(無旋律の音声のための)祈りのない賛歌とパルティータ//キスをしたね?/率直に、あえて/はずかしげもなく…え?/言ってしまえば//詩;03





   あれは、そして ;attacca;fuga à 4;a-01

    も

   夜。けものたちさえ

    もう?

     も、

   夜。あえて

    も、

   よそおわれた眠りに


   落ちた。夜だ

      気をつけて

    ええ。あれは、しかも

     夜。けものたちさえ

   落ちた。夜は

      肉体は。すでに

    燃えながら?

     夜。あえて

   夜それ自体に

      辛辣な、え?裏切りを。きみに

    夜。けものたちさえ

     よそおわれた眠りに

   みずからもが、…そう


   落ちた

      夜。けものたちさえ、あっ

    肉体が。きみの

     落ちた。夜は

   落ちた

      だからそれらはけものたちの、そう

    おそいかかれば、と

     落ちた。おっ、夜

   落ちた

      夜。あえて

    牙のようにも

     落ちた。それ自体に

   落ち、おっ。わたしたちはただ

      よそおわれた眠りに

    いいのだが。やがて

     落ちた。おっ、みずからもが…え?

   ふかい息を吐き


   眠りに。深刻な

      見てた?…そう。それは

    落ちた

     肉体が。きみの

   あの、…どの?

      あわい夢として

    落ち、わたしたちは

     そうだ!ぼくらはたしかに爪に

   昏睡に、…これだ!

      夢に

    ふかい息を吐き

     火をともす。ね?

   夢。ただ、夢を


   見た。…ええ

      落ち。ち、

    かわいい!

     落ち

   夢として

    あっ

     あっ

   落ちた。あっ、月を…その

      見て。いまや

    たすけてた、すくって!…た。なに?

     落ちた

   俊敏な降下

      すべての花々が

    眠りに。深刻な

     落ち、わたしたちは

   見たのだ。けものは

      老いてしまっ、衰弱

    あの、…ど。落ちた

     ふかい息を吐き

   舞いあがりはじめたすべての


   砂。砂という

      落ち、…ええ。わたしは

    かわいい!

     息を、ふかい

   砂、…を

    かなしい?

     おっ

      おっ

   あれは、そして ;attacca;a-02

    俊敏な降下

     おっ

   夜。けものたちさえ

    見たのだ。けものは

     おっ

      そう、しかも

   夜。やがて

    舞いあがりはじめたすべての

     おっ

      とめどな

       あっ

   とりつくろった眠りに


   落ちた。夜だ

      気をつけて!だっ

    あれは、そして、え?

     夜。けものたちさえ

   落ちた。夜は

      肉体は。すでに

    求め、しかも訴えながら

     夜。やがて

   夜それ自体に

      ええ。裏切りを。きみに

    夜。けものたちさえ

     とりつくろった眠りに

   みずからもが、…そう


   落ちた

      夜。けものたちさ、ええ

    肉体が。きみの

     落ちた。夜は

   落ちた

      だからそれらは叫びもない

    咬みつきかつ咬みちぎ

     落ちた。夜

   落ち、あっ

      夜。やがて

    どう?好き?

     落ちた。それ自体に

   落ち、だっ。わたしたちは

      とりつくろった眠りに

    やめて。やがて

     落ちた。みずからも…え?が、

   ふかい息を吐き


   眠りに。辛辣な

      見てた?…そう。それは

    落ちた

     肉体が。きみの

   あの、…どこ?

      破滅的な?いや

    落ち、わたしたちは

     そう。ぼくらは指を

   錯乱に、…これだ!

      破滅そのもじゃない?

    ふかい息を吐き

     へしま。ま。まげる

   夢。ただ、夢を


   描く。…ええ

      落ちた。ち、

    かわいい!

     落ち

   夢として

    あっ

     あっ

      だよね?

   落ちた。あっ、月を…その

      見て。いまや

    たすけてた、すくっ!…なに?

     落ちた

   俊敏な降下

      すべての水が

    眠りに。辛辣な

     落ち、わたしたちは

   息をつまらせた。けものは

      沸騰?そしてつぶだちたちの無際限な綺羅

    あの、…どこ?落ちた

     ふかい息を吐き

   もはやとどめようのな、…すべての


   土。土という

      落ち、…ええ。わたしは

    かわいい!

     息を、ふかい

   土、…を

    おっ

     おっ

      おっ

       死んで

   あれは、そして ;attacca;a-03

    落ちるんだ!

     上昇を

   夜。けものたちさえ

    息をつまらせた。けものは

     落ち、…え?

      湧きあがるに似た、

   夜。やめて

    もはやとどめようのないすべての

     浮遊

      舞いあ

       あっ

        あっ

   声をたてないがいい

          が!

