アラン・ダグラス・D、裸婦 ...for Allan Douglas Davidson;流波 rūpa -92 //冷酷。睫毛の/それら、すこしした/なぜ?沙羅/ふるえていた//01





以下、一部に暴力的あるいは露骨な描写を含みます。ご了承の上、お読みすすめください。

また、たとえ作品を構成する文章として暴力的・破壊的な表現があったとしても、そのような行為を容認ましてや称揚する意図など一切ないことを、ここにお断りしておきます。またもしそうした一部表現によってわずかにでも傷つけてしまったなら、お詫び申し下げる以外にありません。ただ、ここで試みるのはあくまでもそうした行為、事象のあり得べき可能性自体を破壊しようとするものです。





   夜が風化する

   夜を風化する

   無造作に壊し

   褪せていた。夜が、沙羅


   破滅。いま

   沙羅。窓に

   沙羅。まなざしに

   瓦解。いま


   褪せた。夜が、沙羅

   その色を裂き

   朝が赤裸々に

   褪せた、夜。沙羅


   燃えひろがって

   色あい。はじけ

   朝焼けに、沙羅

   吹きかけるように


   這い寄り、ななめに

   頬に、沙羅

   額。なぜ

   睫毛。ふれ


   ふりかかり、そこ

   まえぶれなしに

   くずれた。くだき

   どこに?どこ?


   ふりそそぎ、そこ

   いま。唐突に

   裂けた。裂き

   どこに?どこ?


   ざわめきあうべき

   いまこそは

   いままさに

   はばたあうべき


   どこに?どこ?

   あふれかえるべき

   なきさわぐべき

   さらされなかった


   どこに?どこ?

   鳥たち。ひびき

   さわぎたつべき

   さらされなかった


   あの綺羅は

   破綻。まだ、夜に

   夜。昏む。夜に

   さらされなかった


   朝焼けは

   雲。雲母。雲に

   波。翳る。波に

   さらされなかった

謂く、トかスィテ、骨髄を自傷のアマリニ。

   風化していた

     月に燃

    そんな夢を

      よどんでし

   沙羅。夜が

     ふるえた。ふるえながら

    甲殻は。だから

      にごってしまっ

   朝。沙羅

     死?真水が

    穢されていた

      にごった。に

   褪せた。もはや

謂く、

   わたしたちが

   見い出した、沙羅

   そのわたしたち

   いま、まなざしに


   色褪せていた

   夜は、沙羅

   いま夜が無造作に

   夜を風化する

謂く、樹木をヴォ。樹木。まダヴァ空。空ヴォ。海。海オ。赤裸々に、透蚊スィ多。肉体ヌィ、窓に。

   夜の色を裂き

     恍惚を。芳香に

    うすむらさきいろ

      真水が

   沙羅。夜は

     おびえながら

    体液が。だから

      あまやかに

   夜は、沙羅

     滅び?真水が

    漏れていた

      匂っ

   色褪せていた

謂く、

   夜の色を裂く

   朝が赤裸々に

   夜は、沙羅

   色褪せた。もはや


   明けがほのめき

   きざされた色彩

   朝焼けが、沙羅

   沙羅。いま


   ふれた。ふきかけたようにその

   睫毛。沙羅

   ふりそそぐ。その

   きざしは、沙羅


   さわぎたつべき

   あのさわがしい

   ひびきら。沙羅

   どこ?いま


   なきさわぐべき

   横溢すべき

   ひびきら。沙羅

   どこ?いま

謂く、窓ヌィ、青虫ノヨオに、麻ルで陀蚊羅窓に。

   なきさわぐべき、それらは

      にごってゆ

    汚れていた

     真水が

   横溢すべき

      よどんで

    触手さえ。だから

     なに?波紋を…ん?

   ひびきら。沙羅

      よどむ。よど

    いじけた楕円

     月の水滴の輪をすべる稀有な流星のように

   どこ?いま

謂く、男ヴァ。涎れウォ肛門に。

   ざわめきあうべき

   いつ?いまこそは

   なぜ?いまこそは

   ひびきあうべき

謂く、肛門ヌィ。涎れオ男ワ。

   どこ?いま

     ふるえる月の水滴の輪のように

    彎曲。なめらかな

      よどむ。よど

   ひびき。沙羅

     波紋を

    触角さえ。だから

      にごる。にごって

   横溢すべき

     真水が

    汚れていた

      にごってゆく

   なきさわぐべき

謂く、

   いまどこに?

   ひびき。沙羅

   横溢すべき

   なきさわぎ、それら


   いまどこに?

   ひびき。沙羅

   あのさわがしい

   さわぎたち、それら


   朝焼けを。しかも

   空。昏い雲母

   沙羅。夜はまだ

   さらされなかった

謂く、辛辣ヌィ。しかも暴力的に。あヅゥヒワふスィ陀ラヌィ。舐メルヤウヌィ。陀蚊羅、フィらウィトゥァ。口ウォ男ワ絶望ズるズィかなグゥてもフ容赦ナク、

   滅び、尽きはて

     燃える月。月のように

    そんな、ん?夢を

      よどむ。なに?

   色のみを置き

     ま。澄んでいたのに

    わたしは。だから

      にごって

   まだ、沙羅。夜が

     真水が、ま

    汚れていた

      にごるにのだった

   綺羅ら。朝焼けは

謂く、

   滅び、尽き、滅びて

   夜。色のみを置き

   まだ。沙羅。すでに

   綺羅ら。朝焼けは

謂く、失神。舌グァノさヴァ流ノで、ケツ蛾そノ、ふてぶてスィウィほド、ウィワヴァ。

   虹彩。燃え

     とおく。悲しいほど、声

    いつかの転生

      目。ひらいてた目。目

   熾火。燃え?

     かさなりあっ

    いつ?

      目。ひらきかけ

   眸。燃え

     声。ちかく。すぐ

    見てたんだ、…け。ど

      こめかみに

   燃え?沙羅

謂く、

   虹彩。燃え

   熾火。燃え?

   眸。燃え

   燃え?沙羅


   朝焼けを

   波。翳り。海は

   沙羅。猶もまだ

   さらさなかった

謂く、絶望。這ヴヤフヌィ、こヴォされテ口蓋に舌蛾、赤裸々ナウィワバ。

   尽き?燃え

     ひびき。声が

    転生。いつかの

      ひらいていた目

   火焰。燃え?

     かさねあわせ

    いつ?

      目。ひらきかけ

   いつ?燃え

     声。ひびき

    見てた

      手のひら。そこ

   燃え?いま?

謂く、

   尽き?燃え

   火焰。燃え?

   いつ?燃え

   燃え?いま?


   朝焼けを

   いまだ、沙羅

   海に空。夜が

   さらさなかった

謂く、こぼれテ。寝台ヌィ床ヌィ。むスィろ、よ。倒壊スィてヴィた。モンどりうっテ、男蛾見れバ、










Lê Ma 小説、批評、音楽、アート

ベトナム在住の覆面アマチュア作家《Lê Ma》による小説と批評、 音楽およびアートに関するエッセイ、そして、時に哲学的考察。… 好きな人たちは、ブライアン・ファーニホウ、モートン・フェルドマン、 J-L ゴダール、《裁かるるジャンヌ》、ジョン・ケージ、 ドゥルーズ、フーコー、ヤニス・クセナキスなど。 Web小説のサイトです。 純文学系・恋愛小説・実験的小説・詩、または詩と小説の融合…

0コメント

  • 1000 / 1000