カミーユ・C、留保なき絶望とその絶望的なまでの強度 ...for Jean-Baptiste Camille Corot /a;...for oedipus rex #109



以下、一部に暴力的あるいは露骨な描写を含みます。ご了承の上、お読みすすめください。



(承前)

   だから、らっ。いわば ;contrapunctus à 4

    ふくらん。らんっ

   受け入れるだけで

    らんだっ。らん

     発光体。つまり

   排泄しない、または

      ねっ。ふれないでください

    で、ゆくばかりだっ

     すべての、った。これら

   飲み込んだひかりをも


   膨張した生物。この

      ねっ。はじけて仕舞います

    ふくら。らっ

     表皮の隙に

   ん?体孔中から漏れださせていた

      よっ。破裂して仕舞い

    み。ふくら

     発光を。みっ、もう

   わたしは。…もう

      よっ。吹き飛んで仕舞います

    みっ。ら、ら、いっ

     恥じも知らな

   いっ。すぐにですか?この


   肉体が破裂して仕舞うその

      よっ。逃げてくださ

    で、ゆくばかりだっ

     いっ…発光体。つまり

   時は。わたしの

    らんだっ。らん

     すべての、これら

   固有の、だっ。最後の

    らん、ふくら

   時は。んっ、わたしに


   らっ


愛をください、…と?そう叫ぼうとしたこの ;responsorium à 3

   もとめていないよ

      どう?

    まばたいても

     らんっ

   なにも、…ええ

    いい?いっ

     ら

   もう


けもの。声帯のない

   だから、わたしは

    い。ですか?

     いい?

   失意のうちにあったことなど一瞬たりとてな

    まだ、…いっ。ゆびさきは、この

     いっ

   生き物だ。やや

    痙攣していな

     いっ…ねぇ。ふと

   希少な


   のだ、か

    あ!

   ら


愛をください、…と?そうすがろうとしたこの

   もとめていな、な

    呼吸しても

   なにも、いよっ。…ええ

    いっ。いい?

   すでに


けもの。喉のない

   だから、わたしは

    い。ですか?

     いい?

   悲嘆になどふれはしなかっ

    まだ、舌の…った、根は。この

     いっ

   生き物だ。やや

    痙攣していな

     いっ…ねぇ。なっ、あるいは

   奇妙…稀有な?


   のだ、か

    あ!

   ら


愛をください、…と?そうつぶやこうとしたこ

   もとめていない、この!よ

    ささやきかけても

   ええ、なにも。…ええ!

    いい?いっ

   いつだって


けもの。舌のない

   だから、わたしは

    い。ですか?

     いい?

   失望になどからめとられな

    まだ、…いっ。歯頚は、この

     いっ

   生き物だ。いっ、やや

    痙攣していな

     いっ…ねぇ。いっ、ふいに

   かつ、微妙な


   のだ、か

    あ!

   ら


愛をください、…と?そううったえようとしたこの

   やめろよ!もとめていな

    嘔吐していても

   いっ。なにも…ええ

    いっ。いっ。いい?

   とっくに


けもの。口蓋のないけもっ

   だから、わたしは

    い。ですか?

     いい?

   絶望?いちども知りはしなかっ…なに?た

    まだ、体毛は。この

     いっ

   生き物だ。やや

    痙攣していな

     いっ…ねぇ。または

   理解不能な


   のだ、か

    あ!

   ら










愛をください、…と?と?と、そうささやいていたこの ;05

   もとめていないよ

    失禁しさえし、…あっ

   なにも、…ええ

    いい?いっ

   生まれたときから

けもの。頭部のない

   だか…けもの?ら、わたしは

    い。ですか?

     いい?

   微笑を。そしてようやくにただうかべようとするだけの

    まだ、脊髄は。この

     いっ

   生き物だ。やや

    痙攣していな

     いっ…ねぇ。いっ。き、なり

   容認され得な

けもの?…の、いっ。ために

 ええ、

朝日が

   かなしんでいます! ;canon à 4

   わたしに、この

   わたしの周囲

   わたしにだけに

   陽光。あっ

    かなしんでいます!

   朝の、この

    わたしに、この

   赤裸々で、しかも

    わたしのすべての

   やさしすぎてさえもいた

   傷い?