   落ちた。夜だ

      気をつけて

    あれは、そして

     夜。けものたちさえ

   落ちた。夜は

      肉体は。すでに

    なに?叫びを、…ら

     夜。やめて

   夜それ自体に

      裏切りを。ただただ圧倒的、…そう。な、きみに

    夜。けものたちさえ

     声をたてないがいい

   みずからもが、…そう


   落ちた

      夜。けものたちさ、さ、さ、え?

    肉体が。きみの

     落ちた。夜は

   落ちた

      だ、…ねぇ。けものたちが匂いたっ

    咀嚼?やや

     落ちた。夜

   落ちた

      夜。やめてそしてやさ

    デリケートな

     落ちた。それ自体に

   落ち、わたしたちは

      声をたてないがいい

    音響を。やがて

     落ちた。みずからもが、…え?

   ふかい息を吐き


   眠りに。執拗な

      見てた?…そう。それら

    落ちた

     肉体が。きみの

   あの、…どれ?

      ええ、壊滅。地表が

    落ち、殲滅!わたしたちは

     そう。ぼくらは鮮烈?顔を

   目舞が、…旋律を!きみは

      崩壊してゆく

       ね?

        と、戦慄

         れ、

          ええ。くず

    ふかい息を吐き

            れ、

     かきむしる

   夢。ただ、夢を


   走らせてみる。…ええ

      落ちた。ち、

    かわいい!

     落ち

   夢として

    あっ

     あっ

      だめ

       え?

   落ちた。あっ、月を…その

      見て。いまや

    たすけてた、すくっ!…なに?く!

     落ちた

   ひきこまれるかに!降下

      すべての口蓋が

    眠りに。執拗な

     落ち、わたしたちは

   おののきを、けもの

      聞かせない。声を

    あの、…どれ?落ちた

     ふかい息をは

      は

       は、

   撒きあがるだけのすべての


   地表。見わたすかぎりの

      落ち、…ええ。わたしは

    かわいい!

     息を、ふかい

      巻きあがるかぎりの

   地表を、おっ ;attacca;cadenza

    お。とおくに

     さわがしい

   あっ

    あると?

     ひびきに

   おっ

    海が?

     さわぎたつ

   あっ


   そう。…なに?あれらは


   とおくに?…ええ ;b-01

      ほほ笑みを、だから

    あれは、そして

     もう、…ね?

   あるとでも?

      うかべてていいよ。そして

    夜。けものたちさえ

     まばたきをさえ

   海が。ええ

      声を、きみは。たてても

    夜。あえて

     き、を。する力さえ、も

   すさまじい、それは


   よそおわれた眠りに


   綺羅めきだろう、が

      けものたちなら

    とおくに?…ええ

     あれは、そして

   ときめきをさえも

      もう、も。けものたち

    あるとでも?

     夜。けものたちさえ

   感じさせ、だから

      さえも。…立ち去ったろ?

    海が。すさまじく海が。海が

     夜。あえて

   赦すのだ。きみの


   落ちてゆき、ふと

    よそおわれた眠りに

   微笑をも

      あれは、そして

    綺羅めくだろう、が

     あ、

   いいよ?きみも

      夜。けものたちさえ

    赦して。だから

     あ、

   ほほ笑んで、そして

      夜。あえて

    わたしはきみを見殺しにし

     て、…ええ

   声をたてても


   いや。眠りに?

    落ちてゆき、ふと

     よそおわれた眠りに

   まさか

      落ちる!る、落ちる!る、ね?

    いや。まさか

     落ちてゆき、ふと

   一瞬だって


   なに?とおくに、…ええ ;b-02

      ほほ笑みを、だから

    あれは、そして夜

     もう、…ね?

   あるとでも?

      うかべてて、て、て、いいよ。おっ

    夜。けものたちさえ

     おっ。まばたきをさ

   海が。ええ

      声を、おっ。きみはたてても

    夜。やがて

     き、をさえもする力さえを、も。おっ

   すさまじい、それは


   とりつくろった眠りに


   綺羅めきだろう、が

      けものたちなら

    とおくに?…ええ

     あれは、そして

   ときめきをさえも

      もう、も。けものたち

    あるとでも?

     夜。けものたちさ、…いいね

   感じさせ、だから

      さえも。滅びたろ?

    海が。すさまじく

     夜。やがて

   赦すのだ。夜?きみの


   落ちてゆき、…まだ?

    とりつくろった眠りに

   微笑をも

      あれは、そして

    綺羅めくだろう、が。しかも

   いいよ?きみも

      夜。けものたちさえ

    赦して。だから

   ほほ笑んで、そして

      夜。やがて

    わたしはきみを見殺しにしてしまっても。そう、

   声をたてても。もう、


   いや。眠りに?

    落ちてゆき、…まだ?

     眠りに?とりつくろった眠りに

   まさか

      落ちる!る、落ち、ね?

