流波 rūpa;二十九の詩と散文による流波 rūpa 色彩・総集編
小説の概要は、……
ベトナム在住の≪わたし≫は十六歳の少年に出会う。
彼は売春をしていて、その名前も素性も知れない。
だから≪わたし≫は彼を沙羅と名づけた。
ふたりに共通言語はなにもない。
その奇妙な共同生活。
そしていつか想起されて行く≪流沙≫ルーシャと呼ばれた美貌の天才音楽家との日々。
≪わたし≫はかつて≪流沙≫の代作者だったのだ。
そんな時、知り合いの女から≪流波≫と呼ばれる天才少女画家を紹介される。
彼女には知能障害があり、且つ目も見えず耳も見えないにも関わらず、誰をも魅了してやまない純白の絵を描くというのだ。
彼女に逢う爲にそのアトリエを訪ねた≪わたし≫が見たものは…
29の詩と散文からなる作品。
般若經・中論・唯識論をベースにしたものです。
詩は、詩の本編と、及び二声・四声の詩に依りなっています。
〇その詩のみのヴァージョン↓
〇詩と散文のヴァージョン↓
読んでいただければ嬉しいです。
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