流波 rūpa ……詩と小説173・流波 rūpa 癡多 citta ver.1.01 //…見て/なにを?/見ていた/いつ?;伽多
以下、一部に暴力的あるいは露骨な描写を含みます。ご了承の上、お読みすすめください。
また、たとえ一部に作品を構成する文章として差別的な表現があったとしても、そのようなあらゆる差別的行為を容認ましてや称揚する意図など一切ないことを、ここにお断りしておきます。またもしもそのような一部表現によってあるいはわずかにでも傷つけてしまったなら、お詫び申し下げる以外にありません。ただ、ここで試みるのはあくまでも差別的行為、事象のあり得べき可能性自体を破壊しようとするものです。
見蕩れなどしなかった
眼玉
海。それは
は?
…だれ?
失禁中。し、し、
綺羅。それら
失禁、し、
わたしは
は?
無際限の綺羅
眼玉
沙羅。もう、いちども
その肌にも
耳孔
綺羅らのこちらに
ば?
沙羅。火照る
し、し、
ほほ笑んで
失禁中。し、
褐色の
ば?
沙羅
耳孔
あざやかな肌にも
怯えはしなかった
鼻くそ
海。それは
なに?
…だれ?
失禁中。し、し、
綺羅。それら
失禁。し、し、
わたしは
な
限度なき綺羅
鼻くそ
沙羅。もう、いちども
その唇にも
髮の毛
無防備な、昏い
んー…
沙羅。翳る
失禁中。し、し、
ほほ笑みは
失禁。し、し、しぃ、
沁みのような
んっ
沙羅
髮の毛
濃い汚点、それ
おののきはしなかった
ばっびぃふれたとき
海。それは
わたしは
…だれ?
沙羅。思った
綺羅。それら
沙羅
わたしは
わっ
赤裸々な綺羅
ふれたとき
沙羅。もう、いちども
その頬にも
ぼっびぃふれられた、と
不安。それは
あなたに
沙羅。口元にも
沙羅。さ
ほほ笑みは
沙羅。思った
哄笑していた
あなたに
沙羅
ふれられた、と
不遜なふるえ
悲しみはしなかった
ど、ど、ど、
海。それは
なに?
…だれ?
鼻血散る鼻
綺羅。それら
鼻血
わたしは
なに?
果てもない綺羅
ど、ど、ど、
沙羅。もう、いちども
その瞼にも
だ、だ、
不穏。それは
なに?
沙羅。複雑な
花血散る鼻
ほほ笑みは
花
みだれすぎの襞
なに?
沙羅
だ、だ、
昏い息吹き、それ
まして忿怒
ぢぃっ、ぢ、
見つめ
ば
…だれ?
花に散る鼻
沙羅
花に散る
わたしは
ばっ
あなたを見つめ
ぢぃっ、ぢ、
沙羅。もう、いちども
その眼差しにも
ばっぼぅんかに
見つめ
思わず
沙羅。にらみつけ
まばたき
沙羅
まばたき
侮辱しきった
思わず
あなただけを見つめ
ばっ
容赦ない不快
存在の卑賤
日差しのなかに
見つめ
わたしは
神がかりの不細工
まばたき
沙羅
まばたき
生得的劣惡
わたしは
あなただけの目の前に
日差しのなかに
あなたごときに
恍惚など
沙羅
なぜ、沙羅
綺羅はふれ
いちども、あなたに
その微笑に
悲しみを?
その微笑に
須臾にだに
綺羅はふれ
慥かに、沙羅
沙羅
沙羅、夢にだに
うつくしくないから
き、気はふれ
愛した?…わたしは
ばばっ
沙羅。あなたは
そのほほ笑みに
あなたを、沙羅
ほほ笑みに
見つめられる価値も
ばっ
沙羅
き、き、
そんな魅力も
陶酔など
ばぃ…ぅば
なぜ、沙羅
日差しのなかに
いちども、あなたに
まばたき
おののきを?
まばたき
須臾にだに
日差しのなかに
慥かに、沙羅
ばぃ…ぅば
沙羅、幻にだに
好ましくないから
思わず
愛した?…わたしは
日差しのなかに
沙羅。あなたは
まばたき
あなたを、沙羅
まばたき
一瞥の価値も
日差しのなかに
沙羅
思わず
その必然も
惑溺など
ばんっ
なぜ、沙羅
ぢぃっ、ぢ、
いちども、あなたに
花に
怯えを?
