流波 rūpa ……詩と小説166・流波 rūpa 癡多 citta ver.1.01 //…見て/なにを?/見ていた/いつ?;伽多
以下、一部に暴力的あるいは露骨な描写を含みます。ご了承の上、お読みすすめください。
また、たとえ一部に作品を構成する文章として差別的な表現があったとしても、そのようなあらゆる差別的行為を容認ましてや称揚する意図など一切ないことを、ここにお断りしておきます。またもしもそのような一部表現によってあるいはわずかにでも傷つけてしまったなら、お詫び申し下げる以外にありません。ただ、ここで試みるのはあくまでも差別的行為、事象のあり得べき可能性自体を破壊しようとするものです。
かさねて謂く、
…見て
え?
尊重されるべき
いま
なにを?
なに?
それは
なに?
見ていた
いま
ささやき
え?
いつ?
いま
あなたが
…なぜ?
なにか云った、そんな気がした
だれ?
沙羅
事実、くちびるは
沙羅
ひとりで
なにか云った、そんな気がした
ささやき以外を
あなたが
だから
…見て
ささやき
繰り返されるべき
聞き取れないくらいの
なにを?
いま
それは
いま
見ていた
聞き取れないくらいの
ささやき
なに?
どこ?
いつも
ささやき
…なぜ?
やさしく、耳に
だれ?
それは
事実、くちびるは
それは
ひとりで
やさしく、耳に
ささやき以外を
なに?
見い出すのは
…見て
やさしく、耳に
赦されるべき
ささやき
なにを?
いま
それは
いま
見ていた
なに?
ささやき
やさしく、耳に
だれ?
すでに
聞き取れないくらいの
…なぜ?
ささやき
だれ?
それは
事実、くちびるは
それは
ひとりで
なに?
ささやき以外を
聞き取れない
言葉さえ
見うしなって、もう
なにか云った、そんな気がした
…なぜ?
あなたが
あまりにも多く
沙羅
知らないから
沙羅
あまりにも厖大
あなたが
なにも、だれも、もう
なにか云った、そんな
量るべくもなく
沈黙を、だから
いま
ささやき以外に
…え?
わたしたちは
なに?
なにも、もう
…え?
だから、もう
なに?
だれも、もう
いま
失神
言葉は
口もないくせに
あなたの哄笑、それさえ
舌も
失神
は?カス
かすかな
ば?カス
…なに?
涎れは?
ささやき
口もないく
だから、もう
沈黙を
鼻もないくせに
いつかの悲鳴、それさえ
歯も
わたしたちは
ぱ?ゴミ
かすかな
ば?ゴミ
いつでも、もう
いや、まだ生きてます
ささやき
鼻もないくせに
失神
眼差しは
耳もな
せめてもの歎き、それさえ
頭も
失神
ん?死ね
かすかな
ぶ?死ね
…なに?
だれ?
ささやき
耳もないくせに
なにも
見い出しもせずに
知能もないくせに
たとえ、見あげた空が
は?
…なに?
ぼ?クズ
崩れながら
ぶ?クズ
朝燒け
ち、ち、ち、
…絶叫?
知能もな
たとえば
その夜の
ひかり降り
ささやいたのだった
は?
崩壞の色ら
ち、ち、ち、ク
あなたも、すでに
クズ…ば?
その壞滅ら
は?
鳴り響いていた轟音も
知能なしクソ
たとえば、赤裸々
…なに?
ひかり降りそそ
ささやきが
頭も
擦り附けられた
ね死
ささやきが
シねシ
雲。かたち、それら
頭?
ひびき
降りそそぐ
たとえば
…なに?
光り降り注ぐ、そんな
たとえ、空の向こうの空間が
花もな
ひめられた
ゴミ
燃え上がりながら
ぶ。ゴミ
きざし。あからさまな
花もないくせに
…絶叫?
鼻?
たとえば
…なに?
ひかり降りそそぐそんな朝に
ささやいたのだった
ば?口もな
ふいの失踪
は?カス
あなたも、すでに
は?カス
日差し。翳り、それら
ば?
