カミーユ・C、留保なき絶望とその絶望的なまでの強度 ...for Jean-Baptiste Camille Corot /a;...for oedipus rex #126



以下、一部に暴力的あるいは露骨な描写を含みます。ご了承の上、お読みすすめください。



(承前)

   ざわめきが ;canon

      自己破壊にすぎない

    なぜ?…たとえば

     息をひびかせ

   ふりそ…そう!そぐように

      それら凄絶?…な

    あくまでも、この

     猶もにもかかわらず

   わきたつように

      海は。ええ、

    なやましいささやかなささやきの

     飽き足らないものたちだ

   わたしにも。…あっ


かがやくんだ! ;recitativo

   なに?その欲求不満

せめて


   綺羅めきが。…あっ

      自己破壊にすぎな

    無造作な…いっ。傷みは

     あ!ふりそそぐように

   もう、無際限にも

      それら、凄絶?…な

    見て。空は

     あ!わなないたように

   ふり、いっ。り、

      手を、かざして見た

    無造作な閃光

     あ!わきたっ、ええ。わた…え?しにも

   ええ。そそぎ


   わき、いっ。き、

    綺羅めきが。…あっ

   ええ、たち

    もう、無際限にも

   つづけていたと謂うことなのだか

    喪失さ…らっ。れているばかりだったか

   ら


   ら

      逆光は、そう。自己破壊にすぎない

    降りそそぎ、あ

     綺羅めきが。…あっ

   ら、

      それら、どうだ!凄絶?…な

    せりあがるかに

     らさっ。撒き散らさっ。れてゆく

   ら、ら

      海に、綺羅も

    わめっ

     綺羅めきは、…あ、

   あっ。…ね?


   どう?きょうを

      綺羅さえもしずかなん

    ら、

     あつかましくも

   特別な日。日に

      信じられないほ。いま、…ど。だれかが

    ら、ら

     爆発的に

   ふたりで、そう

      生きてた?

    あっ。…ね?

     あふれかえ、え!

   しない?なにかへの


   お祝いとしてで

    ええ!

     ざ、

   も?


   ざわめきが

      もう、お!

    自己破壊にすぎな

     どう?きょうは

   ふりそそぐように

      むごたらしいほどに。もう

    それら、いいえ!圧倒的な

     特別な日で

   わきたつように

      綺羅めきが。…あっ

    海は。ええ、

     あったべ、…だ。きっ、だだっ

   わたしにも。…あっ


あなたはわたしを愛さなかったとでも? ;recitativo


   だか

      あ

    ざわめきが

     自己破壊にすぎない

   ら

      あざやかな

    ふりそそぐように

     それら、明晰な

   ら。せめて

      感情が倒壊

    わきたっ。…ええ、わめきあうかに

     海は。ええ、

   ほほ笑んであげよう


   ね?

      ざわめきかけた

    あっ。わたしには

     ふりそっ。りそっ。もう、そぐように

   ね?

      喉元を、きみは

    信じられるんだ。ここに

     え?わきたつように

   いまも、そこ

      吐き棄てるがいい

    海。いっ、実在が、その

     ざわめ…わきっ。いて、たっ。いたが

   繊細な、そう。あなたに


   も。もう

      ね?

    熱いっ。いっ

     ほほ笑んであげよう。これら

   ざらついた砂に

      ね?

    燃えあがるように?

     繊細な、そう。あなたにも

   告げていいのだ

      いまも、そこ

    な、発熱

     表皮が、燃えあがれるように

   別れをも。…すでに


   飛散。らっ、綺羅らの

    散乱

   らっ


   たとえあなたが ;trio a

      知っ!知っ!みっ

    滅びよう、ん?としたん、…が。ている!

     ね?

   滑稽な、やや。悲劇のように

      わたしたちさえ

    わたしは。…もはや

     ね?猶も、その

   生まれたのだとして

      うつくしいん

    あばかれきっ…だ。た、海に

     繊細な、そう。あな…孔だららっ。たは

   も。猶も


   おっ


   うつくしいですか?

      悲鳴た、これら。ちよ

    自己破壊にすぎない

     嫌いでしょう?れら

   叫んで!わたしも

      ひっ。ええ、わたしたちをも

    れら、ら。そ、圧倒的な

     みぐるしいだけだった

   うつくしいですか?

      莫迦馬鹿しいくら、満たせ

    海は。ええ、

     海が。…あっ

   逃げだせ。きみは


   ざわめきが ;canon

      耳に、無価値な

    うつくしいんだ!たしかに

     たとえあなたが

   ふりそそぐように

      悲鳴たちよ

    いいん、増殖して!わたしも

     悲劇だっ…滑稽な?かに、つまり

   わきたつように

      塊りになっ…そうね?て

    うつくしいですか?