   微光。わたしは

    細胞が。あっ

     かなしんでいます!

   息吹いてられるか

    陽光。朝の、ん?細胞膜。この

     わたしに、こっ

   な。なっ、わたしは

    赤裸々な躍動

     この、わたしのすべてを

   息づかえるか

   かゆい?

   な。なっ

      かなしんでいまっ

    微光。わたしは

     迂回して。この

   な、

      の、わたしに。この

    息吹いていま

     あやうい…す!周囲が

   な、…ええ

      すべてを、そう。わたしが

    息づかっていま

     置き去りに、し。この

   完璧な、…ん?このまま

見よ!その ;recitativo

   ん?

   放置のなかに ;contrapunctus à 4

      処罰されな…あくまでも。いっ

    わたしには、いくつもの

     だっ。大胆な

   放棄、その持続に

      だれにも。ここにも

    秘密のたのしみさえ

     だっ。だいな…て!し、

   放擲の日々に、ええ

      だいなしじゃんか!わたしは

    あったりするん

     もう、じぶん傷つけよろこぶのやめ

   安逸。赤裸々な

   知っ

    放っておけよ。勝手に

   知っ

    腐乱するべく

   知っ

    生き延びるだろうさ

   ねぇ、気づいてる?猶も

   わたしは飢渇を

      知っ。…して

    廃棄してくだ

     欠損。切実な

   訴えていられる

      シカト。知っ

    だっさい。ね!…ん

     残骸。しかも

   そうでありえる

      知っ。…え?し、つづけ

    わたし。この…んっ

     誠実な駆動

   ええ。深刻に化け物みたい

   なっ!

      ええ

    のだ。…か

     よ?

   ら

    いっ

     なにを、さ

   ら

   いっ

    たい、よ

   の、…んっ

われわれはもっとすこやかな息吹きを肌の周囲に感じつづけていてもいいはずなん ;recitativo

   そう、

   と、

   交錯。はげしく ;antiphona

    見ようと、事実

   俊敏で、しかも

    いま。わたしは

   かつ、いわば

    唐突にいまや

   なめらかな、…だから

   ひらけて仕舞っ、仕舞っ

    希求と、しまった!その

   風景を。この

    放棄との

   だから、いまだにまあたらしい

    絶望?いいえ

   風景の、この。なかに

   わたしにはそんな

    わたっ。し、自身を

   単純に語彙の

    と。かつ

   定義がなぜかこう、わかったようでわからな

    明晰な不快が

   じゃない?

   くもりのない

    ともあれ、いまだ

   苛立ち?…に

    執拗にこの

   あやうく似きらない、ん?いわば

    わたしが。猶も

   なに?

   わたしと、そう

    違和感。…どう?わたしは

   呼ばれているべきそんっ

    わたし、

   存在。ええ、そう

    わたし、と

   存在が、そう!この

   ささやきすぎていませんか?

    希求と、その

   わたし、

    なに?なにを

   わたし、と

    希求し?…と、その

   病的に、これら

   放棄との。過剰な

    ささやきすぎていまっ…あなたは。むしろ

   交錯のさまざまな

    否応な…わたしが?く、病み

   なに?震動

    病みきって仕舞っ

   の、ような

   った。った、おそるべき生態

    感覚。…揺籃?

   無力。かつ

    暴力的な。…の、なかに

   ひ弱で、そう。もうおどろいちゃうくら

    だから

   いっ。みじめな

   動揺しつづけていたと謂う

    微動。なまぬるい

     いいえ

   信じがたい、この

      え?

    あえぎ声。そう、

     いいえ。けっして

   事実を


   あっ








Lê Ma 小説、批評、音楽、アート

ベトナム在住の覆面アマチュア作家《Lê Ma》による小説と批評、 音楽およびアートに関するエッセイ、そして、時に哲学的考察。… 好きな人たちは、ブライアン・ファーニホウ、モートン・フェルドマン、 J-L ゴダール、《裁かるるジャンヌ》、ジョン・ケージ、 ドゥルーズ、フーコー、ヤニス・クセナキスなど。 Web小説のサイトです。 純文学系・恋愛小説・実験的小説・詩、または詩と小説の融合…

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