鳴り響いていた轟音も
光りら、光り
たとえば
…なに?
光りら、光り
ささやきが
光り、綺羅ら
すでに?いま?…消え
朝に
ささやきが
朝に
気配。わずかな、それは
光り、綺羅ら
ひびき
光りら、光り
たとえば
…なに?
光りら、綺羅なし
たとえ、すべて、ことごとくが
綺羅ら、光りら
光りら。夜明けの
その朝に
蒸発しながら
その朝に
月。…しろ。その
綺羅ら、光りら
…絶叫?
光りら、綺羅なし
たとえば
…なに?
光り、綺羅ら
ささやいたのだった
光りら、光り
死者ら。それら
朝に
あなたも、すでに
朝に
色彩もない
光りら、光り
鳴り響いていた轟音も
光り、綺羅ら
翳りら
見て
…え?
ささやきが
いま
…なに?
ん?
ささやきが
…なに?
見ていた
いま
ひびき
…え?
いつ?
いま
あなたが
見て
なにか云った、そんな気がして
だれ?
沙羅
…なに?
沙羅
ひとりで
なにか云った、そんな気が
見ていた
あなたが
だから
気づけば
おもわず
まるで、…そう
聞き取れないくらいの
陽炎。いま
わたしは
陽炎
わた
朝燒けさえ
…ん?
捉え得ない
聞き取れないくらいのに
滅びたあと
気づけば
ため息を
見て
なつかしく、耳に
陽炎。いま
そ
…なに?
それは
夜明けの時さえ
なつかし
見ていた
…なに?
滅びたあと
見て
だから、わた
わたしは、もう
鼻くそほじれ
…なにを?
脳ミソすすれ
…だれ?
脳ミ
見ていた
鼻くそほじれ
息をひそめ
だから、わたしは
いつ?
いま
なつかしく、耳に
まるで、…そう
ため息を
だれ?
それ
陽炎
それは
ひとりで
なつかしく、肛門に?
留まり得ない
肛門?
だから
息をひそめ
聞き取れないくらいの
見て
…ん?
なぜ?
わたしは
…なに?
わたしは
たぶん
…ん?
見ていた
聞き取れ
わたしは、もう
燃え盡きていたから
なにか云った、そんな気が
まるで、…そう
あなたが
もう、すでに
沙羅
陽炎
沙羅
…だれ?
あなたは
とめどもない
なにか、なにか、なにか、云った?
わたしは、もう
滅びきっていたから
いま、も
それは沙羅
…え?
もう、すでに
ん?
ほほ笑みかけた
は?
…いつ?
ば?
そのくちびる
いま、も
わたしは、もう
存在さえ
その朝に
それは軽蔑
あなたを愛した
もう、すでに
擬態
うすく、匂う
擬態
…なぜ?
あなたを愛した
そのくちびる
その朝に
わたしは、もう
跡形もなく
その朝に
…見て
あなたを見つめ
痕跡も
擬態
なにを?
擬態
なにも
あなたを見つめ
見ていた
その朝に
わたしは
だれ?
その朝に
だから
あなたにふれ
ささやくのは
擬態
沙羅。たしかに
擬態
…見て
あなたにふれ
ほほ笑み
その朝に
なにを?
見ていた
その朝に
…見て
あなたにキスを
…いつ?
擬態
なにを?
擬態
いま
あなたにキスを
見ていた
その朝に
だれ?
ひとりで
まるで、まだ
いま
そこに
だから
あなたが
沙羅。あざやかな
あなたが
だれ?
そこに
ほほ笑み
まるで、まだ
ささやくのは
ささやき
まるで、まだ
…見て
ここに
ささやきつづけ
わたしは
なにを?
わたしは
ささやきはじめ
ここに
見ていた
まるで、まだ
ささやきやまず
とめどなく
まるで、まだ
沙羅、もう
ふたりで
ささやきはじめも
ふたりは
すべて
ふたりは
ささやきなど
ふたりで
ことごとくは、ささやき
まるで、まだ
ささやかれさえ
ささやかれなど
ささやきあい
ささやき
ふれあって?
