カミーユ・C、留保なき絶望とその絶望的なまでの強度 ...for Jean-Baptiste Camille Corot /a;...for oedipus rex #114



以下、一部に暴力的あるいは露骨な描写を含みます。ご了承の上、お読みすすめください。



   ざわめきが、あっ

   ふり、り、そそぐように

   わき、き、たつように

   わたしに、…あっ


語れ


   あっ。…ざわめきが

   あざやかなまでに

   あげようか?ほほ笑んで、あ

   あなたに。繊細な、あっ


死霊らよ、…なにを?


   ざわめきが、あっ

      すがすがしいですか?

    幸福な、それは

     そらしたいの?…ね

   ふり、いっ。り、そそぐように

      破廉恥なくらい

    風景だった。あるいは

     目を。その

   わき、いっ。き、たつように

      いじらしいくら

    朝の、…いっ。猶も

     やがて目は、そう

   わたしに、…あっ


語るべき資格さえもな


   ざわめきが、あっ

      そう。吸い込まれ

    り、り、…て。いっ

     奔流。圧倒的な

   あざやかなまでに

      大気は、肺の

    いっ。いっ

     色彩の、…に

   ほほ笑んであげようか?

      奧にふと、翳る

    き、き、いっ

     失神するのだ、ね?

   繊細なあなたに、いっ


死霊らよ



//いくつも/いくつもの/時に、いつくかの/わたしたちは、…おっ//

と、波紋は身を

   傷み?

      ええ。翳りに

起こす。繊細をきわめた

   いいえ。微妙な

      目は、もう

注意。だから、

   引き攣け

      馴れていたのだか

熟睡の

   らっ。なんら

      ら、

真魚。圧倒的に

   らっ。傷みのない

      ね?だいじょうぶ

無罪でやさしい寝顔の

   らっ。感覚

      らっ

彼を起こしてしまわないように。もっとも、目覚めきらない肉体はあやうく波紋を裏切りそうになる。部屋を出て、ふと、ほぼ意識のない歩みがまよいを知りかけたとき

   いっ

に、

   ひびき

      なぜでしょうか?

         叫ばないで

…喉さ

   いっ

え、

   微細な

      きょうのわたしは

         だれも。まだ

波紋。彼女に

   いっ

   軋み

      圧倒的に

         わめかないで

まだ

   いっ

渇きは

   それら

      快活なのでし

         きみも。まだ

喉にもどこにも感じられてはいなかったか

   ららっ

      ら、

ら。行き場所もないまま波紋はふと、沙羅ゝの寝室に足さきを向けた。ふたりの

   なぜ?

      ら、

寝室。そして

   ららっ

      ら、

台所。そのあいだに挿まれたすずしい、しかしいやがうえにも昏い部屋。もと物置だったそこ。東玄関から西玄関まで、ぶちぬきの廊下からさしこむやわらかな光源が、ようやく昏みに

   いくつもの。ええ

      うめく

         やめて。さけばっ

馴れたまなざしに

   いくつもの声

      絶望的に

         叫ばないよ。だれも

色彩を、

   わらい声を、ここに

      ここちよい想起の

         やめて。わめかっ

室内に

   ぼくたちは聞いたね?

      散乱に

         怒号をあげないでいただけませんか?

矛盾した影のようにあかるませた。だから、翳り。圧倒的に執拗で心痛なあざやかさを停滞させた、

   はっ

翳り。それに

   あ!波紋

上手にうまって仕舞って、

   はっ

かならずしも

   はっ。…え?

      ひとりあそび?

沙羅ゝは

   はっ

      では、なくて

見え切らない。あるいは

   あ!波紋

      わたしはじょうずに

シーレーノスの

   たわむれを

   ひとり

   わたし。わたしの


   え?


   わたし自身のみ、が

    馴れたから。孤独には

   そう


   さらしていた、ほら

    もう

     翳りを、ね?

   沈黙と、…る

    孤独には成れたんだか

     ええ。やさしくふんっ

   生きてる?


   まだ、だれも

      踏まないで!

    ら、…離れた?

     ふんっ

   死ん


   たわむれを

    孤独には

   ひとりで

    ひとりには

   わたし。ひとりだけ


   で


   不在。その、音声の

    あれらの!

     翳りたちは、ね?

   そう


   もたらしていた、ほら

      踏まないで!

    いつ?まだ

     やさしいんだから

   沈黙と…る

      傷がってい

    なまなましい傷みを

     ら。やさしく

   目覚めてる?


   まだ、だれも

    思いだせるんだよ?しかも

     ふんっ

   眠っては


   いなっ


   たわむれを

    なまなましく

   ひとり

    やや

   わたし。わたしの


   え?


   わたし自身が寄り添いあっていたその

    放っておいてくれていいん

     翳りにさえも

   そう


   わたしが?ほら

    ほほ笑んでいられますよ

     やさしさをわたし、いっぱい。せつなく

   沈黙と、…る

    完璧な幸福

     なっちゃうくら…え?あげたいん

   いる?


   ささやいて

      踏まな

    だれでしょう?

     ら。ね?

   いっ


   たわむれを

    る?

   ひと


   いっ












Lê Ma 小説、批評、音楽、アート

ベトナム在住の覆面アマチュア作家《Lê Ma》による小説と批評、 音楽およびアートに関するエッセイ、そして、時に哲学的考察。… 好きな人たちは、ブライアン・ファーニホウ、モートン・フェルドマン、 J-L ゴダール、《裁かるるジャンヌ》、ジョン・ケージ、 ドゥルーズ、フーコー、ヤニス・クセナキスなど。 Web小説のサイトです。 純文学系・恋愛小説・実験的小説・詩、または詩と小説の融合…

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