（承前）

　　　ざわめきが　；canon à 4

　　　　　　もう、お！

　　　　自己破壊にすぎな

　　　　　どう？きょうは

　　　ふりそそぐように

　　　　　　無数にも。もう

　　　　それら、いいえ！明晰な

　　　　　特別な日であっ

　　　わきたつように

　　　　　　綺羅めきが。…あっ

　　　　海は。ええ、

　　　　　あったべ、…だ。きっ、だろう？

　　　わたしにも。…あっ

わたしがあなたを愛さなかったとでも？　；recitativo

　　　だか

　　　　　　あ

　　　　ざわめきが

　　　　　自己破壊にすぎない

　　　ら

　　　　　　あざけりの

　　　　ふりそそぐように

　　　　　それら、明晰な

　　　ら。せめて

　　　　　　聞こえた。声が

　　　　わきたっ。…ええ、わきたつように

　　　　　海は。ええ、

　　　ほほ笑んであげよう

　　　ね？

　　　　　　ざわめきかけた

　　　　あっ。わたしには

　　　　　ふりそそぐように

　　　ね？

　　　　　　まぶたを、きみは

　　　　見えるんだ。ここに

　　　　　え？わななくように

　　　いまも、そこ

　　　　　　引きちぎるがいい

　　　　海。色彩が、その

　　　　　ざわめ…わきたっ。い、て

　　　繊細な、そう。あなたに

　　　も。もう

　　　　　　ね？

　　　　鳩？…いっ

　　　　　ほほ笑んであげよう。これら

　　　澄み切った空に

　　　　　　ね？

　　　　汚点のように

　　　　　繊細な、そう。あなたにも

　　　告げていいのだ

　　　　　　いまも、そこ

　　　　な、滑走

　　　　　目を閉じられるように

　　　別れをも。…すでに

　　　散乱。らっ、綺羅らの

　　　　充満

　　　　　たっ

　　　らっ

　　　たとえあなたが　；trio a

　　　　　　見て！かんっ

　　　　滅びようとしている！

　　　　　ね？

　　　過失のように

　　　　　　わたしたちさえ

　　　　わたしは。…いまや

　　　　　ね？いまも、その

　　　生まれたのだとして

　　　　　　うつくしいのだ

　　　　鮮明な海に

　　　　　繊細な、そう。あな…孔だらけだ！たは

　　　も。猶も

　　　おっ

　　　うつくしいですか？

　　　　　　ひかりよ。これら

　　　　自己破壊にすぎな

　　　　　嫌いでしょう？いっ。これら

　　　認めて。わたしも

　　　　　　ひっ。ええ、わたしたちをも

　　　　それら、明晰な

　　　　　理不尽な？

　　　どう？うつくしいですか

　　　　　　身もふたもなく満たせ

　　　　海は。ええ、

　　　　　海が。…あっ

　　　失語せよ。きみは

　　　ざわめきが　；canon

　　　　　　綺羅めきすぎた

　　　　うつくしいんだ！たしかに

　　　　　たとえあなたが

　　　ふりそそぐように

　　　　　　ひかりよ

　　　　いいん、生きて！わたしも

　　　　　過失だったかに、つまり

　　　わきたつように

　　　　　　塊りになっ

　　　　うつくしいですか？

　　　　　口蓋をひらいても？

　　　わたしにも。…あっ

　　　だから。あくまで

　　　　と、ざわめきが

　　　繊細なあなたは

　　　　お！ふりそそぐように

　　　絶望するがいい。これら

　　　　と、わきたっ

　　　絶望？…を、さえ

　　　赦さない風景に

　　　　　　傷つきようのない

　　　　だから、繊細なあなたは

　　　　　ふりそ…わきっ。そぐように

　　　息をころして

　　　　　　圧倒的強度で

　　　　絶望をさえも

　　　　　そう。わめいていたかに

　　　やや、あやうい

　　　　　　ぼくらは

　　　　ないがしろにして

　　　　　ざわめいていたのは、…どう？

　　　まぶたをうごかして

　　　ね？

　　　　　　ふりそそぐように

　　　　息をころし

　　　　　わたしだけだったの

　　　ね？

　　　　　　だ！わきたっ、…ん？わきたつように