     耳たぶを、いまも執拗にまなざしのやや背後でもてあそんでいても?

   わたしにも。…あっ


   だから。あくまで

    と、ざわめきが

     お

   繊細なあなたは

    お!ふりそそぐように

     とっ

   絶望するがいい。これら

    と、わきたっ

     お

   絶望?…で、さえ


   ふれはしなかっ…そう?た、風景に

      解消され得ない

    だから、もうどうしもな…繊細な。くっ、あなたは

     ふりそ…わきたっ。そぐように

   息を絶えさせて

      自壊寸前のあやうい密度で

    え?絶望をさえも

     わきたつように

   やや、あさましい

      だれ?ぼくらは

    あざけりさえして

     ざわめいてい…じゃない?たのは

   皮膚を引き攣らせ


   ね?

      ふりそそぐように

    息を絶えさせ

     わたしだけだっ…のだ

   ね?

      わきたっ、…ん?わめいたように

    あさま、やや。しい

     が。ここは

   いまも、そこで

      暴発するかに

    喉を。そう、やすらがせていた

     世界の、ええ。頂きなん

   望ん…ね?でも、いないで


   狂いはしなかったきみは ;trio b

    ね?

   どう?やがて

    ね?

   わたしを、きみは

    猶も、ね?そこで

   狂わすでしょう


   か?

    あ、

     あ、

   そう


   なぜ?…たとえば

      これら、すさまじく

    わたしたちはもう

     狂わなかっ…きみは

   そのあくまでも

      細部まで、んっ

    わたした、…きみは?

     どう?やがて

   沈黙。はなやいだその

      狂った視野で

    ららっ。せせら笑うだろう、

     調教を?…が。愛するための

   はなやかな須臾にも


かがっ ;recitativo

   がっ

わっ!


   ざわめきが ;canon

      自己破壊にすぎない

    なぜ?…たとえば

     息を絶えさせ

   ええ!ふりそそぐように

      それら、圧倒的な

    あくまでも、こっ

     それでもこの。猶も

   わきたつように

      海は。ええ、

    はなやいだ沈黙の

     絶滅しなかったものたちだ

   わたしにも。…あっ


かがやくんだ! ;recitativo

   なに?その勘ちが

せめて


   綺羅めきが。…あっ

      自己破壊にすぎない

    赦せない不遜は

     あ!ふりそそぐように

   もう、むごたらしいほど

      それら、圧倒的な

    見て。空は

     あ!わきたったかに

   ふり、いっ。り、

      手を、かざして見た

    赦せない昏み

     あ!わきたっ、ええ。わた…え?しにも

   ええ。そそぎ


   わき、いっ。き、

    綺羅めきが。…あっ

   ええ、たち

    もう、むごたらしいほど

   つづけていたと謂うことなのだか

    粉砕されてゆくばか。ばかっ。ばっ。り、だったか

   ら


   ら

      逆光は、そう。自己破壊にすぎない

    降りそそぎ、あ

     綺羅めきが。…あっ

   ら、

      それら、圧倒的な

    せりあがるかに

     破裂しあっている

   ら、ら

      海に、綺羅も

    わきたっ

     綺羅めきは、…あ、

   あっ。…ね?


   どう?きょうを

      翳りたちさえしずかなん

    あ、

     あさましいばかりに

   特別な日。日に

      あり得な、だ。まだ、い、ほっ…だれもが

    あ、あ

     咆哮のように

   ふたりで、そう

      生きてた?

    あっ。…ね?

     散乱し

   しない?なんらかの


   秘密としてで

      ほら

    ええ

     自己破壊にすぎな

   も?きみは

      繊細な

    え?

     な。…れら、俊敏な

   うつくしい

      息吹き

    く、…ええ、

     な!…ん?

   いっ










Lê Ma 小説、批評、音楽、アート

ベトナム在住の覆面アマチュア作家《Lê Ma》による小説と批評、 音楽およびアートに関するエッセイ、そして、時に哲学的考察。… 好きな人たちは、ブライアン・ファーニホウ、モートン・フェルドマン、 J-L ゴダール、《裁かるるジャンヌ》、ジョン・ケージ、 ドゥルーズ、フーコー、ヤニス・クセナキスなど。 Web小説のサイトです。 純文学系・恋愛小説・実験的小説・詩、または詩と小説の融合…

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