があったとしても、そのような行為を容認ましてや称揚する意図など一切ないことを、ここにお断りしておきます。またもしそうした一部表現によってわずかにでも傷つけてしまったなら、お詫び申し下げる以外にありません。ただ、ここで試みるのはあくまでもそうした行為、事象のあり得べき可能性自体を破壊しようとするものです。





#00

   に、微光。…あ

   氾濫。らんらんと

   氾濫。さんさんと

   あ。鼻孔。…に、

感じはしない。かなしみ?傷み、とか?もう。すでに、最初から、すでに、もう。…ほら。ただ、きみは…ほら。渇きをだけ…ほう、ほう、ほう、ら。おぼえていたのだ。…ほ、でしょう?

散れ。

舞え。

舞いあがれ。

沸きたつか、に。

   微光、を

散れ。

   孕み、微光、

舞え。

   を。放ち、

舞いあがれ。

   微光、を

沸きたつか、

   に、微光。…あ

      叛乱だった。と

    失神さえしてしまいそうにも

     ねじる。り、るぃ、頸

   氾濫。らんらんと

      だからまえぶれもなく

    みちあふれ、…叛乱

     を。頸を。かたむき

   氾濫。さんさんと

      ななめに、わたしは

    にじみだしてしまいそうにも

     あおる。り、るぃ、肱

   あ。鼻孔。…に、

#01

あふれか、か、かえ。あふれかえる、のだ。微光。と、あふれか、か、かえ。あふれかえったか。に、思えた微光、と。あふれか、か、かえ。あふれかえれ。微光。あくまでも微弱に、あふれか、か、か微妙に、あふれか、か、微細に、あふれか、微動を、か。かすかな、だからか。微震を、かす。そこらじゅうにかすか。ゆらめかせ、かすか、に。ながら、も。か。この、

   雨に、ほら

   ゆらぎ、色彩

   ふるえ、色彩

   しずくに、いま

みちたりている?の、かな?ひたすらな

   微動を?…お、

      雨に、ほら

    焼けついた。焼け

     しずく。おびえを

   微震を?…お、

      おびえ、ゆらぎ

    燃え、え

     ふと。散り、しずくら

   微細な、…あ、

      色彩。いま

    焼けついた。焼け

     ふるえ、しずくさえ

   ええ。微光も


   微動、を

      燃え拡げるかにも

    しずく。おびえを

     びびりましたね?

   微震

      った。焼け、焼けつ

    ふと。散り、しずくら

     びびりましたか?

   微細、な

      燃え拡げるかにも

    ふるえ、しずくさえ

     びびりですから

   微光。に、


   雨に、ほら

      雨に、ほら

    まばたいた、…た?

     びびったの?びひ

   ゆらぎ、色彩

      おびえ、ゆらぎ

    かけて、…た。かけた

     ひびびんかんなび

   ふるえ、色彩

      色彩。いま

    まばたきに、目が

     びびりかよ。ひび

   しずくに、いま


   微震を?…お、

      びびりましたね?

    微光、が。び

     孔と。ひろがる

   微細な、…あ、

      びびりましたか?

    に。破滅的、に

     瞳孔を孔と。その

   微動を?…お、

      びびりですから

    破滅だろう、…ね?

     仮定を以て、いま

   ええ。微光も


   微細な、…あ、

      びびったの?びひ

    微光、が。び

     糾弾するがいい。きみは

   微動を?…お、

      ひびびんかんなび

    に。破滅的、に

     虹彩を、虹色の

   微震を?…お、

      びびりかよ。ひび

    破滅だろう、…ね?

     あやうい息で、虹彩を。さあ

   ええ。微光も

#02

ゆらぐ。ふむ。ゆらぎ、かかとで。ふむ。またはゆらぐ。つまさきで、ふむ。なにを?ふ、…ひかりを。あやういふむ。翳りを。綺羅めき。そしてふ、ふ。ふるえかけ濁ったとでもいうほかなかった、ふ。…なに?ふむ。息吹きとでも?ゆら、ふむ。かかとで、ふ。またはゆ。ふむ。つまさきで、ふ。だからかかとにゆら、ら、ふむ。つまさきに、ふ。それらら、ゆらぐ。ふ。ふまれて舞い上がってしまえばそれら、良かったのだ。それで、それら。ら、それら。ら、それら。ら、

   ゆらぎ、色彩

   ふるえ、色彩

   しずくに、いま

   雨に、ほら


   おびえた。わたしさえ

   しずく。散る

   しずく。散りかけ

   ふるえ、ゆびさえ

いたましいほどに。…ね、みちたりている?の、かな?ひたすらな、ほら。見晴るかす

   そこ。どこ?

