小説 op.3-03《月の船、星の林に》…僕は知っている。僕の未来を。(全)
この小説は《花々を埋葬する》、《ブーゲンビリアの花簪》につづく作品で、
連作《flowers》の三作目です。いまのところ、これで終わり、です。
一作目から順に、過去に遡行して行くかたちをとっていますから、
最も古い過去と、現在を飛び交いながら、話は進行します。
モティーフになっているのは、《生まれ変わり》《転生》です。
私自身はそんなものを信じているわけではありませんが、
知り合いの女の子が本気で語る《生まれ変わり》の、
その、彼女の眼差しが気になってしかたなくて書いた、のかも知れません。
これにも、《ブーゲンビリアの花簪》の少女が出てきます。
同じことは繰り返しません。
私にとっては、この三連作は非常に重要です。
実は、いま、全部書き直しているのですが、わたしは、どうするでしょう?
続編らしきもの、も書いてしまいましたが、これも、どうするのでしょう?
いずれにしても、《痛み》とともに世界を(この言い方はあまり好きではありません。他者を、と言っておきましょうか)
見詰めようとした作品です。
お手数をおかけしますが、
興味を持っていただけたら、下のリンクから、読んでください。
無料で読めます。
なんでいちいちリンクに飛ばすんだよ、と言われたら、ようするに、
アメーバownd的に、これは無理だろうなと(笑)
借り物のサーバーを無料で使わせてもらってるだけなので、ね。
ちょっと自粛。大人の対応。
もっとも、エログロ的な小説ではないですよ。
ひたすら《痛み》と向き合う試み、なのです。…
ちょっと、読むのがしんどいとは、想います。
実際、書いててしんどかったので。
…すべての、傷ついた魂のために。
2018.05.15 Seno-Lê Ma
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