　　　　やや、あやうい

　　　　　が。ここは

　　　いまも、そこで

　　　　　　のけぞりかえるかに

　　　　喉を。ん、絞めていた

　　　　　世界の、そう。中心だ

　　　けっ…ね？して

　　　滅びはしなかったきみは　；trio b

　　　　ね？

　　　どう？やがて

　　　　ね？

　　　わたしを、いっ。きみは

　　　　猶も、そこで

　　　滅ぼすでしょうか？

　　　なぜ？…たとえば

　　　　　　これら、すさまじく

　　　　わたしたちはもう

　　　　　滅びなかったきみは

　　　その、あくまでも

　　　　　　あざやかに

　　　　わたしたちの生存を

　　　　　どう？やがて

　　　やさしい一瞥の

　　　　　　滅んだ視野で

　　　　放棄したものだ

　　　　　訓練を？ほほ笑む

　　　やさしい須臾にも

かがっ　；recitativo

　　　ざわめきが　；canon

　　　　　　自己破壊にすぎない

　　　　なぜ？…たとえば

　　　　　息をころして

　　　ふりそそぐように

　　　　　　それら、明晰な

　　　　この、あくまでも

　　　　　それでも猶も

　　　わきたつように

　　　　　　海は。ええ、

　　　　やさしい一瞥の

　　　　　諦めないものたちだ

　　　わたしにも。…あっ

かがやくんだ！　；recitativo

　　　なに？その自己顕示欲

せめて

・

　　　綺羅めきが。…あっ

　　　　　　自己破壊にすぎない

　　　　容赦ない違和は

　　　　　あ！ふりそそぐように

　　　もう、無数にも

　　　　　　それら、明晰な

　　　　見て。空は

　　　　　あ！わめきあったかに

　　　ふり、いっ。り、

　　　　　　手を、かざして見た

　　　　容赦ない閃光

　　　　　あ！わきたっ、ええ。わた…え？しにも

　　　ええ。そそぎ

　　　わき、いっ。き、

　　　　綺羅めきが。…あっ

　　　ええ、たち

　　　　もう、無数にも

　　　つづけていたと謂うことなのだか

　　　　消滅しているばかりだっ

　　　ら

　　　ら

　　　　　　逆光は、そう。自己破壊にすぎな

　　　　降り…い。そそぎ、いいえ！

　　　　　綺羅めきが。…あっ

　　　ら、

　　　　　　それら、明晰な

　　　　せりあがるかに

　　　　　はじけ飛んでゆく

　　　ら、ら

　　　　　　海に、綺羅も

　　　　わななっ

　　　　　綺羅めきは、…あ、

　　　あっ。…ね？

　　　どう？きょうを

　　　　　　綺羅さえもしずかなん

　　　　ら、

　　　　　あざやかに

　　　特別な日。日に

　　　　　　あまりにも。まだ、だれか

　　　　ら、ら

　　　　　怒号のように

　　　ふたりで、そう

　　　　　　生きてた？

　　　　あっ。…ね？

　　　　　飛散し

　　　しない？なにかの

・

　　　記念としてで

　　　　ほら！

　　　も？

・

　　　ざわめきが　；02

　　　　　　もう、お！

　　　　自己破壊にすぎな

　　　　　どう？きょうは

　　　ふりそそぐように

　　　　　　無際限に、もう

　　　　それら、いいえ！凄絶？…な

　　　　　特別な日で

　　　わきたつように

　　　　　　綺羅めきが。…あっ

　　　　海は。ええ、

　　　　　あったべ、…だ。きっ、だろう？

　　　わたしにも。…あっ

・

わたしがあなたを愛さなかっ…もう！　；recitativo

・

　　　だか

　　　　　　あ

　　　　ざわめきが

　　　　　自己破壊にすぎな

　　　ら

　　　　　　いいっ。あやまちの

　　　　ふりそそぐように

　　　　　それら、明晰な

　　　ら。せめて

　　　　　　予感がしていた

　　　　わきたっ。…んだっ、ええ。わななくように

　　　　　海は。ええ！

　　　ほほ笑んであげよう

　　　ね？

　　　　　　ざわめきかけた

　　　　あっ。わたしには

　　　　　ふりそそぐように

　　　ね？

　　　　　　こゆびを、きみは