花に散る鼻
須臾にだに
ぢぃっ、ぢ、
慥かに、沙羅
ばんっ…
沙羅、夢にだに
そそられはしないから
なに?
愛した?…わたしは
な、
沙羅。あなたは
花散る
あなたを、沙羅
花血散る
そこに在る価値も
だ、だ、
沙羅
なに?
すべて不可能
無窮の欠陥
なに?
なぜ、沙羅
ど、ど、ど、
とめどない愚劣
鼻血散る
見蕩れて?
鼻血散る花
卑猥の過剰
ど、ど、ば、
言葉もなく、もう
なに?
沙羅、あなたは
焦がれられたこと
あなたに
愛した?…わたしは
ふれられた、と
ある?…沙羅
沙羅。思った
あなたを、沙羅
沙羅。思った
あなたは
ぼっびぃ
沙羅
あなたに
いちどでも
寄り添われたこと
わたしは
愛した?…わたしは
ばっび
ある?…沙羅
沙羅。思った
慥かに、沙羅
沙羅
あなたは
ふれたとき
沙羅
わたしは
狂犬にでも
ほほ笑ませたこと
だぃん、だぃ、だ、
愛した?…わたしは
髮の毛
ある?…沙羅
失禁中。し、し、
あなただけを、沙羅
失禁
あなたは
うぶ毛
沙羅
んー…
須臾だにも
愛されたこと
だだ
愛した?…わたしは
鼻くそ
ある?…沙羅
失禁中。し、し、
まさに、沙羅
し、し、
あなたは
鼻みず
沙羅を
だだ漏れ?
不愉快な
できそこない
だだも、も、も、
愛した?…わたしは
孔
欠損そのもの
失禁
すでに、沙羅
し、
イノチへの愚弄
耳孔
もう
も、も、
生態系の屈辱
あなたは
は?
発情のない
眼玉
沙羅。すでに
失禁中。し、し、
欲望
し、し、
まばたき
眼玉
あなたに
だだ漏れ、れ、れ、
笑っていた。わたしに
あざ笑い
匂う?
渇望のない
体液
笑っていた。聲もなく
なに?
欲望
なに?
鼻孔に笑い
体液
あなたを
匂う?
笑いかけ、不愉快な
沙羅。醒めきって
イノチは
もとめて
花咲き
冴えた目に
息吹き
沙羅を
息吹き
綺羅ら。みにくさ
花咲き
なに?
イノチは
虹彩。その
沙羅。昏い
かすむ白
もとめて
紅
逆光に、翳り
むらさき
なにが滿たすの
むらさき
火照りに、白濁
紅
なにが?
かすむ白
下品に埀らし、その
せせら笑いに
匂う?
知らない
分泌液
ぶざま。その白濁を
なに?
なにを?
なに?
埀らし、智慧もない
分泌液
なにをもとめているの?
匂う?
あざけりに
白濁。ゆれて
イノチは
知らない
鼻先
沙羅。匂う
息吹き
なぜ?
息吹き
香り立つ
鼻先
なぜ、もとめているの?
イノチは
惡臭の
沙羅。見つめているのは
くさっ
知らない
沙羅
なに?いま
さ、さ、
欲望は
さ、さ、
その不愉快に
沙羅
その果てを
くさっ
穢すぎる目に
沙羅。聲もなく
くさっ
知らない
なに?
なに?いま
さ、さ、
欲望は
さ、さ、
あざ笑うのは
なに?
その充足を
くっ
なに?見下すのは
沙羅。その言葉も
撒き散らさないで
知らない
だれ?
なにも
沙羅
欲望は
沙羅
沙羅。なにも知らない
だれ?
その解消を
撒き散らさないで
知るすべもない
穢らしいから
散らさないで
海。それは
は?
無価値だから
沙羅
綺羅。それら
沙羅
恥だから
は?