ささやきおわらず
みつめあい
ただ、ささやき
みつめあい
ささやきはせず
ふれあって?
言葉もない
ささやきあい
ささやかれも
ささやかれは
ふたりで
響きもない
まるで、まだ
ささやきもせず
ふたりは
ただ、ささやき
ふたりは、まだ
ささやきおわらず
まるで、まだ
ささやき
ふたりで
ささやかれなど
ささやかれさえ
ここに
ことごとくは、ささやき
まるで、まだ
ささやきなど
わ
すべて
わたしは
ささやきはじめも
まるで、まだ
沙羅、もう
ここに
とめどなく
ささやきやまず
そこに
見ていた
まるで、ま
ささやきはじめ
あなたが
なにを?
あ
ささやきつづけ
まるで、まだ
…見て
あなたが
ささやき
ささやくのは
あなたに、キスを
ほほ笑み
その朝
だれ?
擬態
沙羅。あざやかな
ぎ
だから
その朝に
いま
あなたに、キスを
ひとりで
だれ?
あなたにふれ
見ていた
その朝に
いま
擬態
なにを?
擬態
…いつ?
その朝
…見て
あなたにふれ
見ていた
なにを?
あなたを見つめ
ほほ笑み
その朝に
…見て
擬態
沙羅。たしかに
擬態
ささやくのは
そ
だから
あなたを見つめ
だれ?
わたしは
愛した
見ていた
その朝
なにも
擬態
なにを?
擬態
痕跡も
もう、その朝に
…見て
あなたと、もう、愛した
跡形もなく
わたしは、もう
もう、死ね
そのくちびる
か、か、か、
…なぜ?
バカ
うすく、匂う
バ
もう、すでに
か、か、か、
それは軽蔑
もう、死ね
存在さえ
わたしは、もう
悲しいくらいに
そのくちびる
冴えた朝の
…いつ?
か、か、
ほほ笑みかけた
か、か、
もう、すでに
冴えた朝の
それは沙羅
悲しいくらいに
滅びきっていたから
わたしは、もう
光り
とめどもない
光りら、それら綺羅
…だれ?
光りら
陽炎
光りら
もう、すでに
光りら、それら綺羅
まるで、…そう
光り
燃え盡きていたから
わたしは、もう
もう、殺しておねがい
見ていた
か、か、か、
たぶん
カカッ
…なに?
カッ
なぜ?
か、か、か、
見て
もう、殺しておねがい
息をひそめ
だから
悲しいくらいに
留まり得ない
澄んだ朝の
ひとりで
か、か、
陽炎
か、か、
だれ?
悲しいくらいに
まるで、…そう
澄んだ朝の
いま
いつ?
光り
息をひそめ
光りら、それら綺羅
見ていた
光りら
…だれ?
光りら
…なにを?
光りら、それら綺羅
わたしは、もう
光り
見て
滅びたあと
もう、突き刺しておねがい
見ていた
か、か、か、
夜明けの時さえ
カカッ
…なに?
肛門?
陽炎。いま
か、か、か、
見て
もう、突き刺しておねがい
気づけば
滅びたあと
悲しいくらいに
捉え得ない
澱んだケ
朝燒けさえ
か、か、
陽炎
か、か、
陽炎。いま
澱んだケツに
まるで、…そう
かなし
気づけば
だから
光り
見ていた
光りら、それら綺羅
ひとりで
光りら
…なに?
光りら
だれ?
光りら、それら綺羅
見て
光り
いま
いつ?
さっくいのれだ?
ひびき
てんもえんれだ?
見ていた
こそでずうばっずうばっ
ささやきが
こそでずうばっずうばっ
…なにを?
てんもえんれだ?
ささやきが
さっくいのれだ?
見て
翳りら
くっさいのだれ?
鳴り響いていた轟音も
燃えてんのだれ?
色彩もない
そこでぼーぼー
あなたも、すでに
そこでぼーぼー
死者ら。それら
燃えてんのだれ?