      ふるえた。わたしさえ

    渇く。乾き

     おびえ、あやうく

   ここ。そこ?

      散りかけ、散る。散り

    ひからびるかに

     ふるえかけ、ゆらぎ、

   そこらへんにも

      ゆれ、ふるえ、ゆびさえ

    網膜も。ふと

     ゆれ、ゆらぎあい

   ええ。鼻孔が


   微動、を

      渇く。乾き

    おびえ、あやうく

     びびりましたね?

   微震

      ひからびるかに

    ふるえかけ、ゆらぎ、

     びびりましたか?

   微細、な

      網膜も。ふと

    ゆれ、ゆらぎあい

     びびりですから

   微光。に、


   おびえた。わたしさえ

      ふるえた。わたしさえ

    訴えたのだ

     びびっと。日々を

   しずく。散る

      散りかけ、散る。散り

    渇く。目に、やや

     罅もて日々を

   しずく。散りかけ

      ゆれ、ふるえ、ゆびさえ

    回想するかに

     ひび割れさすかの

   ふるえ、ゆびさえ


   ここ。そこ?

      びびりましたね?

    微光、が。び

     突起と。ひろがる

   そこらへんにも

      びびりましたか?

    に。破滅的、に

     瞳孔を突起と。その

   ええ。鼻孔が

      びびりですから

    破滅だろう、…ね?

     仮定を以て、いま

   そこ。どこ?


   そこらへんにも

      びびっと。日々を

    微光、が。び

     鬱屈さすがいい。きみは

   ええ。鼻孔が

      罅もて日々を

    に。破滅的、に

     虹彩を、虹色の

   そこ。どこ?

      ひび割れさすかの

    破滅だろう、…ね?

     あれた気配で、虹彩を。さあ

   ここ。そこ?

#03

破壊?…かかとに、

   ふる、え

      おびえであった

つまさきに、

   ふる、え、るか

      かろうじて、そこに

そこに。そこら、

   るか、に。ふ

      感情は。だから

ごく限定的なそのつまりはいわゆる局所にいわゆるひろがっていた、も、の。…なに?

   ふ。かす、す、か

      無根拠な、おび

それは、

   す。かす、

      おび、え。で

それは、な

   か。に、ふ、

      で。で。あ、

それは、猶も

   ふる、ふ

      ああ。った。…のか?

破壊?

   ふるえ、色彩

   しずくに、いま

   雨に、ほら

   ゆらぎ、色彩


   しずく。散る

   しずく。散りかけ

   ふるえ、ゆびさえ

   おびえた。わたしさえ


   ふるえる。おびえ

   ふるえかけ、あやうく

   ゆらぎ、ゆれ

   おびえあい、ゆらぎ

やや、やや、やや、いたましいほどに。…ね、みちたりている?の、かな?ひたすらな、ほら。見晴るかす視野の領野の宏大なそこいら、で

   微震を、…お、

      おびえ、あやうく

    いたぶりあうかにも

     雨に、ほら

   微細な?…あ、

      ふるえかけ、ゆらぎ、

    った。もだえ、もだ

     おびえ、ゆらぎ

   微動を?…お、

      ゆれ、ふるえあい

    いたぶりあうかにも

     色彩。いま

   ええ。微光を


   微動、を

      もだえあうかにも

    雨に、ほら

     悲惨さが。だから

   微震

      ったいたぶり、いた

    おびえ、ゆらぎ

     ひたいに、ふいに

   微細、な

      もだえあうかにも

    色彩。いま

     陥没してゆき

   微光。に、


   ふるえる。おびえ

      おびえ、あやうく

    まばたいた、…た?