盡きることない
散らさないで
塵以下だから
なにを見ていようと
あなたに
綺羅らのこちらに
見つめられながら
なにを知っていようと
沙羅
ほほ笑んで
沙羅
なにを感じていようと
見つめられながら
沙羅
あなたに
知らない。沙羅
その心など
あなたを
なすすべもなく
見つめ
わたしは
沙羅
沙羅
沙羅
…だれ?
見つ
見つめ
あなたを
知ったことじゃない
下等な沙羅。ほら
見なかった
見つめられ
あなたを
下劣に笑み
もう、沙羅
沙羅
もう、沙羅
下等に笑み
あなたを
なすすべもなく
見なかった
下劣な沙羅。ほら
知ったことじゃない
その背後は
沙羅
窓越しの
…だれ?
綺羅
ほほ笑んで
綺羅
わたしは
窓越しの
綺羅らのこちらに
その背後は
その心など
知らない。沙羅
海。…沙羅
盡きることない
綺羅
なにを感じていようと
それは
綺羅。それら
それは
なにを知っていようと
綺羅
海。それは
海。…沙羅
なにを見ていようと
塵以下だから
海。…沙羅
その解消を
綺羅
恥だから
それら
欲望は
それら
無価値だから
綺羅
知らない
海。…沙羅
穢らしいから
知るすべもない
なぜ?
その充足を
その
沙羅。知らない
海は燃え上がっているの?
欲望は
海は燃え上がっているの?
なにも
その
知らない
なぜ?
沙羅。その言葉も
なに?見下すのは
海は
その果てを
沙羅
あざ笑うのは
なぜ?
欲望は
なぜ?
なに?いま
沙羅
知らない
海は
沙羅。聲もなく
穢すぎる目に
沙羅
なぜ、もとめているの?
海は
その不愉快に
なぜ?
なぜ?
なぜ?
なに?いま
海は
知らない
沙羅
沙羅。見つめているのは
惡臭の
その
なにをもとめているの?
なぜ?
香り立つ
海は燃え上がっているの?
なにを?
海は燃え上がっているの?
沙羅。匂う
なぜ?
知らない
その
白濁。ゆれて
あざけりに
綺羅
なにが?
海。…沙羅
埀らし、智慧もない
それら
なにが滿たすの
それら
ぶざま。その白濁を
海。…沙羅
もとめて
綺羅
せせら笑いに
下品に埀らし、その
綺羅
なに?
海。…沙羅
火照りに、白濁
それは
沙羅を
それは
逆光に、翳り
海。…沙羅
もとめて
綺羅
沙羅。昏い
虹彩。その
窓越しの
あなたを
その背後は
綺羅ら。みにくさ
綺羅
欲望
綺羅
冴えた目に
その背後は
渇望のない
窓越しの
沙羅。醒めきって
笑いかけ、不愉快な
あなたを
あなたに
見なかった
鼻孔に笑い
もう、沙羅
欲望
もう、沙羅
笑っていた。聲もなく
見なかった
発情のない
あなたを
あざ笑い
笑っていた。わたしに
見つめ
もう
あなたを
まばたき
沙羅
すでに、沙羅
沙羅
沙羅。すでに
あなたを
愛した?…わたしは
見つめ
あなたは
生態系の屈辱
見つめられながら
沙羅を
あなたに
イノチへの愚弄
沙羅
まさに、沙羅
沙羅
欠損そのもの
あなたに
愛した?…わたしは
見つめられ
できそこない
不愉快な
は?
沙羅
散らさないで
あなたは
沙羅
あなただけを、沙羅
沙羅
ある?…沙羅
散らさないで
愛した?…わたしは
は?
愛されたこと
須臾だにも
だれ?
沙羅
撒き散らさないで
あなたは
沙羅
慥かに、沙羅
沙羅
ある?…沙羅
撒き散らさないで
愛した?…わたしは
だれ?
ほほ笑ませたこと
狂犬にでも
なに?
沙羅
くさっ
あなたは
さ、さ、
あなたを、沙羅
さ、さ、
ある?…沙羅
くさっ
愛した?…わたしは
なに?
寄り添われたこと
いちどでも
沙羅
言葉もなく、もう
くさっ
あなたは
さ、さ、
見蕩れて?
