ユキマヒチル、燦濫 ...for Arkhip Ivanovich Kuindzhi;流波 rūpa -184 //に、微光。…あ/氾濫。らんらんと/氾濫。さんさんと/あ。鼻孔。…に、//03





以下、一部に暴力的あるいは露骨な描写を含みます。ご了承の上、お読みすすめください。

また、たとえ作品を構成する文章として暴力的・破壊的な表現があったとしても、そのような行為を容認ましてや称揚する意図など一切ないことを、ここにお断りしておきます。またもしそうした一部表現によってわずかにでも傷つけてしまったなら、お詫び申し下げる以外にありません。ただ、ここで試みるのはあくまでもそうした行為、事象のあり得べき可能性自体を破壊しようとするものです。





#04'

   ふるえ、色彩

   しずくに、いま

   雨に、ほら

   ゆらぎ、色彩


   しずく。散る

   しずく。散りかけ

   ふるえ、ゆびさえ

   おびえた。わたしさえ


   ふるえる。おびえ

   ふるえかけ、あやうく

   ゆらぎ、ゆれ

   おびえあい、ゆらぎ


   しずくに、いま

   雨に、ほら

   ゆらぎ、色彩

   おびえ、色彩


   しずく。散りかけ

   おびえ、ゆびさえ

   ふるえた。わたしさえ

   しずく。散る


   おびえかけ、あやうく

   ゆらぎ、ゆれ

   ふるえあい、ゆらぎ

   おびえる。ふるえ


   雨に、ほら

   ゆらぎ、色彩

   ふるえ、色彩

   しずくに、いま

滅びよ、と。ここにつぶやけばいともたやすく。…ね?だからそれらは叫びであろうか?あるいは、無言と静寂をこそそのかたちとした、…と。見て。やや、やや、やや、ふるふるっ、と。ふるるぅ…と。ふふるるっ、と。やや、やや、やや、いたましいほどに。…ね、みちたりている?の、かな?ひたすらな、ほら。見晴るかす視野の領野の宏大なそこいら、で、しかも肉体は容赦なく渇く。渇く。渇きながらも、それでも猶も。まなざしはいまも、…ほら、

   のけぞりかえるかに

      雨に、ほら

    訴えたのだ

     しずく。怯えを

   飲み込まんかに

      おびえ、ゆらぎ

    渇く。目に、やや

     ふと。散り、しずくら

   孕み込むかに

      色彩。いま

    回想するかに

     ふるえ、しずくさえ

   く。咥えこみ


   微光。に、

      渇く。目に、やや

    しずく。おびえを

     悲惨さが。だから

   微細、な

      回想するかに

    ふと。散り、しずくら

     ひたいに、ふいに

   微震

      訴えたのだ

    ふるえ、しずくさえ

     陥没してゆき

   微動、を


   雨に、ほら

      雨に、ほら

    渇く。乾き

     惨劇さ。だから

   ゆらぎ、色彩

      おびえ、ゆらぎ

    ひからびるかに

     むこうに孔さえ

   ふるえ、色彩

      色彩。いま

    網膜も。ふと

     ぶち抜き、ぼこっと

   しずくに、いま


   飲み込まんかに

      びびりましたね?

    微光、が。び

     あれた気配で、虹彩を。さあ

   孕み込むかに

      びびりましたか?

    に。破滅的、に

     鬱屈さすがいい。きみは

   く。咥えこみ

      びびりですから

    破滅だろう、…ね?

     虹彩を、虹色の

   のけぞりかえるかに


   孕み込むかに

      びびったの?びひ

    微光、が。び

     仮定を以て、いま

   く。咥えこみ

      ひびびんかんなび

    に。破滅的、に

     突起と。ひろがる

   のけぞりかえるかに

      びびりかよ。ひび

    破滅だろう、…ね?

