木立ち。とりのこされている、陽光が。...for Arkhip Ivanovich Kuindzhi;流波 rūpa -181





以下、一部に暴力的あるいは露骨な描写を含みます。ご了承の上、お読みすすめください。

また、たとえ作品を構成する文章として暴力的・破壊的な表現があったとしても、そのような行為を容認ましてや称揚する意図など一切ないことを、ここにお断りしておきます。またもしそうした一部表現によってわずかにでも傷つけてしまったなら、お詫び申し下げる以外にありません。ただ、ここで試みるのはあくまでもそうした行為、事象のあり得べき可能性自体を破壊しようとするものです。





木立ち。とりのこされている、陽光が。...for Arkhip Ivanovich Kuindzhi #01

まばたきをしかけて

   木立ち。…に、ほら

   とりのこされていた

   陽光が。とりの、の

   のこさ、…だから

まばたき、を。しか、けて

   ひびき。を。そこ

   足もとに。その

   ひびき。を。ふと

   ふむ。かかと。に、も

かおり。かほり。かをり。かおり、を。新鮮な

   木立ち。…に、

    った。ふんだ。ふみ

   とりのこされてい

    ふむ、の。だっ、だっ、

   陽光が。とり、り

    った。ふんだ。ふみ

   のこさ、…だから


   ひびきを。そこに

    った。ふんだ。ふみ

   足もとに、その

    ふむ、の。だっ、だっ、

   ひびきを。ふいに

    った。ふんだ。ふみ

   踏んだかかとに、も

湧きあがるか、に。ひかり。息吹き。無防備に

   ひびき、は。そっと

      うかべかけた、なに?その

    流れ、こ。む。…かに

     背後で、鳥。ら、親密に

   ひだまり、に。そっと

      そうして、うっすらと

    不用意に、やや

     忘れたのだろうか?

   ひびき、は。そっと

      表情、は?とは?その

    迷い、こ。む。…かに

     立ち去っ、さ、さっ。のに、鳥

   ひだまり、に。そっと

まばたき、を。しか、けて

   ひびき、は。そっと

      時さえも!だれ?忘れ、だっ

    流れ、こ。む。…かに

     ななめに、鳥。ら、鮮明に

   ひだまり、に。そっと

      沈黙しているがいい。ならば

    不用意に、やや

     見なかったのだろうか?

   ひびき、は。そっと

      なにももはや、なにも、と?時さえも!

    迷い、こ。む。…かに

     飛びあがっ、が、がっ。のに、鳥

   ひだまり、に。そっと

湧きあがるか、に。ひかり。息吹き。無防備に、無防備なそれら横溢に、無防備に

   ひびき。は。そこ

   木立ちに。その

   ひだまり。は。いま

   ふむ。かかと。を、も

かおり。かほり。かをり。かおり、に。鮮明な

   木立ち。…に、

    った。ふんだ。ふみ

   とりのこされてい

    ふむ、の。だっ、だっ、

   陽光が。とり、り

    った。ふんだ。ふみ

   のこさ、…だから


   ひびきは。そこに

    った。ふんだ。ふみ

   木立ちに、その

    ふむ、の。だっ、だっ、

   ひだまりは。いま

    った。ふんだ。ふみ

   踏んだかかとを、も

湧きあがるか、の。翳り息吹き。無防備に、無防備なそれら逸らしてしまいそうなのだ。だから、目を。おもわず

   木立ちに、陽光が

      うかべかけた、なに?その

    った。ふんだ。ふみ

     背後で、…鳥ら。親密に

   とりのこされた

      そうして、うっすらと

    ふむ、の。だっ、だっ、

     忘れた、の?忘れ、

   陽光が。木立ちに

      表情、は?とは?その

    った。ふんだ。ふみ

     立ち去った。…のに、鳥

   とりのこされ


   残響は。そこ

      流れこむ、かに

    った。ふんだ。ふみ

     ひそやかに。そして

   木立ちに、その

      不用意に、やや

    ふむ、の。だっ、だっ、

     やさしげに。または

   ひだまりに、この

      迷いこむ、かに

    った。ふんだ。ふみ

     めざましく、やがて

   いま。…かかとをも


   木立ちに、陽光。が

      時さえも!…だれ?忘れ、

    った。ふんだ。ふみ

     ななめに、…鳥ら。鮮明に

   とりのこされた

      沈黙しているがいい。ならば

    ふむ、の。だっ、だっ、

     見なかったのだろうか?

   陽光。が、木立ちに

      もはや、なにも。時さえも!