さ、さ、
ある?…沙羅
くさっ
なぜ、沙羅
沙羅
焦がれられたこと
沙羅、あなたは
鼻先
沙羅
イノチは
卑猥の過剰
息吹き
あなたを、沙羅
息吹き
とめどない愚劣
イノチは
愛した?…わたしは
鼻先
無窮の欠陥
すべて不可能
分泌液
慥かに、沙羅
匂う?
そこに在る価値も
なに?
怯えを?
なに?
沙羅。あなたは
匂う?
なぜ、沙羅
分泌液
そそられはしないから
沙羅、夢にだに
紅
沙羅
かすむ白
須臾にだに
むらさき
あなたを、沙羅
むら
いちども、あなたに
かすむ白
愛した?…わたしは
紅
惑溺など
その必然も
花咲き
慥かに、沙羅
イノチは
一瞥の価値も
息吹き
おののきを?
息吹き
沙羅。あなたは
イノチは
なぜ、沙羅
花
好ましくないから
沙羅、幻にだに
体液
沙羅
匂う?
須臾にだに
なに?
あなたを、沙羅
なに?
いちども、あなたに
匂う?
愛した?…わたしは
体液
陶酔など
そんな魅力も
なすらないで死者ら
慥かに、沙羅
陥没
見つめられる価値も
孔ひらき
悲しみを?
孔ひらき
沙羅。あなたは
陥没
なぜ、沙羅
なすらないで死者ら
うつくしくはないから
沙羅、夢にだに
指さきに、すくい
あなただけの目の前に
没入
須臾にだに
孔ひらき
沙羅
孔ひらき
いちども、あなたに
没入
見つめ
指さきに、すくい
恍惚など
あなたごときに
匂わないで
あなただけを見つめ
ゆらぐ白濁
生得的劣惡
沙羅
沙羅
沙羅
神がかりの不細工
ゆらぐ白濁
見つめ
匂わないで
存在の卑賤
容赦ない不快
沙羅
あなたを見つめ
なに?
侮辱しきった
体液だだ
沙羅
体液だだ漏れ
沙羅。にらみつけ
なに?
見つめ
沙羅
その眼差しにも
沙羅。もう、いちども
沙羅
沙羅
だれ?
わたしは
粘液だだ漏れ
ほほ笑みは
粘液だだ
…だれ?
だ
不穏。それは
沙羅
まして忿怒
昏い息吹き、それ
死者ら
果てもない綺羅
死者ら
みだれすぎの襞
色彩もない翳りの
綺羅。それら
色彩もない
沙羅。複雑な
死者ら
海。それは
死者ら
その瞼にも
沙羅。もう、いちども
ふるえる
沙羅
ふるえ
わたしは
指先に
ほほ笑みは
指先に
…だれ?
ふるえて
不安。それは
ふるえ
悲しみはしなかった
不遜なふるえ
沙羅
赤裸々な綺羅
死者ら
哄笑していた
色彩もない翳りの
綺羅。それら
色彩もない
沙羅。口元にも
死者ら
海。それは
沙羅
その頬にも
沙羅。もう、いちども
だれ?
沙羅
沙羅
わたしは
粘液だだ漏れ
ほほ笑みは
粘液
…だれ?
沙羅
無防備な、昏い
だれ?
おののきはしなかった
濃い汚点、それ
なに?
限度なき綺羅
沙羅
沁みのような
体液だだ漏れ
綺羅。それら
体液だだ漏れ
沙羅。翳る
沙羅
海。それは
なに?
その唇にも
沙羅。もう、いちども
ゆらぐ白濁
沙羅
匂わないで
わたしは
沙羅
ほほ笑んで
沙羅
…だれ?
匂わないで
綺羅らのこちらに
ゆらぐ白濁
怯えはしなかった
あざやかな肌にも
没入
無際限の綺羅
指さきに、すくい
褐色の
孔
綺羅。それら
孔ひらき
沙羅。火照る
指さきに、すくい
海。それは
没入
その肌にも
沙羅。もう、いちども
陥没
何度でも
なすらないで
わたしは
孔ひらき
何度でも、もう
孔ひら
…だれ?
なすらないで死者ら
何度でも
陥没
見蕩れなどしなかった
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