     瞳孔を突起と。その

   飲み込まんかに

#03'

   しずくに、いま

   雨に、ほら

   ゆらぎ、色彩

   ふるえ、色彩


   しずく。散りかけ

   ふるえ、ゆびさえ

   おびえた。わたしさえ

   しずく。散る


   ふるえかけ、あやうく

   ゆらぎ、ゆれ

   おびえあい、ゆらぎ

   ふるえる。おびえ


   雨に、ほら

   ゆらぎ、色彩

   おびえ、色彩

   しずくに、いま


   おびえ、ゆびさえ

   ふるえた。わたしさえ

   しずく。散る

   しずく。散りかけ


   ゆらぎ、ゆれ

   ふるえあい、ゆらぎ

   おびえる。ふるえ

   おびえかけ、あやうく


   ゆらぎ、色彩

   ふるえ、色彩

   しずくに、いま

   雨に、ほら


   おびえた。わたしさえ

   しずく。散る

   しずく。散りかけ

   ふるえ、ゆびさえ

やや、やさしくやわらかにぬらしてしまいつつ、滅びよ、と。ここにつぶやけばいともたやすく。…ね?だからそれらは叫びであろうか?あるいは、無言と静寂をこそそのかたちとした、…と。見て。やや、やや、やや、ふるふるっ、と。ふるるぅ…と。ふふるるっ、と。やや、やや、やや、いたましいほどに。…ね、みちたりている?の、かな?ひたすらな、ほら。見晴るかす視野の領野の宏大なそこいら、で、しかも肉体は容赦なく渇く。渇く。渇きながらも、それでも猶も。まなざしはいまも、…ほら、見ているがいい、のだ、が。しかし、…無力だ。わたしたちは、ね?

   ええ。微光を

      ふるえた。わたしさえ

    まばたきを、目は

     おびえ、あやうく

   微震を、…お、

      散りかけ、散る。散り

    まばたいた、…た?

     ふるえかけ、ゆらぎ、

   微動を?…お、

      ゆれ、ふるえ、ゆびさえ

    かけて、…た。かけた

     ゆれ、ゆらぎあい

   微細な?…あ、


   微光。に、

      まばたいた、…た?

    おびえ、あやうく

     びびりましたね?

   微細、な

      かけて、…た。かけた

    ふるえかけ、ゆらぎ、

     びびりましたか?

   微震

      まばたきを、目は

    ゆれ、ゆらぎあい

     びびりですから

   微動、を


   おびえた。わたしさえ

      ふるえた。わたしさえ

    もだえあうかにも

     びびっと。日々を

   しずく。散る

      散りかけ、散る。散り

    った。いたぶ、いた

     罅もて日々を

   しずく。散りかけ

      ゆれ、ふるえ、ゆびさえ

    もだえあうかにも

     ひび割れさすかの

   ふるえ、ゆびさえ


   ええ。微光を

      びびりましたね?

    微光、が。び

     糾弾するがいい。きみは

   微動を?…お、

      びびりましたか?

    に。破滅的、に

     虹彩を、虹色の

   微細な?…あ、

      びびりですから

    破滅だろう、…ね?

     あやうい息で、虹彩を。さあ

   微震を、…お、


   ええ。微光を

      びびっと。日々を

    微光、が。び

     孔と。ひろがる

   微細な?…あ、

      罅もて日々を

    に。破滅的、に

     瞳孔を孔と。その

   微震を、…お、

      ひび割れさすかの

    破滅だろう、…ね?

     仮定を以て、いま

   微動を?…お、

#02'