    った。ふんだ。ふみ

     飛びあがった、のに。…鳥

   とりのこさ

まばたき、を。しか、か、か、

   木立ちに、陽光が

   とりのこされていた

   陽光が。木立ちに

   とりのこされ


   残響は。そこ

   木立ちに、その

   ひだまりに、この

   いま。…かかとをも


   木立ちに、陽光が

   とりのこされ

   陽光が。木立ちに

   とりのこされてい

ほら。これがあなたとその微笑、だよ。

   とりのこされ

   陽光が。木立ちに

   とりのこされた

   木立ちに、陽光が


   いま。…かかとをも

   ひだまりに、この

   木立ちに、その

   残響は。そこ


   とりのこされ

   陽光が。木立ちに

   とりのこされた

   木立ちに、陽光が

まばた。…あっ、


木立ち。とりのこされている、陽光が。...for Arkhip Ivanovich Kuindzhi #02

やめ。や。や、や、や、

   ひかり。で。そこ

      不可能。孤立さえ

    かおるのだ。葉

     見なかったよ。なにも

   日射し、その

      と、すれど、も。ただ

    かほるのだ。葉

     きみも、だれも、わたしも、

   ひだまり。に。もう

      孤立。明晰な、それ。…が

    かをるのだ。葉

     なにも。…そうでしょう?

   ひかり。で。そこ


   ひだまり。に。そこ

      沈黙。明晰な、それが

    かをるのだ。葉

     見えなかったよ。なにも

   日射し、その

      と、すれど、も。ただ

    かほるのだ。葉

     きみも、だれも、わたしも、

   ひかり。で。もう

      不可能。沈黙さえ

    かおるのだ。葉

     なにも。…そうでしょう?

   ひだまり。に。そこ

やめ、えっ。…え?…て、

   ひかり。で。そこ

   日射し、その

   ひだまり。に。もう

   ひかり。で。そこ

逸らしてしまいそうなのだった。だから、目。おもわず

   木だちに。その

   足もとに、その

   日射しに、その

   ふみ、見上げてい、い、

や、

   裂けていた。葉

    の、…ん?飲み込むよう。に、

   翳り。ちらつき

    してごらん。息を

   ひかり、ら。ちらばり

    の、…ん?飲み込むよう。に、

   目。避けかけた目は

や…む。えっ、

   裂けていた。葉

   翳り。ちらつき

   ひかり、ら。ちらばり

   目。避けかけた目は

や、

   木だちに。その

    かをるのだ。葉

   足もとに、その

    かほるのだ。葉

   日射しに、その

    かおるのだ。葉

   ふみ、見上げてい、い、

かおり。かほり。かをり。かおり。新鮮に。しかも

   あわく、執拗に

    翳りたちはほぼ

   白濁。が、が、

    色彩をなくし

   あわく、執拗に

    蜘蛛たちが、だから

   白濁。が、が、

なにができるというの?もう、

   あわく、執拗に

      いいんだよ。きみは

    むこうには青い

     雲。蜘蛛?そうだ

   白濁。が、が、

      きっと、…え?わたしは

    乱反射。青く、果てには

     糸も。かれらの、い、

   ひろがり、よどみ

      茫然としても

    なにか。…なに?漆黒の

     かがやくのだった

   昏く、ほのかに

やめ、えっ。…え?

   あわく、執拗に

   白濁。が、が、

   ひろがり、よどみ

   昏く、ほのが、が、

かおり。かほり。かをり。かおり。鮮明に

   発光を。ほら

    綺羅たちはほぼ

   雨だろう、ね?ね?

    色彩をなくし

   発光を。ほら

    蜘蛛たちが、だから

   雨だろう、ね?ね?

どこへ行けるというの?もう、

   発光を。ほら

      いいんだよ。いまは

    宏大な、…なに?なにか

     冴えたのだった

   雨だろう、ね?まだ

      きっと、…え?いつかは

    乱反射。青く、下には

     色も。それらの、い、

   もうすぐ、ね?ほら

      失意を咬んでも

    綺羅めき。白い

     蜘蛛。雲?そうだ

   雫を。やがては

まばたき、…を。やめ、

   発光を。ほら

   雨だろう、ね?まだ

   雫を。やがては

   発光を。ほら

かおり。かほり。かをり。かおり。やや冷淡に

   雨だろう、ね?ね?

   雫が。やがて

   雨だろう、ね?ね?

   雫が。やが

き、を。や、や、

   木立ち。…に、ほら

   とりのこされていた

   陽光が。とりの、の

   のこさ、…だから










Lê Ma 小説、批評、音楽、アート

ベトナム在住の覆面アマチュア作家《Lê Ma》による小説と批評、 音楽およびアートに関するエッセイ、そして、時に哲学的考察。… 好きな人たちは、ブライアン・ファーニホウ、モートン・フェルドマン、 J-L ゴダール、《裁かるるジャンヌ》、ジョン・ケージ、 ドゥルーズ、フーコー、ヤニス・クセナキスなど。 Web小説のサイトです。 純文学系・恋愛小説・実験的小説・詩、または詩と小説の融合…

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