ささやいたのだった
くっさいのだれ?
…なに?
たとえば
あやうく
…絶叫?
叫んでしまいそうなくらい
月。…しろ。その
もう、いま
蒸発しながら
もう、いま
光りら。夜明けの
叫んでしまいそうなくらい
たとえ、すべて、ことごとくが
あやうく
…なに?
たとえば
あやうく
ひびき
泣き出してしまいそうなくらい
気配。わずかな、それは
もう、いま
ささやきが
もう、いま
すでに?いま?…消え
泣き出してしまいそうなくらい
ささやきが
あやうく
…なに?
たとえば
あやうく
鳴り響いていた轟音も
悲鳴さえ
日差し。翳り、それら
もう、いま
あなたも、すでに
もう、いま
ふいの失踪
悲鳴さえ
ささやいたのだった
あやうく
…なに?
たとえば
あやうく
…絶叫?
喉に血をさえ
きざし。あからさまな
もう、いま
燃え上がりながら
もう、いま
ひめられた
喉に血をさえ
たとえ、空の向こうの空間が
あやうく
…なに?
たとえば
あやうく
ひびき
眼玉くりぬく?
雲。かたち、それら
もう、いま
ささやきが
もう、いま
擦り附けられた
眼玉くりぬく?
ささやきが
あやうく
…なに?
たとえば、赤裸々
えぐりぬく?
鳴り響いていた轟音も
えぐっ
その壞滅ら
ぶっちょし
あなたも、すでに
ぶっちょし
崩壞の色ら
えぐっ
ささやいたのだった
えぐりぬく?
その夜の
たとえば
ぐえっ
…絶叫?
えぐえぐえ
朝燒け
しっちょぷ
崩れながら
しっちょぷ
…なに?
えぐえぐえぐって
たとえ、見あげた空が
ぐえっ
見い出しもせずに
なにも
気を失いそうなくらいに
ささやき
それは
…なに?
もう
かすかな
もう
失神
それは
せめてもの歎き、それさえ
気を失いそうなくらいに
眼差しは
失神
絶望的にも
ささやき
それは
いつでも、もう
もはや
かすかな
もう
わたしたちは
それは
いつかの悲鳴、それさえ
絶望的にも
沈黙を
だから、もう
冴え切った
ささやき
それは
…なに?
空
かすかな
空
失神
それは
あなたの哄笑、それさえ
冴え切った
言葉は
失神
朝の
だれも、もう
朝に
だから、もう
沙羅
なにも、もう
沙羅
わたしたちは
朝に
ささやき以外に
朝の
沈黙を、だから
量るべくもなく
それは
なにも、だれも、もう
冴え切った
あまりにも厖大
空。その
知らないから
青。…空
あまりにも多く
冴え切った
…なぜ?
それは
見うしなって、もう
言葉さえ
だから
ささやき以外を
絶望的なまでに
ひとりで
もう
事実、くちびるは
もう
だれ?
絶望の果ての果てにまで
…なぜ?
だから
すでに
だれ?
もはや
ささやき
気を失いそうなくらいに
見ていた
もう
それは
もう
なにを?
狂気の果ての失神の果ての狂気の先にまで
赦されるべき
なに?
…見て
見い出すのは
知っている
ささやき以外を
あなたは、なにも
ひとりで
沙羅
事実、くちびるは
沙羅
だれ?
あなたは、なにも
…なぜ?
知っている
いつも
どこ?
ささやかなかった
ささやき
ひとことも
見ていた
沙羅
それは
沙羅
なにを?
ひとことも
繰り返されるべき
ささやかなかった
…見て
だから
知っている
ささやき以外を
唇さえ、沙羅
ひとりで
沙羅
事実、くちびるは
沙羅
だれ?
唇さえ、沙羅
…なぜ?
知っている
いま
いつ?
知っている
ささやき
燃え盡きて、沙羅
見ていた
沙羅
それは
沙羅
なにを?
燃え盡きて、沙羅
尊重されるべき
知っている
…見て
0コメント