    いや。まさか

       お、

     落ちてゆき、…まだ?

        お、

   一瞬だって

         お、…なに?

   とおくに…ええ ;b-03

      ほほ笑みを、だから

    あれらは、そして

     もう、…ね?

   あるとでも?

      うかべ、べ、べ。いいよ。あ!

    夜。けものたちさえ

     まばたきをしたね?

   海が。ええ

      声を、きみは。たてても

    夜。やめて

     まばたく力さえ、も。すでに

   すさまじい、それは


   声をたてないがいい


   綺羅めきだろう、が

      けものたちなら

    とおくに?…ええ

     あれは、そして

       ら、

   ときめきをさえも

      もう、も。けものたち

    あるとでも?

     夜。けものたちさえ

       ら、ら、

   感じさせ、だから

      さえも。共食いの果ての死

    海が。すさまじく

     夜。やめて

       ら、

        ら、

   赦すのだ。きみの


   聞き耳を、もう。立てられ

    声をたてないがいい

   て、い

    い、

   微笑をも

      あれは、そして

    綺羅めくだろう、が

     い、

   いいよ?きみも

      夜。けものたちさえ

    赦して。だから

     い、

   ほほ笑んで、そして

      夜。やめて

    わたしはきみを見殺しにして

     い、

   声をたてても


   いや。眠りに?

    聞き耳を、もう。立てられ

     声をたてないがいい

   まさか

      落ちる!る、落ちる!る、落ちる!る、

    いや。まさか

     聞き耳を、もう。立てられ

       落ちる!る、

   一瞬だって

        落ちる!る、

         え?

   巧妙に、それはささやかれなければ ;c-01

   ならなかった言葉だ

   あり得ない、あえて

   草笛の最弱音をさえも擬態し


   て

      とおくに、海が

    けものたちの

     巧妙に、それは

   え?

      燃えあがる、あの

    翳を追え!…と

     ささやかれなければ

   ええ

      朝にも

    失神。え?あえて笑みをうか

     ならな

   あっ


   あるとでも?

      巧妙に、それは

    て

     けものたちの

   とおくに?…ええ

      ささやかれなければ

    え?

     翳を追え!…と

   海が。ええ

      ならな

    ええ

     失神。え?あえて笑みをうかべ

   けものたちが


   波うちぎわに

      けも、けも、けも、の。たちの

    あるとでも?

     て

   身をまるめ

      翳を追え!…と

    とおくに?…海が

     え?

   て、

      失神。え?あえて笑みをう

    けものたちが

     ええ

   え?


   そうだ


   巧妙に、それはささやかれなければ ;c-02

    えっ

   ならなかっ。ん?言葉だ

    えっ

   あり得ない、あえて

      ん?

    えっ

   草笛の最弱音をさえも擬態し


   て

      とおくに、海が

    けものたちの

     巧妙に、それは

   え?

      発光を!あの

    いえ。手遅れだろう?もう

     ささやかれなければ

   ええ

      朝にも

    鳥たちさえすべて飛び去っ

     ならな

   あっ


   いるとでも?

      巧妙に、それは

    て

     けものたちの

   息を吹く、…ええ

      ささやかれなければ

    え?

     いえ。手遅れだ、あっ。もう、あっ

   けものが。ええ

      ならな

    ええ

     鳥たちさえすべて飛び去っ

   ひそかに、やがて


   海を。ええ、とおくに

      けものたちの、ええ

    いるとでも?ええ

     て。ええ、

   ふと、ええ。見出し

      いえ。ええ、手遅れだろう?も

    息を吹く、おっ…けものが

     え?

   て、

      鳥たちさえすべて飛び去っ

    ひそかに、やがて

     ええ

   え?


   そうだ


   巧妙に、それはささやかれなけ ;c-03

    えっ

     ええ

   ならな。な、言葉だ。あっ

    えっ

   あり得ない、あえて

      ん?

    えっ

   草笛の最弱音をさえも擬態し


   て

      とおくに、海が

    けものたちの

     巧妙に、ら

   え?

      見せた巨大な開口を、あの

    最後の臭気が!…と

     ささやかれなければ

   ええ

      朝にも

    絶句を?…やめっ。いとわしすぎて

     ならな

   あっ


   あるとでも?

      巧妙に、それは

    て

     けものたちの

   場所が。生き延びる場所が?…ええ

      ささやかれなければ

    え?

     最後の…なに?が!…と

   あなたが、ええ

      ならな

    ええ

     絶句を?…やめて。いとわしす、好き?

   すくなくとも


   波で、そっと

      けものたちの

    あるとでも?

     て

   手のひらを洗っ

      最後の吐息が!…と

    生き延びる場所が?…あなたが

     え?

   て、

      絶句を?…やめて。いとわ、咬め

    すくなくとも

     ええ

   え?