   雨に、ほら

   ゆらぎ、色彩

   ふるえ、色彩

   しずくに、いま


   ふるえ、ゆびさえ

   おびえた。わたしさえ

   しずく。散る

   しずく。散りかけ


   ゆらぎ、ゆれ

   おびえあい、ゆらぎ

   ふるえる。おびえ

   ふるえかけ、あやうく


   ゆらぎ、色彩

   おびえ、色彩

   しずくに、いま

   雨に、ほら


   ふるえた。わたしさえ

   しずく。散る

   しずく。散りかけ

   おびえ、ゆびさえ


   ふるえあい、ゆらぎ

   おびえる。ふるえ

   おびえかけ、あやうく

   ゆらぎ、ゆれ


   ふるえ、色彩

   しずくに、いま

   雨に、ほら

   ゆらぎ、色彩


   しずく。散る

   しずく。散りかけ

   ふるえ、ゆびさえ

   おびえた。わたしさえ


   ふるえる。おびえ

   ふるえかけ、あやうく

   ゆらぎ、ゆれ

   おびえあい、ゆらぎ

追え。痕跡を。失神の。しずくたちの。失神を、しずくたち、に。やや、やさしくやわらかにぬらしてしまいつつ、滅びよ、と。ここにつぶやけばいともたやすく。…ね?だからそれらは叫びであろうか?あるいは、無言と静寂をこそそのかたちとした、…と。見て。やや、やや、やや、ふるふるっ、と。ふるるぅ…と。ふふるるっ、と。やや、やや、やや、いたましいほどに。…ね、みちたりている?の、かな?ひたすらな、ほら。見晴るかす視野の領野の宏大なそこいら、で、しかも肉体は容赦なく渇く。渇く。渇きながらも、それでも猶も。まなざしはいまも、…ほら、見ているがいい、のだ、が。しかし、…無力だ。わたしたちは、ね?もはや色彩さえ近くしない失神のなか、に、…ここ。

   そこ。どこ?

      おびえ、あやうく

    回想するかに

     雨に、ほら

   ええ。鼻孔が

      ふるえかけ、ゆらぎ、

    訴えたのだ

     おびえ、ゆらぎ

   そこらへんにも

      ゆれ、ふるえあい

    渇く。目に、やや

     色彩。いま

   ここ。そこ?


   微光。に、

      訴えたのだ

    雨に、ほら

     びびりましたね?

   微細、な

      渇く。目に、やや

    おびえ、ゆらぎ

     びびりましたか?

   微震

      回想するかに

    色彩。いま

     びびりですから

   微動、を


   ふるえる。おびえ

      おびえ、あやうく

    渇く。乾き

     びびったの?びひ

   ふるえかけ、あやうく

      ふるえかけ、ゆらぎ、

    ひからびるかに

     ひびびんかんなび

   ゆらぎ、ゆれ

      ゆれ、ふるえあい

    網膜も。ふと

     びびりかよ。ひび

   おびえあい、ゆらぎ


   ええ。鼻孔が

      悲惨さが。だから

    微光、が。び

     瞳孔を孔と。その

   そこらへんにも

      ひたいに、ふいに

    に。破滅的、に

     仮定を以て、いま

   ここ。そこ?

      陥没してゆき

    破滅だろう、…ね?

     孔と。ひろがる

   そこ。どこ?


   そこらへんにも

      惨劇さ。だから

    微光、が。び

     虹彩を、虹色の

   ここ。そこ?

      むこうに孔さえ

    に。破滅的、に

     あやうい息で、虹彩を。さあ

   そこ。どこ?

      ぶち抜き、ぼこっと

    破滅だろう、…ね?

     糾弾するがいい。きみは

   ええ。鼻孔が

#01'