     惨劇さ。だから

   ふるえかけ、あやうく

      ふるえかけ、ゆらぎ、

    かけて、…た。かけた

     むこうに孔さえ

   ゆらぎ、ゆれ

      ゆれ、ふるえあい

    まばたきを、目は

     ぶち抜き、ぼこっと

   おびえあい、ゆらぎ


   微細な?…あ、

      悲惨さが。だから

    微光、が。び

     虹彩を、虹色の

   微動を?…お、

      ひたいに、ふいに

    に。破滅的、に

     あれた気配で、虹彩を。さあ

   微震を、…お、

      陥没してゆき

    破滅だろう、…ね?

     鬱屈さすがいい。きみは

   ええ。微光を


   微動を?…お、

      惨劇さ。だから

    微光、が。び

     瞳孔を突起と。その

   微震を、…お、

      むこうに孔さえ

    に。破滅的、に

     仮定を以て、いま

   微細な?…あ、

      ぶち抜き、ぼこっと

    破滅だろう、…ね?

     突起と。ひろがる

   ええ。微光を

#04

あふれかえらせて。微光。こまらせる気はない。きみを。あふれか、微光。鼻孔にも。おののかせる気はない。きみを。あふれか、微光。口蓋にも。いためつける気はない。きみを。あふれか、微光。耳孔にも。もはや体腔すべてにさ、さ。えも、ない。から、きみを。安心していてそこにあふれか、微光。…破壊?足もとに、…破壊?だからきみはややかたむきながら、息をひそめていればいいのだ。きみが踏みしめる破壊をいっさい押し留められるすべもないまま、

   しずくに、いま

   雨に、ほら

   ゆらぎ、色彩

   ふるえ、色彩


   しずく。散りかけ

   ふるえ、ゆびさえ

   おびえた。わたしさえ

   しずく。散る


   ふるえかけ、あやうく

   ゆらぎ、ゆれ

   おびえあい、ゆらぎ

   ふるえる。おびえ


   雨に、ほら

   ゆらぎ、色彩

   おびえ、色彩

   しずくに、いま

ふるふるっ、と。ふるるぅ…と。ふふるるっ、と。やや、やや、やや、いたましいほどに。…ね、みちたりている?の、かな?ひたすらな、ほら。見晴るかす視野の領野の宏大なそこいら、で、しかも肉体は容赦なく渇く。渇く。渇

   く。咥えこみ

      雨に、ほら

    渇く。乾き

     しずく。ふるえを

   孕み込むかに

      ふるえ、ゆらぎ

    ひからびるかに

     ふと。散り、しずくら

   飲み込まんかに

      色彩。いま

    網膜も。ふと

     おびえ、しずくさえ

   のけぞりかえるかに


   微動、を

      渇く。乾き

    しずく。ふるえを

     びびりましたね?

   微震

      ひからびるかに

    ふと。散り、しずくら

     びびりましたか?

   微細、な

      網膜も。ふと

    おびえ、しずくさえ

     びびりですから

   微光。に、


   雨に、ほら

      雨に、ほら

    訴えたのだ

     びびっと。日々を

   ゆらぎ、色彩

      ふるえ、ゆらぎ

    渇く。目に、やや

     罅もて日々を

   おびえ、色彩

      色彩。いま

    回想するかに

     ひび割れさすかの

   しずくに、いま


   孕み込むかに

      びびりましたね?

    微光、が。び

     あやうい息で、虹彩を。さあ

   飲み込まんかに

      びびりましたか?

    に。破滅的、に

     糾弾するがいい。きみは

   のけぞりかえるかに

      びびりですから

    破滅だろう、…ね?

     虹彩を、虹色の

   く。咥えこみ


   飲み込まんかに

      びびったの?びひ

    微光、が。び

     仮定を以て、いま

   のけぞりかえるかに

      ひびびんかんなび

    に。破滅的、に

     孔と。ひろがる

   く。咥えこみ

      びびりかよ。ひび

    破滅だろう、…ね?

     瞳孔を孔と。その

   孕み込むかに








Lê Ma 小説、批評、音楽、アート

ベトナム在住の覆面アマチュア作家《Lê Ma》による小説と批評、 音楽およびアートに関するエッセイ、そして、時に哲学的考察。… 好きな人たちは、ブライアン・ファーニホウ、モートン・フェルドマン、 J-L ゴダール、《裁かるるジャンヌ》、ジョン・ケージ、 ドゥルーズ、フーコー、ヤニス・クセナキスなど。 Web小説のサイトです。 純文学系・恋愛小説・実験的小説・詩、または詩と小説の融合…

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