   そうだ


   巧妙に、それはささやかれなければ ;c-04

      ん?

    えっ

     黙れ!

   なら。ら。ら。ら。…だっ

      あっ

    えっ

     いっ

   あり得ない、あえて

      ん?

    えっ

     ええ

   草笛の最弱音をさえも擬態し


   て

      とおくに、海が

    けものたちの

     巧妙に、それは

   え?

      ささやかな飛沫を、…ええ。まさにあの

    あっ。死屍をも

     あっ。ささやかれなければ

   ええ

      朝にも、あっ

    見させない気だよ。やがて

     ならな

   あっ


   いるとでも?

      巧妙に、それは

    て

     けものたちの

   ここに?…ええ

      ささやかれなければ

    え?

     ええ。死屍をさえも

   そう。きみを、だ。ええ

      ならな

    ええ

     見させない気だよ。やが

   見たものが


   海に、とおくに

      けものたちの

    いるとでも?

     て

   水没してゆ

      ええ。死屍をさえも

    ここに?…きみを

     え?巻き込ん

   き、

      見させない気だよ。やが

    見たものが

     ええ。えっ

   え?


   そうだ


   巧妙に、えっ。それはあっ。ささえっ。えっ、や。かれなければ ;c-05

      夜だ。それは

    えっ

     落ちた。もう

   ならなかった言葉だ

      めざましいまでに

    えっ

     けものたちは

   あり得ない、あえて

      声もなく、…そう

    えっ

     夜だ。ふかく、あえ

   草笛の最弱音をさえも擬態し


   て

      とおくに、海が

    けものたちの

     巧妙に、それら

   え?

      飛べ!あの

    のこしておいた痕跡は、…ええ

     ささやかれなければ

   ええ

      朝にも

    褪せた。ひざしが直射し

     ならな

   あっ


   あっ


   あっ


   あっ


   あるとでも?

      巧妙に、それは

    て

     けものたちの

   いまだに、だ。…ええ

      ささやかれなけれ、ば

    え?

     のこした痕跡は、…ええ

   手が?きみに、ええ

      ば!ならな

    ええ

     褪せた。ひざしが直射していた

   ふれ、あるいは


   受け入れる?波に

      けものたちの

    あるとでも?

     て

   すすぐがいい。その

      のこされた痕跡は、…ええ

    いまだに、だ。…手が

     え?

   穢らしい

      褪せた。ひざしが汗?直射し

    ふれ、あるいは

     ええ

   え?


   両手を


   あれは、そして ;coda

    あれらは、そう

   夜。けものたちさえ

    夜。けものたちこそ

     あれら、やがて

   夜。あえて

      ええ、なおも

    夜。あきらかに

     夜。けものたちさえ

   よそおわれた眠りに


   落ちた。月を、その

      夜。けものたちさえ

    眠りに、よそおわれた

     夜。あえて

       ね?

   俊敏な降下に

      夜。あえて

    落ちた。月を、その

     よそおわれた眠りに

       あれらは、だから

   見たのだ。かれらも

      よそおわれた眠りに

        ささやかれなければ、なら

    俊敏な降下に

     落ちた。月を、その

       夜。けものたちの

   あの、けものたちさえも


   あれら、そして

      落ちた。月を、その

       夜。けものたちだけの

    見たのだ。かれらも

        ら、ならな、ら

     俊敏な降下に

   夜。けものたちさえ

        も。あっ

      俊敏な降下に

       夜。あれらは

    けものたちさえをも

     見たのだ。そう、かれらも

   夜。あえて

      見たのだ。かれらが

       夜。明晰な

    あれら、しかも

     けものたちさえも

   よそおわれた眠りに


   落ちた。月を、その

      けものたちだけの

    夜。けものたちさえ

     息絶えたの?もう

   俊敏な降下に

    眠りを擬態するしかなかっ

     やりすごされた、夜

   見たのだ。かれらも

    夜に。あの夜の

   けものたちさえ


   も。もう、


   息をほそめたよ

      あっ

    夜。けものたちの

     夜

   ひそめきりは、…なぜ?

      あっ

    夜に

     けも、ん?

   しないで

2023.04.26. le-ma










Lê Ma 小説、批評、音楽、アート

ベトナム在住の覆面アマチュア作家《Lê Ma》による小説と批評、 音楽およびアートに関するエッセイ、そして、時に哲学的考察。… 好きな人たちは、ブライアン・ファーニホウ、モートン・フェルドマン、 J-L ゴダール、《裁かるるジャンヌ》、ジョン・ケージ、 ドゥルーズ、フーコー、ヤニス・クセナキスなど。 Web小説のサイトです。 純文学系・恋愛小説・実験的小説・詩、または詩と小説の融合…

0コメント

  • 1000 / 1000