   ゆらぎ、色彩

   ふるえ、色彩

   しずくに、いま

   雨に、ほら


   おびえた。わたしさえ

   しずく。散る

   しずく。散りかけ

   ふるえ、ゆびさえ


   おびえあい、ゆらぎ

   ふるえる。おびえ

   ふるえかけ、あやうく

   ゆらぎ、ゆれ


   おびえ、色彩

   しずくに、いま

   雨に、ほら

   ゆらぎ、色彩


   しずく。散る

   しずく。散りかけ

   おびえ、ゆびさえ

   ふるえた。わたしさえ


   おびえる。ふるえ

   おびえかけ、あやうく

   ゆらぎ、ゆれ

   ふるえあい、ゆらぎ


   しずくに、いま

   雨に、ほら

   ゆらぎ、色彩

   ふるえ、色彩


   しずく。散りかけ

   ふるえ、ゆびさえ

   おびえた。わたしさえ

   しずく。散る


   ふるえかけ、あやうく

   ゆらぎ、ゆれ

   おびえあい、ゆらぎ

   ふるえる。おびえ


   雨に、ほら

   ゆらぎ、色彩

   おびえ、色彩

   しずくに、いま

目舞いをかるく、感じていながら、…追え。痕跡を。失神の。しずくたちの。失神を、しずくたち、に。やや、やさしくやわらかにぬらしてしまいつつ、滅びよ、と。ここにつぶやけばいともたやすく。…ね?だからそれらは叫びであろうか?あるいは、無言と静寂をこそそのかたちとした、…と。見て。やや、やや、やや、ふるふるっ、と。ふるるぅ…と。ふふるるっ、と。やや、やや、やや、いたましいほどに。…ね、みちたりている?の、かな?ひたすらな、ほら。見晴るかす視野の領野の宏大なそこいら、で、しかも肉体は容赦なく渇く。渇く。渇きながらも、それでも猶も。まなざしはいまも、…ほら、見ているがいい、のだ、が。しかし、…無力だ。わたしたちは、ね?もはや色彩さえ近くしない失神のなか、に、…ここ。もう、視野のすべて、に、…に?…に、…に?

   ええ。微光も

      雨に、ほら

    かけて、…た。かけた

     しずく。ふるえを

   微細な、…あ、

      ふるえ、ゆらぎ

    まばたきに、目が

     ふと。散り、しずくら

   微震を?…お、

      色彩。いま

    まばたいた、…た?

     おびえ、しずくさえ

   微動を?…お、


   微光。に、

      まばたきに、目が

    しずく。ふるえを

     びびりましたね?

   微細、な

      まばたいた、…た?

    ふと。散り、しずくら

     びびりましたか?

   微震

      かけて、…た。かけた

    おびえ、しずくさえ

     びびりですから

   微動、を


   雨に、ほら

      雨に、ほら

    燃え拡げるかにも

     びびっと。日々を

   ゆらぎ、色彩

      ふるえ、ゆらぎ

    った。焼け、焼けつ

     罅もて日々を

   おびえ、色彩

      色彩。いま

    燃え拡げるかにも

     ひび割れさすかの

   しずくに、いま


   ええ。微光も

      びびりましたね?

    微光、が。び

     仮定を以て、いま

   微震を?…お、

      びびりましたか?

    に。破滅的、に

     突起と。ひろがる

   微動を?…お、

      びびりですから

    破滅だろう、…ね?

     瞳孔を突起と。その

   微細な、…あ、


   ええ。微光も

      びびったの?びひ

    微光、が。び

     あれた気配で、虹彩を。さあ

   微動を?…お、

      ひびびんかんなび

    に。破滅的、に

     鬱屈さすがいい。きみは

   微細な、…あ、

      びびりかよ。ひび

    破滅だろう、…ね?

     虹彩を、虹色の

   微震を?…お、

#00'

   あ。鼻孔。…に、

      失神さえしてしまいそうにも

    あおる。り、るぃ、肱

     ななめに、わたしは

   氾濫。さんさんと

      みちあふれ、…叛乱

    ねじる。り、るぃ、頸

     叛乱だった。と

   氾濫。らんらんと

      にじみだしてしまいそうにも

    を。頸を。かたむき

     だからまえぶれもなく

   に、微光。…あ

沸きたつか、

   微光、を

舞いあがれ。

   を。放ち、

舞え。

   孕み、微光、

散れ。

   微光、を

沸きたつか、に。

舞いあがれ。

舞え。

散れ。

でしょう?…ほ、おぼえていたのだ。ほう、ら。…ほう、ほう、渇きをだけ…ほら。きみはただ、…ほら。もう。すでに、最初から、すでに、もう。とか?傷み、かなしみ?感じはしな

   あ。鼻孔。…に、

   氾濫。さんさんと

   氾濫。らんらんと

   に、微光。…あ










Lê Ma 小説、批評、音楽、アート

ベトナム在住の覆面アマチュア作家《Lê Ma》による小説と批評、 音楽およびアートに関するエッセイ、そして、時に哲学的考察。… 好きな人たちは、ブライアン・ファーニホウ、モートン・フェルドマン、 J-L ゴダール、《裁かるるジャンヌ》、ジョン・ケージ、 ドゥルーズ、フーコー、ヤニス・クセナキスなど。 Web小説のサイトです。 純文学系・恋愛小説・実験的小説・詩、または詩と小説の融合…

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