　　　　聞こえるんだ。ここに

　　　　　え？わめきあうかに

　　　いまも、そこ

　　　　　　咬みきるがい

　　　　海。いっ、鼓動が。その

　　　　　ざわめ…わきっ。きっ、いたが

　　　繊細な、そう。あなたに

　　　も。もう

　　　　　　ね？

　　　　罵声？…いっ

　　　　　ほほ笑んであげよう。これら

　　　さわがしい波に

　　　　　　ね？

　　　　膨張するかに

　　　　　繊細な、そう。あなたにも

　　　告げていいのだ

　　　　　　いまも、そこ

　　　　ええ。耳に

　　　　　鼻をふさげるように

　　　別れをも。…すでに

・

　　　充満。らっ、綺羅らの

　　　　飛散

　　　らっ

・

　　　たとえあなたが　；trio a

　　　　　　感じて！しっ

　　　　滅びよう、…も。なくて、る！

　　　　　ね？

　　　突発事故のように

　　　　　　わたしたちさえ

　　　　わたっ…すでにわたしは

　　　　　ね？しかも、その

　　　生まれたのだとして

　　　　　　うつくしいのだ

　　　　明瞭な海に

　　　　　繊細な、そう。あな…孔だらったは

　　　も。猶も

・

　　　おっ

・

　　　うつくしいですか？

　　　　　　ひびきよ。これら

　　　　自己破壊にすぎない

　　　　　嫌いでしょう？これら

　　　ささや。わたしも

　　　　　　ひっ。いて、ええ。わたしたちをも

　　　　それら、凄絶？…な

　　　　　卑劣すぎた、

　　　うつくしいですか？

　　　　　　みっ。むごたらしいまでにも満たせ

　　　　海は。ええ、

　　　　　海が。…あっ

　　　逸らして！顔を、きみは

・

　　　ざわめきが　；canon

　　　　　　鳴りわたりすぎ

　　　　うつくしいん…た。だ！たしかに

　　　　　たとえあなたが

　　　ふりそそぐように

　　　　　　ひびきよ

　　　　いいん、膨張して！わたしも

　　　　　突発事故だったかに、つまり

　　　わきたつように

　　　　　　塊りになっ

　　　　うつくしいですか？…って

　　　　　咬んでも？爪を

　　　わたしにも。…あっ

　　　だから。あくまで

　　　　と、ざわめきが

　　　繊細なあなたは

　　　　お！ふりそそぐように

　　　絶望するがいい。これら

　　　　と、わきたっ

　　　絶望？…に、さえ

　　　関与しなかった風景に

　　　　　　壊されようのない

　　　　だから、繊細なあなたは

　　　　　ふりそ…きたっ。そぐように

　　　息をひびかせ

　　　　　　その絶望的強靭で

　　　　絶望を、そう。さえも

　　　　　わななくように

　　　やや、あたたかい

　　　　　　ぼくらは、いや！

　　　　放り棄て

　　　　　ざわめいていたのは、…でしょう？

　　　汗を乾かせて

　　　ね？

　　　　　　ふりそそぐように

　　　　息をひびかせ

　　　　　わたしだけだったの

　　　ね？…だっ

　　　　　　わきたっ、…ん？だっ。わななくように

　　　　やや、あたたかい

　　　　　が。ここは

　　　いまも、そこで

　　　　　　沸騰したかに

　　　　喉を。ん、のけぞらせた

　　　　　世界の、そう。最深部だ

　　　あえ…ね？て

　　　壊れはしなかったきみは　；trio b

　　　　ね？

　　　どう？やがて

　　　　ね？

　　　わたしを、いっ。きみは

　　　　猶も、そこで

　　　壊すでしょうか？

　　　なぜ？…たとえば

　　　　　　これら、すさまじく

　　　　わたしたちはもう

　　　　　壊れなかっ…なぜ？きみは

　　　その、あくまでも

　　　　　　克明に

　　　　わたしたち。その実在を

　　　　　どう？やがて

　　　なやましいささやき

　　　　　　壊れ…の、た。視野で

　　　　忘れていたものだ

　　　　　練習を？さわぐ

　　　なやましい須臾にも

・

かがっ　；recitativo

　　　ざ

がっ

　　　ざざ！

なに？

・

2024.03